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最近、キャリアパスという言葉を耳にしますが、キャリアパスって何でしょうか?企業や従業員にとって重要なことでしょうか?
キャリアパスとは、企業内における「キャリアアップの道筋」のことです。示すことで、従業員の定着やモチベーションアップにつながります。
少子高齢化による労働力人口の減少により、雇用の確保がますます難しくなっていきます。そんな中で最近、キャリアパスという言葉を耳にする機会も増えてきたのではないでしょうか。特に介護事業所などでは、処遇改善加算を受けるための要件となっているので、よく御存じの方も多いかと思います。キャリアパスとは、ひと言でいうと企業において従業員がどのようにキャリアを積んでいけるかという道筋のことです。従業員の「この会社にこのままいて自分は将来どうなっていくのだろうか?」という不安をなくすために、キャリアパスを示すことによって、モチベーションを上げ、雇用の確保にもつなげていこうというものです。
例えば、具体的には次のような仕組みを作ります。
1、キャリアアップするための職位の階層を作る
例)一般職3級→ 2級→ 1級→ 管理職2級→ 1級など
効果=社内でどのようにキャリアアップしていけるのかが分かる
2、階層ごとに求められる業務内容、能力等を設定
例)一般職1級=○○をすることができる。〇〇の資格が必要。
効果=それぞれの階層ごとの必要な能力が分かる
3、必要な研修制度を設定
例)一般職1級=リーダー研修に参加する
効果=それぞれの階層ごとで、どんな研修が受けられるのかが分かる
4、賃金制度と結びつける
効果=それぞれの階層ごとに、どの程度の賃金がもらえるのかが分かる
5、評価制度と昇格条件を設定する
効果=上の階層に上がるための条件が分かる
「年功序列」「終身雇用」などと言われた時代においては、このようなキャリアパスを明確に示さなくとも「頑張っていれば自分の立場も良くなっていく」と思えたかもしれませんが、現在は、多くの方が将来に対して不安を感じています。そんな中で、キャリアパスをしっかり示してくれる会社は、従業員にとって働きやすい安心して働ける会社と言えるのではないでしょうか。