今までいただいたご質問の中で多かった質問とその回答例です。
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既存事業の他に新規事業を立ち上げたいと考えています。関係者に相談すると、皆に反対されてしまいました。そのため、覚悟ができず、立ち上げを迷っています。
経営者であるあなたご自身が、本当に新規事業を立ち上げたいのか、まずは本音を明らかにしましょう。
経営者の仕事は「決断」です。今回は、関係者の反対にあって、迷いが生じているとのことですね。こういった状況はよくあることではありますが、まずは、経営者ご自身が「決断」しなくてはいけません。
まずは、あなたの深層心理が「新規事業を立ち上げる」のか「新規事業の立ち上げを止める」のか、どちらが本音なのかを明らかにすることから始めてください。
具体的には、紙とペンを用意して、机に向かいます。まずは、「新規事業を立ち上げる」という「仮の決断」をしてください。そして、<新規事業を立ち上げるために準備すること>と紙に書いて、新規事業を立ち上げるために必要な、ありとあらゆることを、思いつく限り書き出してみてください。レベル感の違う事柄であったとしても、とにかく思いついた順番で書き出していきます。もうこれ以上思いつかないとなったら、終わりです。気分転換をして、今書いたことは、いったん忘れてください。
次に、「新規事業の立ち上げを止める」という「仮の決断」をしてください。そして紙に<新規事業の立ち上げを止めるためにしなくてはいけないこと>と書いて、やるべきことを思いつく限り書き出してください。
最終的に、2つの「仮の決断」で、書き出した分量の多い方が、あなたが「深層心理で決断しようとしていること」になります。実はこれは、あなたの潜在意識が、どちらの決断を選択しようとしているかが明らかになる方法なのです。
「決断」に迷った時に、是非一度試してみてください。