今までいただいたご質問の中で多かった質問とその回答例です。
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銀行に融資をしてもらうために、事業計画書を書いて提出しなくてはいけません。どうやって書けばいいのでしょうか?
事業計画書のフォーマットを「埋めていく」という作業は絶対にやめてください。
事業計画書を書く前に、以下について整理をしてください。
(1)あなたがいま行っているビジネスで、あなたのお客様はどんなハッピーを得ることができるのですか?(対象顧客、提供商品・サービス の明確化)
(2)なぜ、そのハッピーが実現するのですか?(リソース、強み の明確化)
(3)そんなお客様の「満たされない思い」は何だと考えますか?(業界の変化、競合の動き、消費者行動の変化、経営上の課題 などの明確化)
(4)お客様の「満たされない思い」を、あなたはどのようにして解決しようと考えていますか?(具体的取り組み の明確化)
(5)これまでのビジネスの業績の推移と、今後の資金繰り計画はどんなですか?
(6)定量目標が明確である今後の行動計画はどんなですか?
上記が明確になって初めて、事業計画書の記入に取りかかってください。
ここでお伝えしたいのは、フォーマットが決まっている事業計画書であっても、最終的には「あなたの会社/店の繁盛ストーリー」という物語仕立てに仕上げることが重要です。
事業計画は、起承転結がある「あなたとお客様の繁盛物語」なのです。
このことを意識して、事業計画書を書くようにしましょう。ただフォーマットを埋めるだけの作業とは違い、読む人(銀行)の心に訴えかける事業計画書ができあがるはずです。
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