【大阪市立大学「オープンラボラトリー」】災害時のいのちを守る術|イベント・セミナー申込画面|大阪産業創造館

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【大阪市立大学「オープンラボラトリー」】
災害時のいのちを守る術

No.22975

開催日時 2017年4月21日(金) 13:30-17:10
開催日時補足 2017年4月21日(金)13:30-17:00(※17:10-18:30 交流懇親会)
開催場所 大阪産業創造館6F 会議室AB
定員 90名
 満席になり次第、締め切ります
料金 無料 
※交流懇親会参加の場合は2,000円必要
お支払方法 当日受付にてお支払い
※ユーザー登録1件につき1名様しか参加できません。お連れ様は別途ユーザー登録と申込が必要です。
お問合せ先 大阪産業創造館イベント・セミナー事務局
〒541-0053 大阪市中央区本町1-4-5
大阪産業創造館13階
TEL:06-6264-9911 FAX:06-6264-9899 E-MAIL:ope@sansokan.jp
受付時間:月‐金 10:00‐17:30 (祝日除く)
交通機関:大阪市営地下鉄「堺筋本町駅」下車
「中央線」1号・2号出口「堺筋線」12号出口 各徒歩約5分

もしくは

大阪市立大学新産業創生研究センター
〒558-8585大阪市住吉区杉本3-3-138
TEL: 06-6605-3550 FAX: 06-6605-2058
E-MAIL: sangaku-ocu@ado.osaka-cu.ac.jp
http://www.osaka-cu.ac.jp/ja/research
主催:大阪市立大学大学院工学研究科/大阪市立大学新産業創生研究センター/大阪産業創造館(公益財団法人大阪市都市型産業振興センター)

オープンラボラトリーとは?

産学官連携を目指す“出前”研究室
大阪市立大学大学院工学研究科は、産業界、社会との活発な交流を通して、大学における基礎研究のさらなる発展を期するとともに、有機的な「産」・「学」・「官」のパートナーシップを築き、萌芽的、挑戦的な応用研究の開拓によって、大阪市を中心とする地域に密着した新しい産業の創生と育成、都市大阪の再生に積極的な役割を果たすことをめざして、「都市・環境」、「新エネルギー」、「ナノ領域マテリアル・バイオ」、「IT活用」などの重点研究部門についての最新の研究成果、これまで培ってきた基礎研究の成果を、“出前”研究室という形で広く社会に発信します。

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今回のテーマ

メインテーマ: 「大阪市立大学の「いのちを守る都市づくり」」
2015年3月1日に大阪市立大学は,全学的組織として「都市防災教育研究センター」を設立しました。第69回以降では,その取り組みについてご紹介します。


第70回テーマ:「災害時のいのちを守る術」
大きな災害が発生した際には、避難生活を余儀なくされます。避難生活では、食糧や飲料、医療品・医薬品の制約などがあるために、この避難生活を送っている間に体調を崩し、生命の存続に関わるような状況に陥ることもあります。また、身近な人を伴って限られた時間で避難所に到達するためには、それなりの体力も求められます。
第70回オープン・ラボラトリーでは、「災害時のいのちを守る術」として、災害直後の避難生活に関わる研究成果を出前します。

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プログラム

■13:30-13:35
開会挨拶・本日のテーマについて
産学官連携推進委員会委員長 大島昭彦



■13:35-13:40
「都市防災教育研究センターの取り組み -災害対応-」
都市健康・スポーツ研究センター 教授 渡辺一志

都市防災教育研究センター(CERD)・災害対応ユニットの取り組みの概要を紹介します。


■13:40-14:15
「セルフケア能力向上のためのコミュニティ防災教育プログラムとその効果」
看護学研究科 教授 横山美江

CERDにおけるヘルスケア部門では、看護理論の一つであるセルフケア理論(Orem,1979)を災害看護に応用し、市民が災害から自身で身を守る力を身につけ、自助・共助における行動力を高め、災害時にもサバイバルできるような防災教育プログラムを作成し、地域住民を対象に防災教育を実施しています。本講演では、本プログラム内容と教育プログラムの学習効果について紹介します。


■14:15-14:20 質疑・討論  大島昭彦


■14:20-14:55
「災害時の避難に必要な体力について考える」
都市健康・スポーツ研究センター 講師 今井大喜

政府地震調査研究推進本部は、南海トラフを震源域とする大地震の発生確率を「30年以内に70%程度」と推定しており、近い将来、高い確率で大災害が発生する可能性のあることを示しています。この場合、沿岸部は大規模な津波の危険に曝されることとなり、津波が来襲するまでの避難が生死を分ける大きな境となるといえます。ここでは、「避難」に注目した体力評価をもとに一次避難に必要な体力について考えます。

■14:55-15:00 質疑・討論  大島昭彦


■15:00-15:15 休憩(15分間)

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■15:15-15:50
「福祉的配慮のある避難所づくり」
生活科学研究科 准教授 野村恭代

災害発生時に必要となるものは、日頃からのつながりを基盤とした、人と人との「支え合い」です。地域のなかには、何らかの配慮を必要とする人、生活への支援を必要とする人など、さまざまな人が生活しています。多様な人々との平時のつながりが、災害時には力を発揮します。そこで今回は、避難所での「福祉的配慮」とは何かに加え、日常生活における福祉的な配慮についても紹介します。


■15:50-15:55 質疑・討論  大島昭彦


■15:55-16:30
「ローリングストックによる水・食料の備蓄」
生活科学研究科 教授 由田克士

災害時に備え、私たちはどうすれば効率よく水や食料を備蓄できるのでしょうか。こういう場合に考慮したいのが、ローリングストックです。日常使用している保存性の高い食品、例えば、乾物、缶詰、レトルト食品などを一定量ストックしつつ、賞味期限までには順次消費し、買い足していくことを言います。これにより、無駄なく一定量を継続的に備蓄することができます。災害時用として市販されている長期間保存可能な食品でなくても、比較的容易に望ましい備蓄食品を確保することができます。


■16:30-16:40 質疑・総合討論  大島昭彦


■16:40-16:50 産学官連携推進本部の活動紹介
新産業創生研究センターコーディネーター 渡辺敏郎



■16:50-17:00 総括・次回テーマについて・閉会挨拶
産学官連携推進委員会委員長 大島昭彦



■17:10-18:30 交流懇親会

最近のオープンラボラトリーの発表テーマ(開催済)

大阪市立大学大学院工学研究科「オープン・ラボラトリー」の過去の開催内容などの詳細は こちら をご覧ください。

(11)『明日を拓くロボットテクノロジー』
第25回:未踏工学分野-ミクロ・ロボティクス
第26回:ロボット用視覚システムの開発と3次元ディスプレイの実現
第27回:安全なロボットを実現する材料

(12)『より良い生活を支えるマテリアルの開拓』
第28回:環境に優しいマテリアル創製テクノロジー
第29回:エネルギーとバイオにおける次世代機能性材料
第30回:マテリアルの物性と計測の最前線

(13)『ナノ構造金属材料研究の最新報告』
第31回:ナノ構造金属材料研究の最新報告

(14)『都市環境新生に関するコア技術』
第32回:環境との調和のとれた都市内橋梁を目指して
第33回:都市環境のシミュレーションと計画

(15)『都市のライフライン(老朽下水道管路)の更生』
第34回:都市のライフライン(老朽下水道管路)の更生

(16)『医療と製薬への工学的アプローチ』
第35回:医薬を進歩させるバイオ工学
第36回:医療と製薬への工学的アプローチ

(17)『エネルギー貯蔵・変換技術の研究最前線』
-脱化石燃料社会を目指して-

第37回:インサーション材料からなる12V“非鉛系”蓄電池
第38回:燃料電池の開発および各種燃料電池を用いたマイクロ・コージェネレーションシステム

(18)『材料の"知的機能"とその応用』
第39回:環境浄化と材料
第40回:複合材料
第41回:欠陥を見つける・調べる・利用する

(19)『画像処理と表示』
第42回:画像認識と処理技術
第43回:3次元画像表示技術

(20)『大阪市立大学 複合先端研究』
第44回:大阪平野の地盤・地下水環境
第45回:地下水の浄化と有効利用
第46回:空から降ってくる光と熱を大都市・大阪にどう活かす?
第47回:海と陸から見る臨海都市・大阪の生態系評価と環境対策
第48回:Solar to Fuels(太陽光からの燃料生成)拠点形成

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(21)『工学研究科 プロジェクト研究』
第49回:オキサイド・マテリアルの新展開
第50回:ヒューマンインターフェースとロボティクスによる人間機能の拡張
第51回:バイオインターフェース先端マテリアル
第52回:都市における未利用エネルギーの活用技術
第53回:水辺の環境再生と資源の有効活用のための物質の回収・追跡技術
第54回:インフラ構造物の健全度診断・長寿命化技術
第55回:自然水系の活用
第56回:人工水系の活用
第57回:複雑材料の計測と加工
第58回:スマートプロセス技術が拓く材料イノベーション
第59回:複雑熱流体を操る技術
第60回:都市問題とスマートエネルギー
第61回:医薬をめざすバイオ技術の進歩
第62回:材料化学の最先端
第63回:省エネルギーと快適性
第64回:あらためて建築物の安全性を考える
第65回:エネルギー創出への総合的な取り組み
第66回:大気圧プラズマを用いたプロティン・セルテクノロジの新展開
第67回:表面ナノ制御・接合技術が拓く材料・プロセスイノベーション
第68回:ロボットテクノロジーを応用した安全・安心な街づくりおよび移動支援システム
第69回:都市防災教育 -地域に根ざした災害リスク学習の取り組みとICTの利活用-

次回テーマ

第69-71回「オープン・ラボラトリー」メインテーマ
『大阪市立大学「いのちを守る都市づくり」』


第71回テーマ:「大阪の防災・減災に向けた取り組み」
2017年7月10日(月) 13:30-17:00
大阪産業創造館6F 会議室AB 定員 90名

地震や洪水氾濫が発生したとき、いのちを守るためには、早期に避難行動をとることが大切です。避難にあたっては、その後どのような状況に置かれる可能性があるかを想定したうえで適切な避難行動を取ることが望まれます。第71回では、「大阪の防災・減災に向けた取り組み」として、台風による水災害の想定における課題点、地震に対する建築物の安全性の検討、大阪の地理・地形的特性による災害の特徴、迅速な避難行動を取るための術などに関わる最新の研究成果を出前します。

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お客様の情報について

お申込みいただくお客様の情報は、共催の大阪市立大学と共有させていただきますので、ご了承の上、お申込みください。

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注意事項

※注意事項※

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    お連れ様がいらっしゃる場合は別途ユーザー登録の上、お申込をお願いいたします。下記アンケート回答欄に、お連れ様の出席希望をお書きになれらましても、申込受付はいたしかねます。ご了承ください。
    ●報道関係者などの事前承認を受けた方を除き、当館が主催するセミナー・イベントの無断録音・撮影は禁止されています。
    ●お申込みいただくお客様の情報は、共催の大阪市立大学担当者及び発表者にも共有させていただきますので、ご了承の上お申込みください

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  • セミナーなどお席に限りがある催事について、ご欠席される場合は必ず前日までにキャンセル処理をしていただきますようお願いいたします。

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  • 中止や開催方法を変更する場合は、WEBサイトへの掲示およびお申込いただいた皆さまにはメールにてご連絡いたしますので、ご確認をお願いいたします。
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  • 申込状況や会場の都合により、受入定員を変更することがあります。
  • 本イベントへの参加、出展者並びに参加者の責に帰す本イベント会場内での事故、出展事業者の説明内容・事業内容・経営状況、出展事業者の商品・技術・サービス及び出展事業者との商談・取引・契約などについて、公益財団法人大阪産業局は何ら保証等するものではなく、これら及びこれらに基づいて生じたいかなるトラブル・損害についても、一切責任を負いません。