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大阪の中小企業支援機関。 大阪産業創造館(サンソウカン)

自己資金が少ないのですが、創業借入は可能でしょうか。

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  • 自己資金が少ないのですが、創業借入は可能でしょうか。

    創業融資の申し込みを行う時、自己資金が少ないと融資が通りにくいと知人から聞いたことがあります。現在の給与ではたくさんの自己資金を準備するのは難しいです、融資は難しいですか。

    自己資金は多い方が有利ですが、補完できる要素もあります。


     創業時に自己資金が多い方が融資が通りやすいのは事実です。創業をするとき、自己資金が重要になる理由があるからです。主なものは次の3点です。
    ①返済負担の軽減
     自己資金が少なく借入金への依存度が高いほど、毎月の返済負担が増加します。結果として目標・ノルマの売上が大きくなりますので、売上計画達成が難しいと判断されると融資は受けられません。借入返済負担を少なくすることが、成功のポイントとなります。
    ②収支黒字化までのつなぎ資金
     創業計画通りに売上が上がり、きちんと利益が出て黒字になるまでには時間がかかります。先輩経営者のアンケートでは半年程度は赤字が続くとの声があります。創業後の赤字に耐えて黒字化まで資金をつなぐためにも、自己資金の準備が重要になります。
    ③創業準備の証
     創業に向けた熱意や準備、計画性をアピールする要素としての重要性です。将来の開業に向けてコツコツと資金面も準備してきたという履歴があれば、融資の時にプラスの評価を受けられます。
     自己資金の準備額は大いに越したことはないのですが、補完してアピールできる要素としては、③の創業準備の証です。少ない自己資金でも計画性や熱意をアピールできるポイントがあります。
     創業する同業種で、しっかり経験を積み、技術身につけ人脈をつくり、毎月の給与から少額でも積立預金にまわして貯金をしていれば、地道に創業に向け準備していると熱意への共感が生まれ、創業融資の審査においてプラスの評価を受けることが出来ます。
     そのためにも、創業前から総合口座通帳を活用しておくことが重要です。給与の振込、公共料金やローン・家賃の支払い、創業準備貯金、これを通帳にしっかり記帳しておくと、資金準備の計画性だけでなく、お金の出入りをしっかり管理しているということをアピール出来ます。収入(収益)と支出(費用)を管理するのは経営の基本ですので、経営者になる準備としても、通帳を活用して資金を管理することを心がけてください。

回答した専門家
創業全般

永井 俊二

創業支援の最前線で得た経験を生かして、起業・経営される皆様を親身にサポートし...

創業や経営は、不安と隣り合わせですよね。「資金は、計画は、これで大丈夫だろうか?」と感じた時に、どうぞお気軽にご相談ください。
金融機関の創業支援、融資の最前線で経験した豊富な支援事例を踏まえて、主に資金調達や事業計画書作成の面で、融資課長のホンネを交えたわかりやすい説明とアドバイスをお届けします。皆様の創業や経営を全力でサポートさせていただきます。

ライセンス

中小企業診断士
一級販売士

重点取扱分野

○資金調達・融資を前提とした創業計画書・事業計画書の作成

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