【大阪市立大学「オープンラボラトリー」】人を支えるロボティックスの進展|イベント・セミナー申込画面|大阪産業創造館

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【大阪市立大学「オープンラボラトリー」】
人を支えるロボティックスの進展

No.28792

開催日時 2019年10月8日(火) 13:30-17:00
開催日時補足 2019年10月8日(火) 13:30-17:00(※17:10-18:30 交流懇親会)
開催場所 大阪産業創造館6F 会議室AB ※受付開始は、開始時間の30分前です。
定員 80名
 満席になり次第、締め切ります
料金 無料 
※ユーザー登録1件につき1名様しか参加できません。お連れ様は別途ユーザー登録と申込が必要です。
お支払方法 当日受付にてお支払い
※交流懇親会参加の場合は2,000円必要
お問合せ先 大阪産業創造館イベント・セミナー事務局
〒541-0053 大阪市中央区本町1-4-5
大阪産業創造館13階
TEL:06-6264-9911 FAX:06-6264-9899 E-MAIL:ope@sansokan.jp
受付時間:月‐金 10:00‐17:30 (祝日除く)
交通機関:Osaka Metro「堺筋本町駅」下車
「中央線」1号出口「堺筋線」12号出口 各徒歩約5分

もしくは
大阪市立大学URAセンター
〒558-8585大阪市住吉区杉本3-3-138
TEL: 06-6605-3550 FAX: 06-6605-2058
E-MAIL: sangaku-ocu@ado.osaka-cu.ac.jp
http://www.osaka-cu.ac.jp/ja/research
主催:大阪市立大学大学院工学研究科/大阪市立大学URAセンター/大阪産業創造館(公益財団法人大阪産業局)

オープンラボラトリーとは?

産学官連携をめざす“出前”研究室
大阪市立大学大学院工学研究科は、産業界、社会との活発な交流を通して、大学における基礎研究のさらなる発展を期するとともに、有機的な「産」・「学」・「官」のパートナーシップを築き、萌芽的、挑戦的な応用研究の開拓によって、大阪市を中心とする地域に密着した新しい産業の創生と育成、都市大阪の再生に積極的な役割を果たすことをめざして、「都市・環境」、「新エネルギー」、「ナノ領域マテリアル・バイオ」、「IT活用」などの重点研究部門についての最新の研究成果、これまで培ってきた基礎研究の成果を、“出前”研究室という形で広く社会に発信します。

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今回のテーマ

メインテーマ: 「AI(人工知能)とロボティクスがもたらす新しい世界」

近年の人工知能(AI)技術、特に機械学習の発展には目覚ましいものがあります。一方、少子高齢化等への社会環境変化もあり、人の労働を代替するロボットの実現が期待されています。臨機応変に対応できるスマートなロボットを実現するためには、AIの応用は欠かせません。
本研究科では人工知能や機械学習、ロボティクスに関する様々な研究を行っています。第79〜80回では、それらの最新の研究成果を紹介します。


第80回テーマ:「人を支えるロボティックスの進展」

人を模した動作をし、人に代わって作業するロボットの開発は長年研究者の関心を集めてきました。近年は、その成果としてロボットが人を助けたり、人のできないことを代行したりすることで、社会問題の解決を図る取り組みが増えてきました。
今回は、本研究科で行っているそのような研究例として、宅配業務などを行うことのできる自動車の無人走行の実証実験や、地震などの災害発生時に生存者を発見して救助するレスキューロボットの開発、さらには視覚障がい者の単独歩行を支援する盲導犬ロボットの開発などに関する研究成果を紹介します。

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プログラム

■13:30-13:35
開会挨拶・本日のテーマについて
産学官連携推進委員会委員長 大島 昭彦



■13:35-14:30
「屋外自律移動ロボットの実世界情報処理技術」
電子情報系専攻 教授 田窪 朋仁

全天候型の屋外自律移動ロボットの技術開発を行っています。屋外での自律走行を実現するためには、正確な地図の作成、頑強なナビゲーション、用途に応じた環境認識など様々な課題を解決する必要があります。
本研究室では、レーザによる地図作成とカメラによる撮影画像の評価を同時に行い自動的に所望するエリアの点検行うシステムの開発や、3次元の地図とGPS情報を使った頑強な誘導システムの開発を行っています。開発システムは、大阪市内の実証実験エリアで実験を行っており、それらの取り組みについても紹介します。

■14:30-14:35   質疑・討論     大島 昭彦

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■14:35-15:30
「災害救助用群ロボットネットワークシステム」
電子情報系専攻 准教授 杉山 久佳

大地震などの災害発生時に、生存者を発見して救助するロボット:レスキューロボットの実現が期待されています。レスキューロボットを用いれば、救助隊にとって危険な環境下においても被災者の探索が可能です。
本講演では、複数のレスキューロボットが災害現場においてアドホックネットワークを形成し、これによる情報通信網を利用して被災者を探索する群ロボットレスキューシステムを紹介します。

■15:30-15:35 質疑・討論  大島昭彦

■15:35-15:45 休憩(10分間)

■15:45-16:40
「視覚障がい者の単独歩行を支援する杖型ガイドナビ装置とAI技術の活用」
機械物理系専攻 講師 今津 篤志

視覚障がい者が単独歩行する際の危険や負担を低減するための、車輪付き杖型ガイドナビ装置を開発しています。その利用シーンを考えると、人の多い場所でも使えることが重要です。
本講演では、まず視覚障がい者の単独歩行の困難とその解消をめざした本装置の概略について紹介します。次に、画像処理などの人工知能技術を活用して、人混みでの案内性能を向上させる取組みを紹介します。最後に、これまでの成果と今後の展望を述べます。

■16:40-16:50 質疑・討論  大島 昭彦

■16:50-16:55
学術・研究推進本部の活動紹介
URAセンター 四方 啓嗣



■16:55-17:00 
総括・次回テーマについて・閉会挨拶
産学官連携推進委員会委員長 大島 昭彦



■17:10-18:30 交流懇親会

最近のオープンラボラトリーの発表テーマ(開催済)

大阪市立大学大学院工学研究科「オープン・ラボラトリー」の過去の開催内容

(11)『明日を拓くロボットテクノロジー』
第25回:未踏工学分野-ミクロ・ロボティクス
第26回:ロボット用視覚システムの開発と3次元ディスプレイの実現
第27回:安全なロボットを実現する材料

(12)『より良い生活を支えるマテリアルの開拓』
第28回:環境に優しいマテリアル創製テクノロジー
第29回:エネルギーとバイオにおける次世代機能性材料
第30回:マテリアルの物性と計測の最前線
第31回:ナノ構造金属材料研究の最新報告

(13)『都市環境新生に関するコア技術』
第32回:環境との調和のとれた都市内橋梁をめざして
第33回:都市環境のシミュレーションと計画
第34回:都市のライフライン(老朽下水道管路)の更生

(14)『医療と製薬への工学的アプローチ』
第35回:医薬を進歩させるバイオ工学
第36回:医療と製薬への工学的アプローチ

(15)『エネルギー貯蔵・変換技術の研究最前線』
-脱化石燃料社会をめざして-

第37回:インサーション材料からなる12V“非鉛系”蓄電池
第38回:燃料電池の開発および各種燃料電池を用いたマイクロ・コージェネレーションシステム

(16)『材料の"知的機能"とその応用』
第39回:環境浄化と材料
第40回:複合材料
第41回:欠陥を見つける・調べる・利用する

(17)『画像処理と表示』
第42回:画像認識と処理技術
第43回:3次元画像表示技術

(18)『大阪市立大学 複合先端研究』
第44回:大阪平野の地盤・地下水環境
第45回:地下水の浄化と有効利用
第46回:空から降ってくる光と熱を大都市・大阪にどう活かす?
第47回:海と陸から見る臨海都市・大阪の生態系評価と環境対策
第48回:Solar to Fuels(太陽光からの燃料生成)拠点形成

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(19)『工学研究科 プロジェクト研究』
第49回:オキサイド・マテリアルの新展開
第50回:ヒューマンインターフェースとロボティクスによる人間機能の拡張
第51回:バイオインターフェース先端マテリアル
第52回:都市における未利用エネルギーの活用技術
第53回:水辺の環境再生と資源の有効活用のための物質の回収・追跡技術
第54回:インフラ構造物の健全度診断・長寿命化技術

(20)『都市に眠る未利用熱の発掘と活用』
第55回:自然水系の活用
第56回:人工水系の活用

(21)『材料・プロセスイノベーション』
第57回:複雑材料の計測と加工
第58回:スマートプロセス技術が拓く材料イノベーション

(22)『スマートエネルギー技術開発』
第59回:複雑熱流体を操る技術
第60回:都市問題とスマートエネルギー

(23)『バイオ工学と材料化学の最先端』
第61回:医薬をめざすバイオ技術の進歩
第62回:材料化学の最先端
(24)『より快適で安全な建築空間をめざして』
第63回:省エネルギーと快適性
第64回:あらためて建築物の安全性を考える

(25)『工学研究科プロジェクト研究Ⅱ』
第65回:エネルギー創出への総合的な取り組み
第66回:大気圧プラズマを用いたプロティン・セルテクノロジの新展開
第67回:表面ナノ制御・接合技術が拓く材料・プロセスイノベーション
第68回:ロボットテクノロジーを応用した安全・安心な街づくりおよび移動支援システム

(26)『いのちを守る都市づくり』
第69回:都市防災教育 -地域に根ざした災害リスク学習の取り組みとICTの利活用-
第70回:災害時のいのちを守る術
第71回:大阪の防災・減災に向けた取り組み<1>
第72回:大阪の防災・減災に向けた取り組み<2>

(27)『インフラ構造物を守るための診る・治す技術』
第73回:インフラ構造物を守るための診る・治す技術
第74回:身近なインフラ、どう診る、どう直す

(28)『医療をイノベーションする工学研究』
第75回:核酸医薬デリバリーシステムの確立
第76回:医工産連携ハブ技術の展開

(29)『機能創成科学教育研究センターがめざす材料研究』
第77回:創エネ・省エネ材料-ナノ構造、ナノ材料からの発信
第78回:高効率エネルギー変換をめざして-化学からの挑戦

(30)『AI(人工知能)とロボティクスがもたらす新しい世界』
第79回:人工知能が拓くこれからの情報処理

次回テーマ

第81〜82回「オープン・ラボラトリー」メインテーマ
『医工・生命工学教育研究センター(BMEC)によるスマートエイジングへの工学的アプローチ』


第81回テーマ:『「作る」〜創薬とバイオメディカルプロセシング』
2020年1月30日(木) 13:30-17:00
大阪産業創造館6F 会議室AB 定員 80名


本センターはスマートエイジングのための最先端医療工学技術の基盤構築をめざして開設されました。機械物理系,電子情報系、化学生物系を専門とする教員が連携して多方向から共通の課題にアプローチすることで、医工連携と医療工学研究を一層推進します。第81回では、医療工学に必要なものを「作る」ことに焦点をあて、創薬を指向したモノクローナル抗体やバイスペシフィック抗体の作製、生体用材料の高性能化や生体そのものの治癒を指向したプラズマプロセスに関する研究について紹介します。

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お客様の情報について

お申込みいただくお客様の情報は、共催の大阪市立大学と共有させていただきますので、ご了承の上、お申込みください。

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大阪産業創造館の周辺地図



Osaka Metro「堺筋本町駅」下車
「中央線」1号出口「堺筋線」12号出口 各徒歩約5分

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注意事項

※注意事項※

    ●お申込はお一人様につき一件のみ承っています。
    お連れ様がいらっしゃる場合は別途ユーザー登録の上、お申込をお願いいたします。下記アンケート回答欄に、お連れ様の出席希望をお書きになれらましても、申込受付はいたしかねます。ご了承ください。
    ●報道関係者などの事前承認を受けた方を除き、当館が主催するセミナー・イベントの無断録音・撮影は禁止されています。
    ●お申込みいただくお客様の情報は、共催の大阪市立大学担当者及び発表者にも共有させていただきますので、ご了承の上お申込みください

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  • 申込状況や会場の都合により、受入定員を変更することがあります。
  • 本イベントへの参加、出展者並びに参加者の責に帰す本イベント会場内での事故、出展事業者の説明内容・事業内容・経営状況、出展事業者の商品・技術・サービス及び出展事業者との商談・取引・契約などについて、公益財団法人大阪産業局は何ら保証等するものではなく、これら及びこれらに基づいて生じたいかなるトラブル・損害についても、一切責任を負いません。