【大阪市立大学「オープンラボラトリー」】都市生態系とSDGsの行方 ―予測・評価とその実践に向けて―|イベント・セミナー申込画面|大阪産業創造館

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【大阪市立大学「オープンラボラトリー」】
都市生態系とSDGsの行方 ―予測・評価とその実践に向けて―

No.35602

開催日時 2022年1月17日(月) 13:30-17:00
開催日時補足 交流懇親会 17:10-18:30
開催場所 大阪産業創造館6F 会議室AB ※受付開始は、開始時間の30分前です。
定員 40名
 満席になり次第、締め切ります
料金 無料 
 ★ユーザー登録1件につき1名様しか参加できません
 ★お連れ様は別途ユーザー登録と申込が必要です
お支払方法 ※交流懇親会参加の場合は2,000円必要。
お問合せ先 大阪産業創造館イベント・セミナー事務局
〒541-0053 大阪市中央区本町1-4-5
大阪産業創造館13階
TEL:06-6264-9911 FAX:06-6264-9899 E-MAIL:ope@sansokan.jp
受付時間:月‐金 10:00‐17:30 (祝日除く)
交通機関:Osaka Metro「堺筋本町駅」下車
「中央線」1号出口「堺筋線」12号出口 各徒歩約5分

もしくは
大阪市立大学URAセンター
〒558-8585大阪市住吉区杉本3-3-138
TEL: 06-6605-3550 FAX: 06-6605-2058
E-MAIL: sangaku@ado.osaka-cu.ac.jp
http://www.osaka-cu.ac.jp/ja/research
主催:大阪市立大学大学院工学研究科/大阪市立大学URAセンター/大阪産業創造館(公益財団法人大阪産業局)

イベントに参加される皆さまへのお願い

新型コロナウイルス感染症等の感染防止のため、
イベント申込および参加時には下記の「イベント・セミナー参加の皆さまへご案内とお願い」
をお読みいただき、ご了承の上、お申込・ご参加ください。


■イベント・セミナー参加の皆さまへご案内とお願い

大阪府イベント開催等における感染防止対策に関して、
イベント主催者が作成する「感染防止策チェックリスト」は
こちら
(参考)[大阪府HP]イベント開催等における感染防止対策について
    https://www.pref.osaka.lg.jp/shobobosai/eventkaisai-taisaku/index.html


ご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。

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オープンラボラトリーとは?

産学官連携をめざす“出前”研究室
大阪市立大学大学院工学研究科は、産業界、社会との活発な交流を通して、大学における基礎研究のさらなる発展を期するとともに、有機的な「産」・「学」・「官」のパートナーシップを築き、萌芽的、挑戦的な応用研究の開拓によって、大阪市を中心とする地域に密着した新しい産業の創生と育成、都市大阪の再生に積極的な役割を果たすことをめざして、「都市・環境」、「新エネルギー」、「ナノ領域マテリアル・バイオ」、「IT活用」などの重点研究部門についての最新の研究成果、これまで培ってきた基礎研究の成果を、“出前”研究室という形で広く社会に発信します。

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今回のテーマ

メインテーマ
『都市科学教育研究センター(CUES)がめざすSDGsの科学』


SDGs型都市の実現に向け、都市における人間活動と自然・社会・経済の変容の関係性を予測・評価する都市科学教育研究センター(CUES)を2019年4月に立ち上げています。
第87、88回では、CUESのビジョン・研究構想と、これまでの研究の取り組みについてご紹介します。


第88回テーマ

「都市生態系とSDGsの行方―予測・評価とその実践に向けて―」

第88回では、気候変動の緩和・適応に向けた「都市生態系の捉え方・評価・予測・対策・可視化」に焦点を当て、モデルや観測の視点から「水・廃棄物循環と創エネルギー」、「沿岸水域がもたらす気候変動緩和と豊かな生態系の両得」、「台風被害予測と太陽光発電持続利用」そして、分野横断的なデータ分析の視点から、「空間情報技術GISの活用」についてご紹介します。

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プログラム

※新型コロナウイルス感染症拡大の状況によってはオンライン開催のみになる場合があります。

■13:30〜13:35
 開会挨拶・本日のテーマについて
 産学官連携推進委員会委員長  大島昭彦


■13:35〜13:40
『都市科学教育研究センター(CUES)の全体構想について』
都市科学教育研究センター長  相馬明郎


■13:40〜14:10
『水・廃棄物循環と創エネルギー』
都市系専攻 教授  貫上嘉則


これまでは各々独立に構築されてきた都市下水処理システムと都市ゴミ処理システムを連携することにより、未利用エネルギーのさらなる活用が期待でき、ヒートアイランド現象の緩和にも貢献できると想定されます。両システムの連携による狙いと、未利用熱の活用によって生み出される創エネルギー・二酸化炭素排出削減効果について紹介します。

■14:10〜14:15  質疑・討論  大島昭彦


■14:15〜14:45
『沿岸水域の気候変動緩和能 -観測データから』
都市系専攻 准教授  遠藤徹


海洋生態系によって海に吸収・固定される炭素は「ブルーカーボン」と呼ばれ、気候変動の緩和策として注目されています。特に、都市の沿岸水域は二酸化炭素の吸収能が高いと考えられており、気候変動緩和能の実態把握が望まれています。本講演では、大阪湾と播磨灘における二酸化炭素フラックスの観測事例と公共機関の観測データによる二酸化炭素の長期変動の分析事例について紹介します。

■14:45〜14:50  質疑・討論  大島昭彦

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■14:50〜15:20
『沿岸生態系の気候変動緩和能 -生態系モデルから』
都市系専攻 教授  相馬明郎


沿岸生態系は、物理・化学・生物、そして社会活動の絡合いから成る“生態系ネットワーク”と捉え、その動きを捉えるツールである生態系モデル.この生態系モデルからみた「温暖化の緩和」と「豊かな海の回復」の関係性と調和の実現性について、紹介します。また、生態系モデルを産官学民のコミュニケーションプラットホームとして活用する可能性について紹介します。

■15:20〜15:25  質疑・討論  大島昭彦

■15:25〜15:40 休憩(15分間)

■15:40〜16:10
『太陽光発電の持続利用と将来の台風リスク評価』
都市系専攻 准教授  中條壮大


脱炭素社会の電源構成には太陽光発電に代表される再生可能エネルギーが期待されています。一方で2018年台風21号の時には強風・高潮災害により関西で太陽光発電パネルの被害が多数ありました。台風災害リスクを踏まえた太陽光発電システム整備・評価の課題について、統計的モデルを用いた台風災害リスクの分析結果から論じます。

■16:10〜16:15  質疑・討論  大島昭彦


■16:15〜16:45
『GISを用いた都市生態系に関する空間情報の可視化』
都市系専攻 准教授  米澤剛


地理情報システム(GIS)は地理的な位置情報をもった様々な空間情報を地図上に可視化し、それらの関係性や傾向を「見える化」する空間情報技術です。GISを用いることで、人間活動と自然・社会・経済の変容の関係を表現する都市生態系を見える化できると考えます。本講演では、GISを用いた都市生態系に関する空間情報の可視化、空間分析、データの共有や活用について紹介します。

■16:45〜16:50  質疑・討論  大島昭彦

■16:50〜16:55 
学術・研究推進本部の活動紹介
URAセンター  山崎基治

■16:55〜17:00
総括・次回テーマについて・閉会挨拶
産学官連携推進委員会委員長  大島昭彦

■17:10〜18:30 交流懇親会 

(※交流懇親会は中止となる場合がございます。予めご了承ください。)




【ライブ配信による参加をご希望の方はこちらよりお申込みください。】

最近のオープンラボラトリーの発表テーマ(開催済)

大阪市立大学大学院工学研究科「オープン・ラボラトリー」の過去の開催内容

(11)『明日を拓くロボットテクノロジー』
第25回:未踏工学分野-ミクロ・ロボティクス
第26回:ロボット用視覚システムの開発と3次元ディスプレイの実現
第27回:安全なロボットを実現する材料

(12)『より良い生活を支えるマテリアルの開拓』
第28回:環境に優しいマテリアル創製テクノロジー
第29回:エネルギーとバイオにおける次世代機能性材料
第30回:マテリアルの物性と計測の最前線
第31回:ナノ構造金属材料研究の最新報告

(13)『都市環境新生に関するコア技術』
第32回:環境との調和のとれた都市内橋梁をめざして
第33回:都市環境のシミュレーションと計画
第34回:都市のライフライン(老朽下水道管路)の更生

(14)『医療と製薬への工学的アプローチ』
第35回:医薬を進歩させるバイオ工学
第36回:医療と製薬への工学的アプローチ

(15)『エネルギー貯蔵・変換技術の研究最前線』
-脱化石燃料社会をめざして-

第37回:インサーション材料からなる12V“非鉛系”蓄電池
第38回:燃料電池の開発および各種燃料電池を用いたマイクロ・コージェネレーションシステム

(16)『材料の"知的機能"とその応用』
第39回:環境浄化と材料
第40回:複合材料
第41回:欠陥を見つける・調べる・利用する

(17)『画像処理と表示』
第42回:画像認識と処理技術
第43回:3次元画像表示技術

(18)『大阪市立大学 複合先端研究』
第44回:大阪平野の地盤・地下水環境
第45回:地下水の浄化と有効利用
第46回:空から降ってくる光と熱を大都市・大阪にどう活かす?
第47回:海と陸から見る臨海都市・大阪の生態系評価と環境対策
第48回:Solar to Fuels(太陽光からの燃料生成)拠点形成

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(19)『工学研究科 プロジェクト研究』
第49回:オキサイド・マテリアルの新展開
第50回:ヒューマンインターフェースとロボティクスによる人間機能の拡張
第51回:バイオインターフェース先端マテリアル
第52回:都市における未利用エネルギーの活用技術
第53回:水辺の環境再生と資源の有効活用のための物質の回収・追跡技術
第54回:インフラ構造物の健全度診断・長寿命化技術

(20)『都市に眠る未利用熱の発掘と活用』
第55回:自然水系の活用
第56回:人工水系の活用

(21)『材料・プロセスイノベーション』
第57回:複雑材料の計測と加工
第58回:スマートプロセス技術が拓く材料イノベーション

(22)『スマートエネルギー技術開発』
第59回:複雑熱流体を操る技術
第60回:都市問題とスマートエネルギー

(23)『バイオ工学と材料化学の最先端』
第61回:医薬をめざすバイオ技術の進歩
第62回:材料化学の最先端
(24)『より快適で安全な建築空間をめざして』
第63回:省エネルギーと快適性
第64回:あらためて建築物の安全性を考える

(25)『工学研究科プロジェクト研究Ⅱ』
第65回:エネルギー創出への総合的な取り組み
第66回:大気圧プラズマを用いたプロティン・セルテクノロジの新展開
第67回:表面ナノ制御・接合技術が拓く材料・プロセスイノベーション
第68回:ロボットテクノロジーを応用した安全・安心な街づくりおよび移動支援システム

(26)『いのちを守る都市づくり』
第69回:都市防災教育 -地域に根ざした災害リスク学習の取り組みとICTの利活用-
第70回:災害時のいのちを守る術
第71回:大阪の防災・減災に向けた取り組み<1>
第72回:大阪の防災・減災に向けた取り組み<2>

(27)『インフラ構造物を守るための診る・治す技術』
第73回:インフラ構造物を守るための診る・治す技術
第74回:身近なインフラ、どう診る、どう直す

(28)『医療をイノベーションする工学研究』
第75回:核酸医薬デリバリーシステムの確立
第76回:医工産連携ハブ技術の展開

(29)『機能創成科学教育研究センターがめざす材料研究』
第77回:創エネ・省エネ材料-ナノ構造、ナノ材料からの発信
第78回:高効率エネルギー変換をめざして-化学からの挑戦

(30)『AI(人工知能)とロボティクスがもたらす新しい世界』
第79回:人工知能が拓くこれからの情報処理
第80回:「人を支えるロボティックスの進展」

(31)『医工・生命工学教育研究センター(BMEC)によるスマートエイジングへの工学的アプローチ』
第81回:「作る」-創薬とバイオメディカルプロセシング-
第82回:「診る」-先進診断技術-

(32)『工学研究科プロジェクト研究Ⅲ』
第83回:都市資源の高度利用をめざした統合化バイオリファイナリー
第84回:未来都市へと紡ぐインフラ管理技術とデータ活用

(33)『地下水を利用し、冬の寒さで夏を涼しく、夏の暑さで冬を暖かく』
第85回:帯水層蓄熱技術開発と実証プロジェクトの紹介
第86回:帯水層蓄熱システムの企画・計画・運用方法
(34)『都市科学教育研究センター(CUES)が目指すSDGsの科学』
第87回:自然と社会と都市生態系―メカニズム探求に向けて―
第88回:都市生態系とSDGsの行方―予測・評価とその実践に向けて―

次回テーマ

第88回で「オープン・ラボラトリー」は一旦終了します。

2022年4月から大阪市立大学と大阪府立大学が統合して、
大阪公立大学となりますので、新たな産学官イベントに生まれ変わる予定です。
その内容は追って連絡いたします。

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お客様の情報について

お申込みいただくお客様の情報は、共催の大阪市立大学と共有させていただきますので、ご了承の上、お申込みください。

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大阪産業創造館の周辺地図



Osaka Metro「堺筋本町駅」下車
「中央線」1号出口「堺筋線」12号出口 各徒歩約5分

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注意事項

※注意事項※

    ●お申込はお一人様につき一件のみ承っています。
    お連れ様がいらっしゃる場合は別途ユーザー登録の上、お申込をお願いいたします。下記アンケート回答欄に、お連れ様の出席希望をお書きになれらましても、申込受付はいたしかねます。ご了承ください。
    ●報道関係者などの事前承認を受けた方を除き、当館が主催するセミナー・イベントの無断録音・撮影は禁止されています。
    ●お申込みいただくお客様の情報は、共催の大阪市立大学担当者及び発表者にも共有させていただきますので、ご了承の上お申込みください

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  • セミナーなどお席に限りがある催事について、ご欠席される場合は必ず前日までにキャンセル処理をしていただきますようお願いいたします。

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