キャッチコピーは、どのように考えて作れば効果的になりますか?の相談詳細(回答) « よくある経営・法律相談 « 経営に役立つ情報 « サンソウカン経営相談室

大阪の中小企業支援機関。 大阪産業創造館(サンソウカン)

キャッチコピーは、どのように考えて作れば効果的になりますか?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • キャッチコピーは、どのように考えて作れば効果的になりますか?

    当社の新サービスをアピールするチラシを作ろうとしています。サービスを魅力的に伝えるキャッチコピーを書きたいのですが、普通の文章しか思い浮かびません。どのように考えれば、よいコピーを作れるでしょうか?

    サービスを利用する相手の気持ちや悩み、生活を想像しましょう。



    新サービスということは、チラシで訴えたいサービスの特長は明確になっているのだろうと思います。しかし、それをそのまま説明しても普通に思える、ということでしょうか。

    (1)【特長の整理】
    初めに、訴えかけたい新サービスの特長(強み)を整理しておきましょう。

    (2)【ターゲットの設定】
    サービスは誰に利用してもらいたいのか。ターゲットを明確にしておきましょう。性別や年齢のみならず、職業や趣味、願望や悩みなど、そのターゲットがどんな生活を送っている人なのか、具体的に想像力を膨らませて設定しましょう。

    (3)【ターゲットにとっての価値整理】
    1で整理したサービスの特長が、2で設定したターゲットの人にとって、どんな意味や価値があるのか(=サービスを利用することでどんなメリットがあるのか)を考えてみましょう。ターゲットがどんな願望や悩みを持っているのか、そして新サービスがターゲットの生活や気持ちをどのように変えるのか(良くしてあげるのか)を考えてみましょう。

    (4)【価値の言語化】
    3で考えたことを文章にしてみましょう。文章の長さは意識せずに、考えをきっちりと整理するように書いてみてください。

    (5)【キャッチコピーの作成】
    4でまとめた文章をベースにしてキャッチコピーを考えます。長さは5〜20文字程度に収まるようにしましょう。すべてを言い切る必要はありません。4で考えたことを伝えるために、まずターゲットに最初に何と呼びかければよいかを考えます。願望や悩みを持つターゲットの関心をキャッチすることを心掛けましょう。
    ◎ターゲットや時流に合わせて流行りの言葉を入れる
    ◎驚きや発見のある知識・情報を盛り込む
    ◎データ的な数字を入れる
    ◎疑問形や質問形式の文章にする
    ◎気持ちに寄り添うような語りかけの文章にする

    など工夫できることがいろいろあります。
    単にサービスの説明をするのではなく、サービスを利用する人の気持ちから考えることが大切です。そして、何と呼びかけられたら心が動くか。それを想像してみることです。

    (回答日:2025年10月6日)

回答した専門家
販売促進・広告戦略

生駒 達也

同じモノでも、伝え方ひとつで見え方が変わります。何を変えるか、どこから始める...

「商品の良さを知らせたい」、「会社の認知を上げたい」、「ブランド力を高めたい」。でも、何をどうすればいいの?そんなお悩みがあるなら、ご相談ください。御社の課題をお聞きして、何を始めるか・どう始めるか・どう考えるのか・どう変えるのかなど状況に合わせてアドバイスいたします。販促や宣伝、PRなどの進め方はもちろん、その前にやるべき情報の整理やコンセプトの立て方などもサポートします。

ライセンス

重点取扱分野

・各種販促物、広告物の制作アドバイス(印刷物、WEBコンテン...

カテゴリーで相談を探す

ページトップへ戻る