今までいただいたご質問の中で多かった質問とその回答例です。
詳細画面から専門家に、メール相談や直接会っての面談などを申し込むことができます。
新聞折り込みチラシを試してみましたが、まったく問い合わせがありませんでした。顧客獲得するにはどのようなチラシにすればいいでしょうか?
見込顧客の気持ちになって、チラシに記載する内容を考えましょう。
多くの新聞折り込みチラシが読まれることなく捨てられています。なぜかというと、私たちの身の回りに、広告などの情報量が多すぎるからです。私たちの身の回りにある、その広告の多くは、私たち一人一人にとって、不要のものです。見込顧客のほとんどが「もう広告は要らない」あるいは「売り込まれたくない」と考えています。まずは、そういう見込顧客に目を留めてもらう必要があるということにご留意ください。
では「広告は要らない」と感じている見込顧客にどうやって、自社のチラシを読んでもらうのか。
まずは、「これは、私に関係のある話だ」「私に必要な情報だ」と感じていただけるような、わかりやすい、が必要です。さらには、折り込み広告が多い業種の場合は、「いかにも広告」という印象を与えないこともポイントになる場合があります。
「いかにも広告」感を感じさせずに、「私にとって必要な情報」と感じてもらえるようなキャッチコピーをどうやって考えるのかですが、これについては、自社がお客様に提供する価値(メリット)が端的に伝わるものであって、他社との違いがよくわかるものを考えてください。お勧めはお客様の言葉をそのまま使うことです。
既存のお客様を対象にヒアリング調査やアンケート調査を実施して、
・自社をなぜ選んだのか。利用しているのか。
・自社を利用してどのようによかったか。気に入っている点。
など、お客様のリアルなご意見を集めてみてください。
その中から、特徴的な言葉(自社ならではの価値が伝わり、他社との違いが伝わるもの)を選んで、キャッチコピーに使われることをお勧めいたします。
見込顧客に、自分の困りごとが解決されてハッピーになっている将来像を、実感のある、わかりやすい、リアルなキャッチコピーで伝えることによって、まずは目を留めてもらえるチラシにするようにしましょう。
キャッチコピー以外の記載内容についても見込顧客の気持ちになって
・知りたいポイントが盛り込まれているか。
・予想される見込顧客の不安感・懸念事項を解消する説明が盛り込まれているか。
・他社との違いが明確にわかるか。
・「売り込まれている感」を感じさせない表現になっているか。
という観点でチェックをしてみるようにお願いします。
なお、既存のお客様を対象にヒアリング調査やアンケート調査をすることによって、
・自社に対する良い評価を知ることで、社員のモチベーションが高まる。
・自社の商品・サービスの改善のきっかけを得られる。
という副次的な効果もあります。