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No.28284
開催日時 | 2019年7月22日(月) 13:30-17:00 |
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開催日時補足 | 2019年7月22日(月) 13:30-17:00(※17:00-18:30 交流懇親会) |
開催場所 | 大阪産業創造館6F 会議室AB ※受付開始は、開始時間の30分前です。 |
定員 | 80名 満席になり次第、締め切ります |
料金 | 無料 ※ユーザー登録1件につき1名様しか参加できません。お連れ様は別途ユーザー登録と申込が必要です。 |
お支払方法 | 当日受付にてお支払い ※交流懇親会参加の場合は2,000円必要 |
お問合せ先 | 大阪産業創造館イベント・セミナー事務局 〒541-0053 大阪市中央区本町1-4-5 大阪産業創造館13階 TEL:06-6264-9911 FAX:06-6264-9899 E-MAIL:ope@sansokan.jp 受付時間:月‐金 10:00‐17:30 (祝日除く) 交通機関:Osaka Metro「堺筋本町駅」下車 「中央線」1号出口「堺筋線」12号出口 各徒歩約5分 もしくは 大阪市立大学URAセンター 〒558-8585大阪市住吉区杉本3-3-138 TEL: 06-6605-3550 FAX: 06-6605-2058 E-MAIL: sangaku-ocu@ado.osaka-cu.ac.jp http://www.osaka-cu.ac.jp/ja/research |
■13:30-13:35
開会挨拶・本日のテーマについて
産学官連携推進委員会委員長 大島 昭彦
■13:35-14:30
「人工知能や人工生命による人間の加速度データやレントゲン画像の解析」
電子情報系専攻 准教授 中島重義
人間の健康や生命に貢献するために人間を測定したデータをもとにした研究が過去よりたくさんあります。
身近な例では、血圧計の値や体重計の値が気になる人も多いでしょう。
しかし、複雑なデータに対する判断では単に数値が基準値の上か下かという単純な判断だけではできないものがあります。
筆者は人体に加速度計のデータを解析することによって、たとえば転倒したのかどうか人工知能で判断をする研究をしています。あるいは歩くときの加速度で脳梗塞の初期症状が出ているか出てないかを人工知能で判断する研究をしています。
また、加速度でなく、レントゲンの画像から骨の位置方向を正確に判断するために人工生命で解析しています。これらの研究について紹介します。
■14:30-14:35 質疑・討論 大島昭彦
■14:35-15:30
「雑多な文章での自然言語処理-人狼ゲームへの応用」
電子情報系専攻 講師 上野敦志
人工知能研究の歴史を概観し、我々の行っている「雑多な文章の自然言語処理」の研究を紹介します。
その研究の一つとして、複数のプレイヤがオンラインのBBS上で会話をしながら進行する人狼ゲームのための人工知能を開発しています。このゲームはプレイヤ中に隠れている人狼側のプレイヤを見つけ出すゲームであり、誰が人狼陣営であるかを推定する能力が非常に重要です。
そこで、人狼ゲーム中の自然言語による発話を処理して各プレイヤをベクトル表現し、3層ニューラルネットワークを用いて人狼の推定を行う手法を開発しました。本講演では、この手法の仕組みと現時点での性能について説明します。
■15:30-15:35 質疑・討論 大島昭彦
■15:35-15:45 休憩(10分間)
■15:45-16:40
「個人の人生の記録-Webインテリジェンスとライフログ-」
電子情報系専攻 教授 村上 晴美
私の研究室では「個人の人生の記録」と題する研究を行っています。
人物に関連する情報を蓄積することにより、情報学的に「人物(自己と他者)の理解」と「人生(よく生きること)」を支援することをめざしています。
WebインテリジェンスはWeb上の知的な情報処理、ライフログは個人の生活の記録に関する研究分野です。
本講演では前者の例として「氏名を入力してWeb上から人物に関連する情報を抽出し、履歴書や地図を出力するシステム」、後者の例として「Twitter、LINE等のSNS、カレンダー等の個人の情報利用行動を蓄積して個人の記憶を支援するシステム」を紹介します。
■16:40-16:45 質疑・討論 大島昭彦