面談　利用者インタビュー

ビジネスの道筋が見えない

経営相談室を利用する前までは、下請け作業に追われて、自分の独自性を出したビジネスができていないことに悩んでいました。そこで「人の想いを形にするビジネス」として終活や企業のインナーブランディングに絵本を活用するサービスを始めたいと思いましたが、なかなか前に進まず、切羽詰まっていました。当時から自分のビジネスにかける思いは強く必死で考えたビジネスアイデアはあったのですが、ターゲットの設定やアプローチ方法、マネタイズまでの道筋など、具体的なビジネスプランに落とし込むことができていませんでした。そんな時に経営をサポートしてくれる大阪産業創造館 経営相談室があることを知り、アドバイスを求めることにしました。

さまざまな専門家からのアドバイス

まず「ビジネスプランサマリーシート」を活用して、ビジネス全体を俯瞰し、客観的な視点でアイデアをビジネスプランに落とし込むことを学びました。特に私が考えているビジネスは一般的なサービスではないため、第三者にわかりやすく伝えることの重要性を認識しました。その後、さまざまな専門家と面談し、自分自身のパーソナルブランディングやサービス内容を固め、SNSやホームページで効果的に発信する方法についてアドバイスを受けました。特にホームページは自分で制作していたため、ホームページの専門家に分析していただき、客観的かつ具体的なアドバイスが得られ、ホームページを充実させられたことはとてもありがたかったです。

新規の受注を獲得

自分ひとりでビジネスを考えていると客観性を欠いたり、壁にぶつかったりすることもありましたが、相談することでビジネスが整理され、自分の強みも明確になったと思います。また、経営相談室のコンサルタントに壁打ち相手になってもらい、お客さま目線で客観的にビジネスプランが磨かれることで、自分のビジネスに自信が持てるようになり、臆せずお客さまにアプローチできるようになりました。
さまざまなアドバイスを参考にサービス内容やブランディングを固め、ＳＮＳやホームページで効果的に発信した結果として、企業や教育機関から「人、想い、伝統」を大切にしたオリジナル絵本の受注に成功するなど、ビジネスが大きく前進していることを実感しています。

寄り添ってくれる安心感

課題に応じて複数回にわたり面談をさせていただきましたが、経営相談室を利用して本当に良かったと思っています。自分だけでは解決できなかった課題について多くの専門家に相談することで解決し、ビジネスを前に進めたことはもちろん良かったのですが、必要に応じて進捗を確認し寄り添ってくれることも安心感があり、非常に心強く思いました。
今後は法人化も検討しており、仲間と共に規模を大きくして、困っている人や悩んでいる多くの人の力になりたいという将来ビジョンがあります。まだまだ経営課題は尽きない状態ですので、今後も経営相談室を活用して前に進みたいと思っています。
経営や起業について悩まれている人は、まず一度経営相談室に行ってみてください。

（公開日：2025/5）