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この頃QRコード決済の会社が導入を勧めてきますが、導入すれば売り上げは伸びるのですか、教えて下さい。
売り上げを伸ばす事は可能です。
「キャッシュレスになると売り上げは伸びますか」の質問に対して背景から説明します。
現在日本は観光立国として2020年に年間外国観光客の訪日4000万人を目指し、外国人労働者を5年間で345000人を受け入れる体制を引き大学等の留学生枠も拡大します。
去年の観光客が多かった国は「中国」「韓国」「台湾」「香港」「アメリカ」です。アジア系の観光客に普及しているのがクレジットカードとQR決済なので、QRコード決済は各社力が入っています。現金とキャッシュレスで支払った場合現金よりもキャッシュレスの客単価が高い結果が出ています。衝動買いの原理が働いていると推察されます。
次にキャッシュレスの種類を説明しますと、クレジットカード(JCB等)電子マネー(ICOCA WAON等)ORコード決済(Pay Pay等)で私見の予測使用率は50:40:10です。政府は2025年の万博までにキャッシュレス比率を40%の目標にしており、40%の内訳が先に述べた50:40:10です。売上を伸ばすには消費税増税の10月から翌年の6月までの9カ月間、小規模事業者対策としてクレジットカード等の支払手数料を国が補助するので実質2%代で済みます。又この期間、お店を決済業者経由で国に登録してもらえれば期間中キャッシュレスの消費者は利用金額の5%が還元されます (5%還元の原資は業者と国でお店は負担ゼロ)。
よってキャッシュレス対応店として5%還元シールなどを貼っているお店にキャッシュレスのお客が集まる可能性が大きいです。期間終了後も利用額に応じて還元ポイントは各社実施して行く事が予測されます。キャッシュレスで購入する、またクレジットカードでチャージするとポイントが貯まり1ポイント=1円で使用可能です。使えばお金が増える仕組みになっている事が更に衝動買いを増加させる要因になりそうです。QR決済業者・デビットカード業者の選定で利用者数が増減すると推察されるので注意しましょう。