今までいただいたご質問の中で多かった質問とその回答例です。
詳細画面から専門家に、メール相談や直接会っての面談などを申し込むことができます。
先日、あるセミナーでガントチャートを事業経営に活用する、という事を聞いたのですが、いまひとつわかりませんでした。どのように活用すればいいのですか?
ポイントは行動を見える様にする事です。
ガントチャートの活用方法ですね。ガントチャート自体はすでにご存じだと思いますので、詳しいご説明は省略しますが、簡単にいうと工事現場などで見かける工程管理をするための表のようなものです。縦軸に項目名、横軸に期間を入れ、いつ、なにをするのかを見えるようにした表のような物です。事業経営に上手に活用する方法は「見える化」です。まずは作ってみましょう。次のステップで作成してみてください。まず達成したいゴール・目標を書きだしてみてください。次にそのゴール・目標の達成期限を決めます。たとえば、半年後の○○月末に□□円の粗利を達成するなどです。次にゴール・目標を達成するために必要な内容に分解します。たとえば「売上アップ」「コストダウン」です。次にはこの「売上アップ」「コストダウン」の中身を分解します。たとえば「商品ごとの売上をどの程度アップするのか?」「コストの内容で、どのコストをダウンするのか?」です。この様にしてどんどん内容を分解してゆきます。どこまで分解するか?ですが、行動レベルまで分解します。つまり考えずに行動できる様なところまで分解します。つまり「粗利を□□円達成する」では無く「○○の期間までの△△の件数の新規顧客を創り、1新規顧客あたり□□円の商品を買って頂く」という様な感じです。ここまで分解すると次は「△△件数の新規顧客を創るためには△△件の新規訪問が必要となり、その為には△△件の訪問リストが必要」という様に「行動が見える化」できますね。あとは実行できたかどうか定期確認です。このように考えて、ゴール・目標へのステップをできる限り細分化し、行動レベルまで落とし込んでください。あとはこれを一枚の表にまとめれば完成です。全体のスケジュールを見て把握しながら「今」「何をすべきか(行動)」が判ります。あとはこの行動が出来たか出来てないのかを定期確認してください。このように活用する事で事業経営のステップが明確になり「今」すべきことに集中できます。ポイントは「行動の見える化」です。頑張ってください。