【大阪市立大学「オープンラボラトリー」】医薬をめざすバイオ技術の進歩|イベント・セミナー申込画面|大阪産業創造館

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【大阪市立大学「オープンラボラトリー」】
医薬をめざすバイオ技術の進歩

No.18326

開催日時 2015年1月23日(金) 13:30-17:00
開催日時補足 2015年1月23日(金)13:30〜17:00(※17:00〜18:30 交流会)
開催場所 大阪産業創造館6階 会議室AB
定員 90名
 満席になり次第、締め切ります
料金 無料 
※交流懇親会参加の場合は2,000円必要
お支払方法 当日受付にてお支払い
お問合せ先 大阪産業創造館イベント・セミナー事務局
〒541-0053 大阪市中央区本町1-4-5 大阪産業創造館13階
TEL: 06-6264-9911 FAX: 06-6264-9899 E-MAIL: ope@sansokan.jp
受付時間:月〜金 10:00〜18:00 (祝日除く)

もしくは

大阪市立大学新産業創生研究センター
〒558-8585大阪市住吉区杉本3-3-138(インキュベータ内)
TEL: 06-6605-3468 FAX: 06-6605-3552
E-MAIL: sangaku-ocu@ado.osaka-cu.ac.jp
http://www.osaka-cu.ac.jp/cooperation/rcii/
主催:大阪市立大学大学院工学研究科/大阪市立大学新産業創生研究センター/(公財)大阪市都市型産業振興センター(大阪産業創造館)

オープンラボラトリーとは?

産学官連携を目指す“出前”研究室
大阪市立大学大学院工学研究科は、産業界、社会との活発な交流を通して、大学における基礎研究のさらなる発展を期するとともに、有機的な「産」・「学」・「官」のパートナーシップを築き、萌芽的、挑戦的な応用研究の開拓によって、大阪市を中心とする地域に密着した新しい産業の創生と育成、都市大阪の再生に積極的な役割を果たすことをめざして、「都市・環境」、「新エネルギー」、「ナノ領域マテリアル・バイオ」、「IT活用」などの重点研究部門についての最新の研究成果、これまで培ってきた基礎研究の成果を、“出前”研究室という形で広く社会に発信します。

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今回のテーマ

メインテーマ 「バイオ工学と材料化学の最先端」
第61〜62回では、医薬品の新規創製や生産に関わる先端バイオ工学技術を紹介し、さらに光などの外部刺激に反応する有機機能性材料や新規な機能性を有する各種高分子材料について、化学生物系専攻の教員が最新の研究成果を出前します。

第61回テーマ:「医薬をめざすバイオ技術の進歩」
近年、医薬・医療の先端分野で工学的アプローチの重要性が増大している。第61回では天然物をモチーフとする分子標的抗炎症薬開発、そして医薬品として大きな注目を浴びている抗体の高効率作製法と新規高機能抗体のデザインに関する3件の講演を行います。
また、今回はオープンラボラトリー12周年を記念して、初めに産学官連携推進本部長より、最後に工学研究科長より挨拶を申し上げます。

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発表内容

◆13:30〜13:35
 開会挨拶
 産学官連携推進委員会委員長  大島昭彦


◆13:35〜13:40
 産学官連携推進本部長からの挨拶  大嶋 寛


◆13:40〜13:55
イントロダクション・オーバービュー
         化学生物系専攻 教授 田辺利住


◆13:55〜14:45
『天然物をモチーフとした新規抗炎症剤の開発』
化学生物系専攻 講師 東 秀紀

 炎症応答は生体組織にとって好ましくない刺激を受けた際に免疫系が引き起こす局所的な防御反応ですが、一方で慢性的な炎症は生体そのものにもダメージを与えてしまいます。このような疾患に深く関与している因子の一つが転写因子NF-κBです。今回、天然物由来の抗炎症性化合物をモチーフとして合成した様々な類縁体の中から、NF-κBの働きを抑えて高い炎症抑制効果を示した、新規抗炎症剤としての候補化合物を紹介します。
◆14:45〜14:50 質疑・討論  大島昭彦

◆14:50〜15:00 休憩(10分間)

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◆15:00〜15:50
『高効率モノクローナル抗体作製法とその応用』
化学生物系専攻 准教授 立花太郎

 モノクローナル抗体の特徴は、抗原分子の特定の箇所に非常に高いアフィニティーで結合することです。この特性を利用して、生体分子の機能解析だけでなく、病気の診断や治療などの医療分野をはじめ、BSE検査や環境ホルモン検出など生活に密接した多くの分野で利用されており、モノクローナル抗体は今や私達の暮らしに欠かすことの出来ないツールとなっています。本発表では私達が開発を進めている高効率モノクローナル抗体作製法とその作製例についてご紹介いたします。
◆15:50〜15:55 質疑・討論  大島昭彦

◆15:55〜16:45
『高機能医薬品開発に向けた抗体エンジニアリング』
化学生物系専攻 講師 中西 猛

 近年、バイオ医薬の市場規模が急速に拡大するなか、抗体医薬は世界の医薬品売上トップ10のうち5品目を占めており、目覚ましい成長を遂げています。一方で、抗体医薬品を用いた治療には高額な費用を必要とするため、医療コスト低減の観点から、より治療効果の高い抗体医薬品の開発が望まれています。最近では、薬剤結合抗体や二重特異性抗体などの次世代抗体医薬が開発され、大きな期待が寄せられています。本発表では、高機能抗体作製技術の開発に向けた取り組みについて、私達の研究成果を交えながら紹介いたします。
◆16:45〜16:50 質疑・総合討論  大島昭彦

◆16:50〜16:55
 工学研究科長からの挨拶  日野泰雄


◆16:55〜17:00
 総括・次回テーマについて・閉会挨拶
産学官連携推進委員会委員長 大島昭彦


◆17:00〜18:30
 交流懇親会

最近のオープンラボラトリーの発表テーマ(開催済)

大阪市立大学大学院工学研究科「オープン・ラボラトリー」の過去の開催内容などの詳細は こちら をご覧ください。

(11)『明日を拓くロボットテクノロジー』
第25回:未踏工学分野-ミクロ・ロボティクス
第26回:ロボット用視覚システムの開発と3次元ディスプレイの実現
第27回:安全なロボットを実現する材料

(12)『より良い生活を支えるマテリアルの開拓』
第28回:環境に優しいマテリアル創製テクノロジー
第29回:エネルギーとバイオにおける次世代機能性材料
第30回:マテリアルの物性と計測の最前線

(13)『ナノ構造金属材料研究の最新報告』
第31回:ナノ構造金属材料研究の最新報告

(14)『都市環境新生に関するコア技術』
第32回:環境との調和のとれた都市内橋梁を目指して
第33回:都市環境のシミュレーションと計画

(15)『都市のライフライン(老朽下水道管路)の更生』
第34回:都市のライフライン(老朽下水道管路)の更生

(16)『医療と製薬への工学的アプローチ』
第35回:医薬を進歩させるバイオ工学
第36回:医療と製薬への工学的アプローチ

(17)『エネルギー貯蔵・変換技術の研究最前線』
-脱化石燃料社会を目指して-

第37回:インサーション材料からなる12V“非鉛系”蓄電池
第38回:燃料電池の開発および各種燃料電池を用いたマイクロ・コージェネレーションシステム

(18)『材料の"知的機能"とその応用』
第39回:環境浄化と材料
第40回:複合材料
第41回:欠陥を見つける・調べる・利用する

(19)『画像処理と表示』
第42回:画像認識と処理技術
第43回:3次元画像表示技術

(20)『大阪市立大学 複合先端研究』
第44回:大阪平野の地盤・地下水環境
第45回:地下水の浄化と有効利用
第46回:空から降ってくる光と熱を大都市・大阪にどう活かす?
第47回:海と陸から見る臨海都市・大阪の生態系評価と環境対策
第48回:Solar to Fuels(太陽光からの燃料生成)拠点形成

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(21)『工学研究科 プロジェクト研究』
第49回:オキサイド・マテリアルの新展開
第50回:ヒューマンインターフェースとロボティクスによる人間機能の拡張
第51回:バイオインターフェース先端マテリアル
第52回:都市における未利用エネルギーの活用技術
第53回:水辺の環境再生と資源の有効活用のための物質の回収・追跡技術
第54回:インフラ構造物の健全度診断・長寿命化技術
第55回:自然水系の活用
第56回:人工水系の活用
第57回:複雑材料の計測と加工
第58回:スマートプロセス技術が拓く材料イノベーション
第59回:複雑熱流体を操る技術
第60回:都市問題とスマートエネルギー

次回テーマ

第61〜62回「オープン・ラボラトリー」メインテーマ『バイオ工学と材料化学の最先端』

第62回テーマ:「材料化学の最先端
2015年4月10日(金) 13:30〜17:00
大阪産業創造館6階 会議室A・B 定員 90名


第62回では「材料化学の最先端」と題して最新の有機材料について紹介します。光などの外部刺激に反応する有機機能性材料、使用後に外部刺激を与えることにより簡単に剥がせる易解体性接着材料、永久ヒューズに使用可能な導電フィラー分散高分子材料、エネルギーハーベスト技術に寄与するフッ素系高分子の結晶構造制御に関して4題の講演を化学生物系専攻の老若男女の教員がわかりやすく講演します。

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お客様の情報について

お申込みいただくお客様の情報は、共催の大阪市立大学と共有させていただきますので、ご了承の上、お申込みください。

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注意事項

※注意事項※

    ●お申込はお一人様につき一件のみ承っています。
    お連れ様がいらっしゃる場合は別途ユーザー登録の上、お申込をお願いいたします。下記アンケート回答欄に、お連れ様の出席希望をお書きになれらましても、申込受付はいたしかねます。ご了承ください。
    ●報道関係者などの事前承認を受けた方を除き、当館が主催するセミナー・イベントの無断録音・撮影は禁止されています。
    ●お申込みいただくお客様の情報は、共催の大阪市立大学担当者及び発表者にも共有させていただきますので、ご了承の上お申込みください

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  • セミナーなどお席に限りがある催事について、ご欠席される場合は必ず前日までにキャンセル処理をしていただきますようお願いいたします。

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