今までいただいたご質問の中で多かった質問とその回答例です。
詳細画面から専門家に、メール相談や直接会っての面談などを申し込むことができます。
社内での情報連携がうまくいっていません。クラウドサービスを活用すれば、電話やメールでのやり取りよりも確実と聞きました。どのようなものか教えてください。
クラウドサービスを活用すれば、安く・簡単に情報連携ができるようになります。
クラウドサービスは、インターネットを通じて複数のコンピュータ(PC、スマートフォンなど)を簡単につなげて、情報を一元的に管理できるようにするサービスです。このサービスの登場によって、安く・簡単に情報連携ができるようになりました。メリットと具体的な活用法は次の通りです。
【メリット】
①情報を簡単に共有できる:クラウドに保管した情報は、インターネットに接続している複数のコンピュータ間で自動的に同期され、いつでも最新の状態で利用できます。情報をUSB・CD・DVDなどのメディアにコピーして配布する必要がありません。
②情報を一元的に管理できる:仕事で使うファイル(見積書、提案書など)を複数のコンピュータで扱っても、クラウドに保管すれば、同じファイルが複数のコンピュータに散らばることはありません。散らばった複数の同じファイルの中から最新のものを探し出さなければならないという無駄もなくなります。
【具体的な活用法】
現在、多くのクラウドサービスが提供されています。その中でも、無料で使い勝手の良い「Googleカレンダー」「Evernote」についてご説明します。
①Googleカレンダー:Googleカレンダーは、クラウドでスケジュール管理できるサービスです。数人でスケジュールを共有すれば、自分のスケジュールを相手のカレンダーに表示したり相手のスケジュールを自分のカレンダーに表示したりすることが可能です。自分のスケジュールを常に最新化することをルール化しておけば、社内会議や取引先に共同で訪問する時のスケジュール調整がスムーズにできます。
②Evernote:メモ・音声・写真・webサイトの記事などの情報をノートという形式でクラウドに保存できるサービスです。部下への指示をEvernoteで共有すれば、指示の実行漏れということも減ります。出先からでもスマートフォンを使えば、気づいたときに指示が出せます。便利な点は、データを入力しなくても、音声メモや画像メモとしても使えることです。指示に対しては確実に返信することをルール化しておけば、指示が確実に実行されたかどうかをチェックすることも可能です。