【大阪市立大学「オープンラボラトリー」】自然と社会と都市生態系 ―メカニズム探求に向けて―|イベント・セミナー申込画面|大阪産業創造館

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【大阪市立大学「オープンラボラトリー」】
自然と社会と都市生態系 ―メカニズム探求に向けて―

No.34987

開催日時 2021年10月4日(月) 13:30-17:00
開催日時補足 交流懇親会 17:10-18:30
開催場所 大阪産業創造館6F 会議室AB ※受付開始は、開始時間の30分前です。
定員 40名
 満席になり次第、締め切ります
料金 無料 
 ★ユーザー登録1件につき1名様しか参加できません
 ★お連れ様は別途ユーザー登録と申込が必要です
お支払方法 ※交流懇親会参加の場合は2,000円必要。
お問合せ先 大阪産業創造館イベント・セミナー事務局
〒541-0053 大阪市中央区本町1-4-5
大阪産業創造館13階
TEL:06-6264-9911 FAX:06-6264-9899 E-MAIL:ope@sansokan.jp
受付時間:月‐金 10:00‐17:30 (祝日除く)
交通機関:Osaka Metro「堺筋本町駅」下車
「中央線」1号出口「堺筋線」12号出口 各徒歩約5分

もしくは
大阪市立大学URAセンター
〒558-8585大阪市住吉区杉本3-3-138
TEL: 06-6605-3550 FAX: 06-6605-2058
E-MAIL: sangaku@ado.osaka-cu.ac.jp
http://www.osaka-cu.ac.jp/ja/research

イベントに参加される皆さまへのお願い

新型コロナウイルス感染症等の感染防止のため、
イベント申込および参加時には下記の「イベント・セミナー参加の皆さまへご案内とお願い」
をお読みいただき、ご了承の上、お申込・ご参加ください。


■イベント・セミナー参加の皆さまへご案内とお願い

ご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。

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主催:大阪市立大学大学院工学研究科/大阪市立大学URAセンター/大阪産業創造館(公益財団法人大阪産業局)

オープンラボラトリーとは?

産学官連携をめざす“出前”研究室
大阪市立大学大学院工学研究科は、産業界、社会との活発な交流を通して、大学における基礎研究のさらなる発展を期するとともに、有機的な「産」・「学」・「官」のパートナーシップを築き、萌芽的、挑戦的な応用研究の開拓によって、大阪市を中心とする地域に密着した新しい産業の創生と育成、都市大阪の再生に積極的な役割を果たすことをめざして、「都市・環境」、「新エネルギー」、「ナノ領域マテリアル・バイオ」、「IT活用」などの重点研究部門についての最新の研究成果、これまで培ってきた基礎研究の成果を、“出前”研究室という形で広く社会に発信します。

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今回のテーマ

メインテーマ
『都市科学教育研究センター(CUES)がめざすSDGsの科学』


SDGs型都市の実現に向け、都市における人間活動と自然・社会・経済の変容の関係性を予測・評価する都市科学教育研究センター(CUES)を2019年4月に立ち上げています。
第87、88回では、CUESのビジョン・研究構想と、これまでの研究の取り組みについてご紹介します。


第87回テーマ

「自然と社会と都市生態系―メカニズム探求に向けて―」

第87 回では、CUESが掲げる「SDGsに資する社会生態系モデルの共創」について、その研究・教育構想を紹介します。また、気候変動が将来気象、社会生態系(都市生態系)に与える影響について概観します。さらに、社会生態系の構成要素である「脱炭素化と再生可能エネルギー、静脈系インフラ」に焦点をあて、地域自立性の高いエネルギー消費システム、水循環システムと廃棄物システムの協働による創エネルギー効果に関する研究進捗についてご紹介します。

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プログラム

※新型コロナウイルス感染症拡大の状況によってはオンライン開催のみになる場合があります。

■13:30〜13:35
 開会挨拶・本日のテーマについて
 産学官連携推進委員会委員長  大島昭彦


■13:35〜14:15
『都市科学教育研究センター(CUES)の全体構想』
都市科学教育研究センター長  相馬明郎


SDGsを達成には、都市における人間活動と、自然・社会・ 経済の変容の関係性を明らかにすること、持続可能な都市の評価手法・評価指標を定めること、そしてこれら知見に基づいて、都市を計画開発し、運営することが望まれます。都市科学教育研究センター(CUES)では、都市を「物・人・カネ・情報」の絡み合う”社会生態システム”として捉え、そのしくみの解明と予測・評価に資するコミュニケーションプラットホームを構築し、SDGsに根ざした未来社会の姿を描くことに挑戦しています。ここではその全体構想とアプローチについて紹介します。


■14:15〜14:20  質疑・討論  大島昭彦


■14:20〜15:00
『気候変動と社会生態系』
都市系専攻 教授  重松孝昌


 地球温暖化に伴う気候変動は、私たちの生活に深刻な影響を及ぼします。IPCCでは、世界中の研究者による観測・計算結果に基づいて、気候変動の現状を定量的に把握し、将来気候の予測を行っています。これらの知見を、日本で観測された結果とあわせて紹介するとともに、将来気候を眺望し、都市生態系の将来像を描くひとつの糧としたいと思います。

■15:00〜15:05  質疑・討論  大島昭彦

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■15:05〜15:20 休憩(15分間)

■15:20〜16:00
『脱炭素化都市へ向けたエネルギー系のアプローチ』
都市系専攻 教授 西岡真稔


2030年目標に向けて短期間に脱炭素化を進めるために、太陽光発電に代表される変動性再生可能エネルギーの大量導入が必須の国内情勢になっています。しかし、その実現のためには、エネルギーの生産と消費が整合するような需給システムを構築していくことが必要です。本講演では、民生部門に関して、蓄熱・蓄電による需要の時間調整がもたらすエネルギーの域内自立性の向上と脱炭素化効果について、モデルを用いた研究成果を紹介します。

■16:00〜16:05  質疑・討論  大島昭彦


■16:05〜16:45
『静脈系インフラの可能性』
都市系専攻 教授  鍋島美奈子


静脈系インフラと呼ばれるごみ焼却施設と下水処理場で生成することができる再生可能エネルギーの観点から、自治体の所有する施設や設備を活用したSDGsへの貢献方法とその可能性について解説します。具体的にはディスポーザ導入を想定し、家庭系生ごみを焼却工場で処理する従来の方法から下水処理場での処理に変更した場合のごみ発電量、バイオガス発電量などを試算した事例を紹介します。

■16:45〜16:50  質疑・討論  大島昭彦

■16:50〜16:55 
学術・研究推進本部の活動紹介
URAセンター  山崎基治

■16:55〜17:00
総括・次回テーマについて・閉会挨拶
産学官連携推進委員会委員長  大島昭彦

■17:10〜18:30 交流懇親会 

(※交流懇親会は中止となる場合がございます。予めご了承ください。)




【ライブ配信による参加をご希望の方はこちらよりお申込みください。】

最近のオープンラボラトリーの発表テーマ(開催済)

大阪市立大学大学院工学研究科「オープン・ラボラトリー」の過去の開催内容

(11)『明日を拓くロボットテクノロジー』
第25回:未踏工学分野-ミクロ・ロボティクス
第26回:ロボット用視覚システムの開発と3次元ディスプレイの実現
第27回:安全なロボットを実現する材料

(12)『より良い生活を支えるマテリアルの開拓』
第28回:環境に優しいマテリアル創製テクノロジー
第29回:エネルギーとバイオにおける次世代機能性材料
第30回:マテリアルの物性と計測の最前線
第31回:ナノ構造金属材料研究の最新報告

(13)『都市環境新生に関するコア技術』
第32回:環境との調和のとれた都市内橋梁をめざして
第33回:都市環境のシミュレーションと計画
第34回:都市のライフライン(老朽下水道管路)の更生

(14)『医療と製薬への工学的アプローチ』
第35回:医薬を進歩させるバイオ工学
第36回:医療と製薬への工学的アプローチ

(15)『エネルギー貯蔵・変換技術の研究最前線』
-脱化石燃料社会をめざして-

第37回:インサーション材料からなる12V“非鉛系”蓄電池
第38回:燃料電池の開発および各種燃料電池を用いたマイクロ・コージェネレーションシステム

(16)『材料の"知的機能"とその応用』
第39回:環境浄化と材料
第40回:複合材料
第41回:欠陥を見つける・調べる・利用する

(17)『画像処理と表示』
第42回:画像認識と処理技術
第43回:3次元画像表示技術

(18)『大阪市立大学 複合先端研究』
第44回:大阪平野の地盤・地下水環境
第45回:地下水の浄化と有効利用
第46回:空から降ってくる光と熱を大都市・大阪にどう活かす?
第47回:海と陸から見る臨海都市・大阪の生態系評価と環境対策
第48回:Solar to Fuels(太陽光からの燃料生成)拠点形成

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(19)『工学研究科 プロジェクト研究』
第49回:オキサイド・マテリアルの新展開
第50回:ヒューマンインターフェースとロボティクスによる人間機能の拡張
第51回:バイオインターフェース先端マテリアル
第52回:都市における未利用エネルギーの活用技術
第53回:水辺の環境再生と資源の有効活用のための物質の回収・追跡技術
第54回:インフラ構造物の健全度診断・長寿命化技術

(20)『都市に眠る未利用熱の発掘と活用』
第55回:自然水系の活用
第56回:人工水系の活用

(21)『材料・プロセスイノベーション』
第57回:複雑材料の計測と加工
第58回:スマートプロセス技術が拓く材料イノベーション

(22)『スマートエネルギー技術開発』
第59回:複雑熱流体を操る技術
第60回:都市問題とスマートエネルギー

(23)『バイオ工学と材料化学の最先端』
第61回:医薬をめざすバイオ技術の進歩
第62回:材料化学の最先端
(24)『より快適で安全な建築空間をめざして』
第63回:省エネルギーと快適性
第64回:あらためて建築物の安全性を考える

(25)『工学研究科プロジェクト研究Ⅱ』
第65回:エネルギー創出への総合的な取り組み
第66回:大気圧プラズマを用いたプロティン・セルテクノロジの新展開
第67回:表面ナノ制御・接合技術が拓く材料・プロセスイノベーション
第68回:ロボットテクノロジーを応用した安全・安心な街づくりおよび移動支援システム

(26)『いのちを守る都市づくり』
第69回:都市防災教育 -地域に根ざした災害リスク学習の取り組みとICTの利活用-
第70回:災害時のいのちを守る術
第71回:大阪の防災・減災に向けた取り組み<1>
第72回:大阪の防災・減災に向けた取り組み<2>

(27)『インフラ構造物を守るための診る・治す技術』
第73回:インフラ構造物を守るための診る・治す技術
第74回:身近なインフラ、どう診る、どう直す

(28)『医療をイノベーションする工学研究』
第75回:核酸医薬デリバリーシステムの確立
第76回:医工産連携ハブ技術の展開

(29)『機能創成科学教育研究センターがめざす材料研究』
第77回:創エネ・省エネ材料-ナノ構造、ナノ材料からの発信
第78回:高効率エネルギー変換をめざして-化学からの挑戦

(30)『AI(人工知能)とロボティクスがもたらす新しい世界』
第79回:人工知能が拓くこれからの情報処理
第80回:「人を支えるロボティックスの進展」

(31)『医工・生命工学教育研究センター(BMEC)によるスマートエイジングへの工学的アプローチ』
第81回:「作る」-創薬とバイオメディカルプロセシング-
第82回:「診る」-先進診断技術-

(32)『工学研究科プロジェクト研究Ⅲ』
第83回:都市資源の高度利用をめざした統合化バイオリファイナリー
第84回:未来都市へと紡ぐインフラ管理技術とデータ活用

(33)『地下水を利用し、冬の寒さで夏を涼しく、夏の暑さで冬を暖かく』
第85回:帯水層蓄熱技術開発と実証プロジェクトの紹介
第86回:帯水層蓄熱システムの企画・計画・運用方法

次回テーマ

第87-88回「オープン・ラボラトリー」メインテーマ
『都市科学教育研究センター(CUES)がめざすSDGsの科学』

第88回テーマ

「都市生態系とSDGsの行方 〜予測・評価とその実践に向けて〜」


2022年1月17日(月)
大阪産業創造館6F 会議室AB


「気候変動の緩和・適応に向けた都市生態系の捉え方と評価・予測」に焦点を当て、モデルや観測の視点から「水・廃棄物循環と創エネルギー」、「沿岸水域がもたらす気候変動緩和と豊かな生態系の両得」、「台風被害予測と太陽光発電持続利用」そして、分野横断的なデータ分析の視点から、空間情報技術GISの活用研究についてご紹介します。

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お客様の情報について

お申込みいただくお客様の情報は、共催の大阪市立大学と共有させていただきますので、ご了承の上、お申込みください。

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大阪産業創造館の周辺地図



Osaka Metro「堺筋本町駅」下車
「中央線」1号出口「堺筋線」12号出口 各徒歩約5分

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注意事項

※注意事項※

    ●お申込はお一人様につき一件のみ承っています。
    お連れ様がいらっしゃる場合は別途ユーザー登録の上、お申込をお願いいたします。下記アンケート回答欄に、お連れ様の出席希望をお書きになれらましても、申込受付はいたしかねます。ご了承ください。
    ●報道関係者などの事前承認を受けた方を除き、当館が主催するセミナー・イベントの無断録音・撮影は禁止されています。
    ●お申込みいただくお客様の情報は、共催の大阪市立大学担当者及び発表者にも共有させていただきますので、ご了承の上お申込みください

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