【大阪公立大学「オープンラボラトリー」】<会場受講>海洋科学技術センターの活動紹介|イベント・セミナー申込画面|大阪産業創造館

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【大阪公立大学「オープンラボラトリー」】
<会場受講>海洋科学技術センターの活動紹介

No.42468

開催日時 2023年12月18日(月) 13:30-17:00
開催日時補足 (交流懇親会 17:10〜18:30)
開催場所 大阪産業創造館6F 会議室AB ※受付開始は、開始時間の30分前です。
定員 40名
 満席になり次第、締め切ります
申込締切日 ※(交流懇親会 17:10〜18:30)への参加受付のみ、12/13(水)で締め切ります
料金 無料 
 ★ユーザー登録1件につき1名様しか参加できません
 ★お連れ様は別途ユーザー登録と申込が必要です
お支払方法 ※交流懇親会参加の場合は2,500円必要
お問合せ先 大阪産業創造館イベント・セミナー事務局
〒541-0053 大阪市中央区本町1-4-5
大阪産業創造館
TEL:06-6264-9911 FAX:06-6264-9899 E-MAIL:ope@sansokan.jp
受付時間:月‐金 10:00‐12:00 13:00‐17:30 (祝日除く)
交通機関:Osaka Metro「堺筋本町駅」下車
「中央線」1号出口「堺筋線」12号出口 各徒歩約5分

もしくは
大阪公立大学大学院工学研究科産学官連携推進委員会
大阪公立大学URAセンター
〒558-8585大阪市住吉区杉本3-3-138
TEL: 06-6605-3550 FAX: 06-6605-2058
E-MAIL: gr-knky-sangaku@omu.ac.jp
大阪公立大学 https://www.omu.ac.jp/
大阪公立大学大学院工学研究科 https://www.omu.ac.jp/eng/
主催:大阪公立大学大学院工学研究科/大阪公立大学URAセンター/大阪産業創造館(公益財団法人大阪産業局)

オープンラボラトリーとは?

産学官連携をめざす“出前”研究室
大阪公立大学大学院工学研究科は、産業界、社会との活発な交流を通して大学における基礎研究のさらなる発展を期するとともに、有機的な「産」・「学」・「官」のパートナーシップを築き、萌芽的、挑戦的な応用研究の開拓によって、大阪市・堺市を中心とする地域に密着した新しい産業の創生と育成、都市大阪の再生に積極的な役割を果たすことをめざして重点研究部門についての最新の研究成果、これまで培ってきた基礎研究の成果を、“出前”研究室という形で広く社会に発信いたします。

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今回のテーマ

第93回テーマ

「海洋科学技術センターの活動紹介」

地球の表面積の70パーセントを占める海洋は、ほとんど全ての資源を輸入に頼るわが国にとって極めて重要な国際物流の場です。また、海洋は地球環境をはじめ、食糧問題、エネルギー問題の解決の鍵を握っており、これら地球規模の課題を解決するためには海洋科学技術の発展が欠かせません。

研究対象となる海洋は、海上だけでなく海中および海底まで広がっており、陸上の技術を直接利用することができないため、海洋科学技術に特化した研究開発を行う必要があります。しかし、海洋の利用に関わる研究は、海洋人工物の開発運用に加えて、海洋エネルギーや深海底資源、地球温暖化や海洋汚染、海上輸送の安全保障や水産資源管理など、多岐の領域にわたっており、個人の研究や特定の専門分野だけでは解決することができません。
本センターは、海洋科学技術に特化した研究開発やコンサルティングを行う専門組織として、本学大学院工学研究科のエキスパートの横断的な協力体制を構築し、さらに国内外の他機関との連携協力を推進することで、海洋科学技術の研究開発における拠点化をめざすとともに、近未来の時代の要請に応えるための海洋科学技術の創生と革新的なものづくりに必要となる要素技術を開発し、これらの早期社会実装を推進しています。
このオープン・ラボラトリーでは、5名の講師をお招きし、海洋科学技術センターの活動を紹介します。

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プログラム

■13:30〜13:35
開会挨拶
海洋科学技術センター長
海洋システム工学分野 教授  橋本博公

■13:35〜14:15
『進化する船舶技術と大学の役割』
海洋科学技術センター・コーディネーター
大阪府立大学 名誉教授  池田良穂


最も少ないエネルギーで大量の貨物を運ぶ船は、輸出入貨物の99.6%、国内物流の40%を担う社会インフラである。1970年代のオイルショック時に50%余り向上した船のエネルギー効率は、近年のCO2排出量の削減要請に対応して、さらに50%もの効率向上をめざしており、さらにAI技術を活用した安全性の向上も進んでいる。進化する船舶技術の動向と大学の役割について説明する。

■14:15〜14:55
『海洋科学技術センターがめざすもの』
海洋科学技術センター長
海洋システム工学分野 教授  橋本博公


海上輸送に加えて、洋上風力発電や沖合養殖施設の建設など、広大な海洋空間の更なる利用が期待されている。海洋科学技術センターは、海洋科学技術に特化した研究開発やコンサルティングを行う専門組織として2021年5月に設立された。当センターの設立趣旨について説明し、構成員や主たる研究シーズ、現在進行中の研究開発プロジェクトや今後の戦略について紹介する。

■14:55〜15:35
『代替燃料利用船舶の実質GHG削減量の評価』
海洋システム工学分野 教授  中谷直樹


世界的な脱炭素化の動きにより、国際海運においても、早期にGHG排出負荷の少ない代替燃料への移行が求められている。しかしながら、運航時のみの排出削減だけでなく、代替燃料利用の採掘等も含めたライフサイクルを包括した実質的なGHG削減量を評価しなければ、真の意味での削減にはならない。ここでは、様々な代替燃料利用の包括的なGHG排出量を算出し評価した事例を紹介する。

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■15:35〜15:45  休憩(10分間)

■15:45〜16:25
『ROSを活用したシステム構築技術』
大阪産業技術研究所 電子・機械システム研究部 主任研究員  赤井亮太


ドローンや自律移動ロボットなどロボットシステム開発の分野では、開発用のソフトウェアやツールの標準化が進められている。なかでも、ROS(Robot Operating System)というソフトウェア・プラットフォームが広く活用されており、その利用が水上・水中ロボットにも広がりつつある。そのROSを紹介するとともに、ROSを活用したSLAM(自己位置推定と環境地図作成の同時実行)について解説する。

■16:25〜16:55 
『大阪公立大学試験水槽の紹介』
海洋システム工学分野 教授  片山 徹


大阪公立大学なかもずキャンパス(旧大阪府立大学)には、1947年から船舶動揺水槽がある。この水槽は当初船舶の風波浪中での動揺・転覆問題に関わる研究をするために造られ、現在でもその研究は続けられている。一方で、大学の水槽は商用水槽とは異なり、新たな研究実施のために進化を続けている。この水槽の進化の過程とこれまでに実施されてきた様々な実験について紹介する。

■16:55〜17:00
閉会挨拶
産学官連携推進委員会副委員長  堀邊英夫


■17:10〜18:30
交流懇親会


【ライブ配信による参加をご希望の方はこちらよりお申込みください。】

最近のオープンラボラトリーの発表テーマ(開催済)

大阪市立大学大学院工学研究科「オープン・ラボラトリー」の過去の開催内容

(11)『明日を拓くロボットテクノロジー』
第25回:未踏工学分野-ミクロ・ロボティクス
第26回:ロボット用視覚システムの開発と3次元ディスプレイの実現
第27回:安全なロボットを実現する材料

(12)『より良い生活を支えるマテリアルの開拓』
第28回:環境に優しいマテリアル創製テクノロジー
第29回:エネルギーとバイオにおける次世代機能性材料
第30回:マテリアルの物性と計測の最前線
第31回:ナノ構造金属材料研究の最新報告

(13)『都市環境新生に関するコア技術』
第32回:環境との調和のとれた都市内橋梁をめざして
第33回:都市環境のシミュレーションと計画
第34回:都市のライフライン(老朽下水道管路)の更生

(14)『医療と製薬への工学的アプローチ』
第35回:医薬を進歩させるバイオ工学
第36回:医療と製薬への工学的アプローチ

(15)『エネルギー貯蔵・変換技術の研究最前線』
-脱化石燃料社会をめざして-

第37回:インサーション材料からなる12V“非鉛系”蓄電池
第38回:燃料電池の開発および各種燃料電池を用いたマイクロ・コージェネレーションシステム

(16)『材料の"知的機能"とその応用』
第39回:環境浄化と材料
第40回:複合材料
第41回:欠陥を見つける・調べる・利用する

(17)『画像処理と表示』
第42回:画像認識と処理技術
第43回:3次元画像表示技術

(18)『大阪市立大学 複合先端研究』
第44回:大阪平野の地盤・地下水環境
第45回:地下水の浄化と有効利用
第46回:空から降ってくる光と熱を大都市・大阪にどう活かす?
第47回:海と陸から見る臨海都市・大阪の生態系評価と環境対策
第48回:Solar to Fuels(太陽光からの燃料生成)拠点形成

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(19)『工学研究科 プロジェクト研究』
第49回:オキサイド・マテリアルの新展開
第50回:ヒューマンインターフェースとロボティクスによる人間機能の拡張
第51回:バイオインターフェース先端マテリアル
第52回:都市における未利用エネルギーの活用技術
第53回:水辺の環境再生と資源の有効活用のための物質の回収・追跡技術
第54回:インフラ構造物の健全度診断・長寿命化技術

(20)『都市に眠る未利用熱の発掘と活用』
第55回:自然水系の活用
第56回:人工水系の活用

(21)『材料・プロセスイノベーション』
第57回:複雑材料の計測と加工
第58回:スマートプロセス技術が拓く材料イノベーション

(22)『スマートエネルギー技術開発』
第59回:複雑熱流体を操る技術
第60回:都市問題とスマートエネルギー

(23)『バイオ工学と材料化学の最先端』
第61回:医薬をめざすバイオ技術の進歩
第62回:材料化学の最先端
(24)『より快適で安全な建築空間をめざして』
第63回:省エネルギーと快適性
第64回:あらためて建築物の安全性を考える

(25)『工学研究科プロジェクト研究Ⅱ』
第65回:エネルギー創出への総合的な取り組み
第66回:大気圧プラズマを用いたプロティン・セルテクノロジの新展開
第67回:表面ナノ制御・接合技術が拓く材料・プロセスイノベーション
第68回:ロボットテクノロジーを応用した安全・安心な街づくりおよび移動支援システム

(26)『いのちを守る都市づくり』
第69回:都市防災教育 -地域に根ざした災害リスク学習の取り組みとICTの利活用-
第70回:災害時のいのちを守る術
第71回:大阪の防災・減災に向けた取り組み<1>
第72回:大阪の防災・減災に向けた取り組み<2>

(27)『インフラ構造物を守るための診る・治す技術』
第73回:インフラ構造物を守るための診る・治す技術
第74回:身近なインフラ、どう診る、どう直す

(28)『医療をイノベーションする工学研究』
第75回:核酸医薬デリバリーシステムの確立
第76回:医工産連携ハブ技術の展開

(29)『機能創成科学教育研究センターがめざす材料研究』
第77回:創エネ・省エネ材料-ナノ構造、ナノ材料からの発信
第78回:高効率エネルギー変換をめざして-化学からの挑戦

(30)『AI(人工知能)とロボティクスがもたらす新しい世界』
第79回:人工知能が拓くこれからの情報処理
第80回:「人を支えるロボティックスの進展」

(31)『医工・生命工学教育研究センター(BMEC)によるスマートエイジングへの工学的アプローチ』
第81回:「作る」-創薬とバイオメディカルプロセシング-
第82回:「診る」-先進診断技術-

(32)『工学研究科プロジェクト研究Ⅲ』
第83回:都市資源の高度利用をめざした統合化バイオリファイナリー
第84回:未来都市へと紡ぐインフラ管理技術とデータ活用

(33)『地下水を利用し、冬の寒さで夏を涼しく、夏の暑さで冬を暖かく』
第85回:帯水層蓄熱技術開発と実証プロジェクトの紹介
第86回:帯水層蓄熱システムの企画・計画・運用方法
(34)『都市科学教育研究センター(CUES)がめざすSDGsの科学』
第87回:自然と社会と都市生態系―メカニズム探求に向けて―
第88回:都市生態系とSDGsの行方―予測・評価とその実践に向けて―

以上が大阪市立大学大学院工学研究科が実施した「オープン・ラボラトリー」の詳細です。
第89回より大阪市立大学と大阪府立大学が統合し、大阪公立大学大学院工学研究科による実施となります。

(35)『化学バイオ工学分野における最新研究』
第89回:化学バイオ工学分野における環境エネルギー関連研究
第90回:光・熱に反応する機能性材料

(36)『医療と健康におけるプラズマ技術』
第91回:医療と健康におけるプラズマ技術1
第92回:医療と健康におけるプラズマ技術2

個人情報の取り扱いについて

本セミナーは大阪産業創造館(公益財団法人大阪産業局)・大阪公立大学の共催となります。
お申込み者様のユーザー情報は大阪産業創造館・大阪公立大学にて共有させていただきます。

下記、利用目的等で使用します。
・本セミナーでの使用
・共催機関からの各種セミナーをご案内

上記ご了承の上、お申込みください。

各機関の個人情報に関するプライバシーポリシーに則り、適切に運用させていただきます。
大阪産業創造館 個人情報保護方針
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大阪産業創造館の周辺地図



Osaka Metro「堺筋本町駅」下車
「中央線」1号出口「堺筋線」12号出口 各徒歩約5分

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注意事項

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    ●お申込はお一人様につき一件のみ承っています。
    お連れ様がいらっしゃる場合は別途ユーザー登録の上、お申込をお願いいたします。下記アンケート回答欄に、お連れ様の出席希望をお書きになられましても、申込受付はいたしかねます。ご了承ください。
    ●報道関係者などの事前承認を受けた方を除き、当館が主催するセミナー・イベントの無断録音・撮影は禁止されています。
    ●お申込みいただくお客様の情報は、共催の大阪公立大学担当者及び発表者にも共有させていただきますので、ご了承の上お申込みください

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  • セミナーなどお席に限りがある催事について、ご欠席される場合は必ず前日までにキャンセル処理をしていただきますようお願いいたします。

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  • 申込状況や会場の都合により、受入定員を変更することがあります。
  • 本イベントへの参加、出展者並びに参加者の責に帰す本イベント会場内での事故、出展事業者の説明内容・事業内容・経営状況、出展事業者の商品・技術・サービス及び出展事業者との商談・取引・契約などについて、公益財団法人大阪産業局は何ら保証等するものではなく、これら及びこれらに基づいて生じたいかなるトラブル・損害についても、一切責任を負いません。