今までいただいたご質問の中で多かった質問とその回答例です。
詳細画面から専門家に、メール相談や直接会っての面談などを申し込むことができます。
現在サラリーマンをしています。現段階ではまだ新商品の開発は出来ていないのですが会社を設立したいと考えており、成功する事業計画のポイントを教えて下さい。
事業計画は成功への地図ですから達成可能かがポイントです。
質問から、まだ実際のビジネスになる商品・役務が出来ていないと判断しました。マーケティングの立場から考えると経営資源は人+物+金+情報+時間+顧客です。新商品の開発の4stepとして1 リサーチ・困っている事、コレがあれば便利なものを探す 2イメージング・顧客が利用するシチュエーションを考える 3 相手の立場で考える・作る側(売る側)と買う側(利用する側)の温度差を感じる4 常に成功より成幸(せいこう 皆の幸せ)を考える。
事業計画を作成する意味は大きく2つあります。
1つ目は自分の事業の整理と目標設定です。独立は開業がスタートで今は準備期間なので目標10年先をイメージする必要があります。成功するポイントは 1自分の事業を少ない言葉で明確に説明し相手に伝える練習です。 2現実と将来の夢のバランスを考え行動(事業)計画をつくる能力です。3早い段階での黒字化です。ここで最も大切なのは融資を受ける場合、元金の返済できる根拠が必要になります。少なくとも5年先まで毎年の到達点(目標・マイルストーン 返済計画)を明確にしてブレさせない事が信用になります。軌道修正はOKです。 目標達成に必要なスキルの4stepは 1達成可能な売上(120%の努力で出来る範囲) 2具体的に何をするか(プラン) 3誰が見てもわかる進捗の測定基準 4個人的(収入等のご褒美)を意識して計画書を作成する。
2つ目はステークスホルダー(金融機関)に対する理解と資金調達です。ここからは1つ目の項目をベースにして必要資金の計算と借入額を決定する事が大切です。ポイントは 1総事業費の50%は自己資金で残りを融資で賄う計画が最も成功率が高いです。 2売り上げ根拠を明確に説明するデータを作成する事が大切です。 3当初の月次P/Lの利益から返済する事が基本で重要です。
さて、ここからが誰も教えてくれないアドバイスを書いておきましょう。
ここだけの秘密4POINT 1創業時に通帳を作る場合は信用金庫 信用組合で通帳をつくる。2自己資金が少なければハードルが高くなるので、より具体的な資料を提出する。金融機関の担当者が上司にプレゼン出来る準備をしてあげる事です。 3面接時のNGワードは仕事がないので生活の為に独立する ○○でもやってみようと思って、儲からなくても良いですなど表現です。 4新規融資は計画書50%で残りはあなたの信用度・真剣度です。面談日の遅刻や服装や会話が評価されますので上記を意識して頑張って下さい。