今までいただいたご質問の中で多かった質問とその回答例です。
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海外の販売先、仕入先を開拓するのに、越境EC等のオンラインツールを活用してチャレンジをしようと考えています。取組みを成功させるためには、どのような点に気を付けるべきか。ポイントを教えて下さい。
ツールの特性を理解し自社にあったものを選定し取組むことが重要です。
近年のインターネットの進化は、国際貿易においても越境ECという形でオンラインツールを活用したビジネスに発展しています。
オンラインでの販売を行う売り場として、既成のフォーマットに多数のショップが集まっているオンラインショッピングモールと、自社でインターネット上にネットショップを開設するものとがあり、オンラインショッピングモールでは、集客はしやすいのですが、その中でいかに差別化するかといった特徴があり、自社ネットショップではアクセスそのものをいかに獲得するかといった特徴があります。
オンラインショッピングモールでは、フォーマットの枠の中で写真の魅せ方や購買者の愛顧化、レビューの向上などを目指した販売促進が、自社ネットショップではSNSやブロガー等を活用したページの検索、誘導を行うための来訪促進が必要となります。
オンラインモールには、BtoCの市場獲得を狙うもの、BtoBでのビジネスチャンス繋がりを目指すもの、業種や地域に特化したものなど、様々な形態がありますので、自社の戦略にあったものを選定されたり、それぞれの強みを組み合わせて活用されたりすることなどを検討して下さい。その際、モールの手数料、掲載にあたっての条件、商品物流の方法、代金決済の手段等を確認され、主体的な利用を行うことが重要です。
海外にオンラインショッピングモールでの販売や仕入をするパートナーを作り、成功している事例もあります。
また自社で越境ECサイトを作成される際は、対象市場からアクセスのしやすいサーバーによる管理や、対象地域の消費者の好みにあったWEBデザインにされるなどの工夫、購入時の配送をしやすいようにするための国際宅配便や、代金支払いのために信頼できるインターネット決済の導入等をされることをお勧めします。