家電部品の外装に使用される塗装の精度向上と、コストダウンを求める大手家電メーカーからの依頼に、特殊印刷装置の製造を行う市内企業の技術が認められ新たな取引が始まる。これにより、メーカー側は、塗装による塗料のロス改善や、量産スピードの向上など多くの成果が出た。
電子部品の製造装置メーカーから、新規取引先探索及び部品のコストメリットの追及に際して、適した企業の紹介依頼が寄せられ、治具・工具の内製から行い、アルミ材の精密切削加工を実現している企業を紹介。企業の技術力・コスト対応力が認められ、新規取引につながる。 その後も、このマッチングをきっかけに、同メーカーの中で別の受注に広がっている。
大手家電メーカーのデザイン部門との連携の中から、新素材や、新たな工法などの長期的な提案・情報交換が実を結び、製品の外観に採用が決まった。
技術やデザイン担当者との情報交換の中から、短期的な活用目的だけでは無く、これからのパートナー企業を探すための見学会を実施。大手企業の複数部門の担当者が中小企業を訪問し、活用できる技術の提案を受けた。