【トークライブ！】
「風で織るタオル」を生んだ ＩＫＥＵＣＨＩ ＯＲＧＡＮＩＣ の大逆転物語！

〜世界が驚いた、終わりのない安全性・環境保全への取り組み〜

全国に熱狂的なファンを持つ「風で織るタオル」。
モノが売れないこの時代に、四国・愛媛の地方中小企業 ＩＫＥＵＣＨＩ ＯＲＧＡＮＩＣ が、日本国内だけでなく世界から評価を受けています。
前身である池内タオル株式会社を、1983年に創業者である父の急逝で、引き継ぎのないまま2代目社長に就任した池内計司氏。
その池内氏の生き様と会社の歴史はまさに波瀾万丈です。

2003年、当時の小泉純一郎首相が施政方針演説で「日本が誇る地方の企業」と取り上げ、注文や取材が殺到しました。さらに、タオル生産に使う電力を100％風力発電で賄っていることがマスコミで報道され、「風で織るタオル」の愛称がつけられ、引き合いが急増。
まさに絶頂のその時、売り上げの7割を依存していた取引先が経営破綻し、連鎖倒産の危機に陥りました。

いかにしてこの危機を乗り越えたのか？
また、世界を驚かせるさらに徹底した「最大限の安全と最小限の環境負荷」の追求はいったいどのようにして行われているのか？　
その原動力はどこからくるのか？

池内氏自身の生き方・考え方を交え、語っていただきます。

池内　計司 氏
（いけうち けいし）
ＩＫＥＵＣＨＩ ＯＲＧＡＮＩＣ株式会社 代表

1949年愛媛県今治市生まれ。1971年松下電器産業（現パナソニック）に入社。1983年家業を継いで池内タオルに入社、２代目社長に就任。先進的かつ独創的な高い技術力に加え、風力発電100%による工場稼動や業界初のISO14001認定など、業界の風雲児として注目を浴びる。1999年に立ち上げた自社ブランド「IKT」は、日本のみならず欧米でも高く評価され、2002年には「ニューヨーク・ホームテキスタイルショー・2002スプリング」で、日本企業として初めて最優秀賞を受賞。環境とビジネスを両立する企業として注目される。2008年には第12回新エネ大賞・審査委員長特別賞受賞。

2011年12月 カンブリア宮殿『村上龍VS経済人池内計司』出演。
2014年3月IKEUTI ORGANIC(株)に社名変更。代表取締役。
2016年6月 IKEUTI ORGANIC(株) 代表。

著書に『「つらぬく」経営』（エクスナレッジ）がある。