【大阪市立大学「オープンラボラトリー」】複合材料|イベント・セミナー申込画面|大阪産業創造館

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【大阪市立大学「オープンラボラトリー」】
複合材料

No.09875

開催日時 2009年10月26日(月) 13:30-18:30
開催日時補足 2009年10月26日(月)
13:30〜17:00(※17:00〜18:30 交流会)
開催場所 大阪産業創造館6階 会議室AB
定員 90名
 満席になり次第、締め切ります
申込締切日 満席になり次第締め切ります
料金 無料 
※交流懇親会参加の場合は2,000円必要
お支払方法 当日受付にてお支払い
お問合せ先 大阪産業創造館イベント・セミナー事務局
〒541-0053 大阪市中央区本町1-4-5
大阪産業創造館13階
TEL: 06-6264-9911 FAX: 06-6264-9899 E-MAIL: ope@sansokan.jp
受付時間:月〜金 10:00〜18:00 (祝日除く)

もしくは

大阪市立大学新産業創生研究センター
〒558-8585大阪市住吉区杉本3-3-138(インキュベータ内)
TEL: 06-6605-3468 FAX: 06-6605-3552
E-MAIL: sangaku-ocu@ado.osaka-cu.ac.jp
http://www.osaka-cu.ac.jp/cooperation/rcii/index.html

オープンラボラトリー
概要

産学官連携を目指す“出前”研究室

 大阪市立大学大学院工学研究科は、産業界、社会との活発な交流を通して、大学における基礎研究のさらなる発展を期するとともに、有機的な「産」・「学」・「官」のパートナーシップを築き、萌芽的、挑戦的な応用研究の開拓によって、大阪市を中心とする地域に密着した新しい産業の創生と育成、都市大阪の再生に積極的な役割を果たすことをめざして、「都市・環境」、「新エネルギー」、「ナノ領域マテリアル・バイオ」、「IT活用」などの重点研究部門についての最新の研究成果、これまで培ってきた基礎研究の成果を、“出前”研究室という形で広く社会に発信します。

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テーマ

メインテーマ(第39〜41回):
『材料の“知的”機能とその応用』

知的材料とは、センシング(検知する)機能、プロセッシング(考えて判断する)機能、そしてアクチュエーション(行動する)機能の3つの要素を備えた次世代の材料です。生物のようにインテリジェンスを持った知的材料の開発によって材料の信頼性と機能を飛躍的に向上させることができます。

また、これまでの環境の汚染、資源の枯渇などの物質文明の「負」の遺産を払しょくするためには、安全という"下敷き"の上に、よりよい機能をもった材料の創成と開発が要請されています。

今回、『材料の"知的"機能とその応用』をメインテーマとして、真に豊かな夢のある材料開発の一端をご紹介いたします。

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発表内容

■13:30〜13:40
開会挨拶
産学官連携推進委員会副委員長 大島 昭彦
機械物理系専攻教授 澤田 吉裕


■13:40〜14:25
「Ti/GFRPファイバメタル積層材の損傷挙動」
機械物理系専攻博士課程 中谷 隼人

金属とFRPを交互に積層したFibre-Metal Laminates (FML)は、優れた耐疲労性や耐衝撃損傷性等を有しており、航空機に使用されています。例えばAl合金とGFRPを用いたGLARERが史上最大の旅客機であるAIRBUS社のA380の胴体上部外壁等に採用されています。最近では、超音速航空機への応用に向けた耐熱信頼性の向上が求められ、金属層にTi合金を用いたFMLの研究が盛んになっています。本講演では、Ti/GFRP積層板の疲労および低速衝撃負荷による損傷挙動の評価結果と、有限要素法を用いた解析結果を紹介いたします。

■14:25〜14:35 ディスカッション  橋本 敏・大島 昭彦

■14:35〜15:20
「表面処理鋼板の塗膜密着性評価方法」
機械物理系専攻博士課程  原 圭介

あらかじめ表面処理鋼板に塗装を行ったプレコート鋼板を用いた加工法は、製造コストを低下させるため、特に家電分野で注目されています。プレコート鋼板は、製造工程で物理的な加工や接合による変形を受け、種々の環境に曝されて使用されるため、塗膜と表面処理鋼板の密着性が非常に重要です。しかし、現状での塗膜と鋼板の密着性の評価方法は定性的な評価方法がほとんどであり、定量的な密着性の測定方法が求められています。そこで、塗膜密着性の評価方法の現状と問題点を整理し、新たな評価方法による試験と解析の結果を紹介いたします。

■15:20〜15:30 ディスカッション  橋本 敏・大島 昭彦

■15:30〜15:50 休憩(20分間)

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発表内容

■15:50〜16:40
「複合材料の成形中および運用中の健全性監視技術」
機械物理系専攻講師  高坂 達郎

複合材料構造に超小型センサを組み込むことによって、建物や航空機などの構造部材に「感じる」機能を与えることができます。この材料に組み込んだセンサ機能によって、複合材料の成形(製造)時の材料の状態や運用時の健全性を常に監視することが可能になります。これらの技術には、製造の高効率化、材料の高品質化、安全性の向上、運用コストの削減などの多くの利点があります。本講演では、特に組み込み用センサとして注目されている光ファイバセンサを用いた、複合材料の成形中および運用中の健全性監視技術について、当研究室の研究成果を中心に紹介いたします。

■16:40〜16:50 ディスカッション  橋本 敏・大島 昭彦

■16:50〜16:55
新産業創生研究センターの活動紹介
同センター コーディネーター 渡辺 敏郎


■16:55〜17:00
閉会挨拶・次回テーマについて
産学官連携推進委員会委員長 橋本 敏


■17:00〜18:30
交流懇親会(大阪産業創造館16階レストラン)

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過去のオープンラボ
ラトリーのテーマ

大阪市立大学大学院工学研究科「オープン・ラボラトリー」の過去の開催内容などの詳細は こちら をご覧ください。


【最近のオープンラボラトリーの発表テーマ(開催済)】

(11)『明日を拓くロボットテクノロジー』
第25回:未踏工学分野-ミクロ・ロボティクス
第26回:ロボット用視覚システムの開発と3次元ディスプレイの実現
第27回:安全なロボットを実現する材料

(12)『より良い生活を支えるマテリアルの開拓』
第28回:環境に優しいマテリアル創製テクノロジー
第29回:エネルギーとバイオにおける次世代機能性材料
第30回:マテリアルの物性と計測の最前線

(13)『ナノ構造金属材料研究の最新報告』
第31回:ナノ構造金属材料研究の最新報告

(14)『都市環境新生に関するコア技術』
第32回:環境との調和のとれた都市内橋梁を目指して
第33回:都市環境のシミュレーションと計画

(15)『都市のライフライン(老朽下水道管路)の更生』
第34回:都市のライフライン(老朽下水道管路)の更生

(16)『医療と製薬への工学的アプローチ』
第35回:医薬を進歩させるバイオ工学
第36回:医療と製薬への工学的アプローチ

(17)『エネルギー貯蔵・変換技術の研究最前線』
-脱化石燃料社会を目指して-

第37回:インサーション材料からなる12V“非鉛系”蓄電池
第38回:燃料電池の開発および各種燃料電池を用いたマイクロ・コージェネレーションシステム

(18)『材料の"知的機能"とその応用』
第39回:環境浄化と材料

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【重要なお知らせ】

【重要なお知らせ】新型インフルエンザに伴うイベントの開催について

詳細はこちら をご覧ください。

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ご注意

※交流会に参加される方は必ず下記にチェックをしてください
※お申込みいただくお客様の情報は、共催の大阪市立大学担当者及び発表者にも共有させていただきますので、ご了承の上お申込みください

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注意事項

※注意事項※

    ●お申込はお一人様につき一件のみ承っています。
    お連れ様がいらっしゃる場合は別途ユーザー登録の上、お申込をお願いいたします。下記アンケート回答欄に、お連れ様の出席希望をお書きになれらましても、申込受付はいたしかねます。ご了承ください。
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    ●報道関係者などの事前承認を受けた方を除き、当館が主催するセミナー・イベントの無断録音・撮影は禁止されています。

キャンセルについて

  • セミナーなどお席に限りがある催事について、ご欠席される場合は必ず前日までにキャンセル処理をしていただきますようお願いいたします。

個人情報の取り扱いについて

  • 諸般の事情により、このセミナー(イベント)をやむを得ず変更又は中止する場合がありますので、あらかじめご了承ください。
  • 中止や開催方法を変更する場合は、WEBサイトへの掲示およびお申込いただいた皆さまにはメールにてご連絡いたしますので、ご確認をお願いいたします。
  • 他のお客様の迷惑になると事務局が判断した場合は、ご参加いただけない、またはご退室いただく場合があります。
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