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クラウドファンディングは寄付集めというイメージなのですが、企業の新しい販路の開拓やテストマーケティングに使えるのでしょうか?
クラウドファンディングを使って企業が新規の販路開拓することが益々増えてきます。
クラウドファンディングとは困った人を助けるため、皆が少額資金を支援してお金を集めるというイメージが強かったですが、最近は企業が新商品や新サービスをクラウドファンディングのプラットフォームを活用して、テストマーケティングをする事例が増えてきています。
プラットフォームに新商品や新サービスを出展することで、エンドユーザー(一般消費者)の反応を見ることができます。新商品・サービスが世の中に受けるか受けないかを試してみることができます。今までは企業はこのテストマーケティングを「展示会」などでやっていました。今は展示会の代わりにクラウドファンディングを活用されるようになってきました。展示会に出展するには約100万円以上のコストがかかりますが、クラウドファンディングに出展するにはページ制作費用と少しの広告費だけですみ、コストダウンできます。しかも、エンドユーザー(一般消費者)からダイレクトに声や意見・感想が貰えます。そのユーザーの声が励みになったり、次の商品開発にフィードバックできるアイデアにもなります。商品開発にクラウドファンディングを組み入れることで、一般消費者の参加型の商品開発をすることもできます。これを繰り返すことで、その企業のファンになってくれる消費者も増えるでしょう。
クラウドファンディングは主にBtoCという一般消費者向けの商材に効果がありますが、BtoBの会社からも「問い合わせ」が入り、新規卸売りの取引に繋がる事例も多く見られます。クラウドファンディングがきっかけで、マスメディアに取り上げられる可能性もあがり、思わぬ販路からの商談が舞い込んだりということもあります。
今、多くの人がクラウドファンディングに注目しています。ネット通販では価格競争が激しいですが、クラウドファンディングは作り手の想いやこだわりなどをじっくり読んで頂けます。共感してくれた消費者が応援という気持ちを乗せて購入頂けますので、価格競争にはなりにくいです。ですので、企業にはクラウドファンディングを活用して、新しい販路、顧客開拓をするチャンスが訪れています。是非、クラウドファンディングに一度、チャレンジしましょう。