このイベントは終了いたしました。
当ページに掲載している情報は、開催当時のものとなり、現在とは内容が異なる場合がございます。ご了承ください。
現在受付中のイベントをお探しの方は、こちらの【イベントカレンダー】をご覧ください。
商談会の情報をお探しの方は、こちらの【商談会・展示会の一覧】をご覧ください。
No.28506
対象 | 中小製造業 経営者・技術・開発担当者 |
---|---|
開催日時 | 2019年8月29日(木) 13:00-17:00 |
開催場所 | 大阪産業創造館4F イベントホール ※受付開始は、開始時間の30分前です。 |
定員 | 80名 満席になり次第、締め切ります |
料金 | 無料 ※ユーザー登録1件につき1名様しか参加できません。お連れ様は別途ユーザー登録と申込が必要です。 |
お問合せ先 | ■内容に関するお問合せ■ 地方独立行政法人 大阪産業技術研究所 企画部 辻谷 〒 536-8553 大阪市城東区森之宮1-6-50 TEL:06-6963-8109 FAX:06-6963-8015 E-MAIL:mail@omtri.or.jp ■お申込みに関するお問合せ■ 大阪産業創造館イベント・セミナー事務局 〒541-0053 大阪市中央区本町1-4-5 大阪産業創造館13階 TEL:06-6264-9911 FAX:06-6264-9899 E-MAIL:ope@sansokan.jp 受付時間:月‐金 10:00‐17:30 (祝日除く) 交通機関:Osaka Metro「堺筋本町駅」下車 「中央線」1号出口「堺筋線」12号出口 各徒歩約5分 |
大阪産業技術研究所が進める検査や品質管理など製造業における自動化。
その研究内容を公開します。
人の能力を超える認識や制御を可能にするAIが実用段階に入り、ものづくりの世界を大きく変えようとしています。
工場ではAIが目視を上回る速度・精度で製品検査を行い、装置の故障を何日も前に予測する技術が導入されはじめています。
また人に近い動作や熟練工の匠の技をロボットに実行させるAIも現実のものとなりつつあります。
今回のセミナーでは、
ものづくりの現場における課題解決として期待されている最新の機械学習による画像センシング技術の動向とその活用事例、
音響センシング技術による構造物内部の騒音源位置推定、及びオープンソースソフトウェアによるロボット技術について、
大阪産業技術研究所の研究員が紹介します。
1. 13:00-13:05
あいさつ 理事長 中許昌美
2. 13:05-13:50
「機械学習を用いた画像センシング技術の動向と具体事例」
講師:森之宮センター 環境技術研究部 システム制御研究室長 兼 研究部長 齋藤 守
画像センサーによる物体の形状計測、計数、認識に関する技術開発とそのものづくりへの応用は、ここ数年の機械学習の進化に伴い飛躍的に進歩しています。
当研究所ではカーネルマシンやディープラーニングを用いた新たな画像センシング技術の開発に取り組み、各種工業製品の外観検査手法や人物の検出、計数、動作認識手法などの開発を行ってきました。
本講演では、最近の画像センシング技術の動向と我々の研究成果である「補償光学や医療画像解析における波面センシング」、「フローサイトメトリーにおける微生物の認識と計数」について紹介します。
3. 13:55-14:40
「CNNを用いた金属製品の官能検査の自動化」
講師:森之宮センター 環境技術研究部 システム制御研究室 研究主任 北口 勝久
目視による外観検査は、疲労による不安定さ、判定基準のばらつき、熟練労働者の高齢化、労働賃金の高騰などの問題があるため自動化が望まれています。しかし、数値で閾値を決めにくい官能検査などでは自動化は進んでいません。
当研究所では画像識別などの分野で優れた成果を出しているCNN(Convolution Neural Network)を用いて、官能検査を自動化する手法を開発しました。
本講演では、傷の検出率を上げる方法や入力画像の注目部分の可視化などを、開発時に行った実証実験を交えてご紹介します。