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大阪の中小企業支援機関。 大阪産業創造館(サンソウカン)

製造現場の技能伝承を進める方法

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    団塊の世代が定年を迎えて、ベテラン社員が退職していきます。しかし、次世代の社員には、先輩の技術伝承がなかなか進んでいません。製造現場の技術伝承を、どのように進めるとよいのでしょうか。

    スキルマップを作成し、カンコツマニュアルを作りましょう。


    1.スキルマップの作成
     技能伝承したいスキルについて、担当者別に習熟度に応じて◎〇△×の4ランクに分けてリストアップして一覧表にします。「完全にマスターしており人に指導できる」を◎、「時間内に作業ができる」を〇、「したことはあるが人にアドバイスを求めることがある」を△、「まだしたことがない」を×、などに分けます。技術伝承すべきスキルについて、誰が、いつ、どのスキルを、修得するのかを見える化します。
    2.カンコツマニュアルの作成
    中小企業では、まだマニュアルを作成していない企業も多くあります。技術伝承したいスキルについて、教えられる人の身になって、分かりやすく、根気よく、教えます。習熟に時間がかかっても習熟が困難なスキルほど、他社からも模倣が困難であり、企業の独自技術になります。
    スキルを習熟すると、教えられる人がマニュアルを作成します。教えられる人がマニュアル作成する理由として、教えられたことが100%分かっているかどうかは、教えられた人がアウトプットすることでしか分からないからです。備考には、カンコツも記載します。音が変わる、手であたりを取るなどのカンコツが重要なポイントである時があります。教えた人はマニュアルを見て、漏れがないか、まだ言い足りないことがないかをチェックします。マニュアルを作成する時に、ビデオをとって何が悪いか、どうすればよくなるかチェックすると分かりやすくなります。カンコツマニュアルでもスキルが足りない場合は、OJT訓練で補います。指導した人が認めた時に習熟度を〇とします。

回答した専門家
生産管理

窪津 正充

企業様の気になる問題について、深く考えて支援いたします。お気軽にご相談して下...

社長様の想いを現場レベルまで行き届けるのが信条です。企業の方向性に寄り添いながら、ともに高みを目指して支援いたします。現場が好きで、現場・現物・原則の三現主義に基づいて、その場その場に応じて企業とともに考えていきます。コンサルティングにあたっては、現場に入り込むことにより実践的な診断・支援をしたいと思っております。

ライセンス

中小企業診断士
危険物取扱者甲種

重点取扱分野

■生産管理、現場改善
・5Sによって現場を見える化し、...

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