概要
肥満解消市場に商機多し!!
世界を襲った金融危機の影響による個人消費の冷え込みや、企業の業績不振などから、人は「将来に備えた自己防衛」という守りの行動に入ると考えられています。
それは自己啓発だけでなく、健康でいなければという意識から、太ってはいけない。生活習慣病のリスクがあるメタボリックではいけない。という自己健康管理意識につながります。また、2008年4月にスタートした特定検診・特定保健指導の義務化も肥満解消市場を後押ししているようです。
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内容
本セミナーでは、
「脳疲労」が生活習慣病の始まりであると考え、それを取り除くこと、つまり脳を癒すことが、生活習慣病や鬱などの治療法であり予防法である(BOOCS法=脳疲労解消法)という仮説と実証を行った藤野弘彦氏による独自のダイエット理論の紹介と、ダイエット・ビジネスだけに絞った初めての書【「肥満解消」マーケティング―成長市場を攻略する“7つのS”ד6つのC”―】の著者である、有元裕美子氏が、不況下でも伸び続けるこの市場の分析や攻略法を具体的に解説します。
是非お聞き逃しなく。
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プログラム
13:00 開場
13:30〜15:00
・「これは納得! 脳疲労と肥満の関係」
藤野武彦(ふじのたけひこ)氏
(九州大学名誉教授/医学博士/医療法人社団ブックス理事長)
【講演概要】
生活習慣の悪さが原因で起こる、生活習慣病の一つである肥満やメタボは、
食事を控えて運動すれば良いということは、多くの人が知っている。
しかし年々肥満者は減るどころかますます増加中で、国もメタボ対策として
特定検診・保健指導を今年から開始した。
生活習慣が悪くなるその根本的な理由は脳疲労であるという研究理論と、
検証されたその具体的な解決方法について紹介する。
15:00〜15:15
休憩
15:15〜16:30
・「7S6Cで斬る!肥満解消マーケティング」
有元裕美子(ありもとゆみこ)氏
(三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株) 研究開発第1部 副主任研究員)
【講演概要】ダイエット、メタボ対策など「肥満解消ビジネス」は健康産業で最大かつ普遍的、そして安定した市場であり、長期的には今後も成長が期待される。しかし、短期的には、諸制度の影響や、新規顧客開拓の低迷による成長鈍化、折からの不況など厳しい状況が続き、個別商品の単位でみると巨額の広告費を投じた新商品でさえヒットするとは限らない。現状では、次々に商品が投入されては消えていく。参入はそれほど甘くない「肥満解消ビジネス」。
今回は、「肥満解消ビジネス」における市場攻略の視点を、新たなマーケティング・フレーム「6C(Content、Charge、Contact、Continue、Cycle、Cluster」と弊社(三菱UFJリサーチ&コンサルティング)独自調査で明らかになった7つの肥満解消スタイル「7S」を交えながら解説する。
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講師プロフィール
■藤野武彦(ふじのたけひこ)氏
(九州大学名誉教授/医学博士/医療法人社団ブックス理事長)
昭和39年、九州大学医学部卒。九州大学健康科学センター教授を経て、現在九州大学名誉教授。医学博士。日本循環器学会、日本心電図学会評議員。レオロジー機能食品研究所所長として「医食同源」を科学化する一方、医療法人社団ブックス理事長として自身が提唱するBOOCS(ブックス)理論による診療を行っている。NPO法人「子どものいのちを守る会」副代表。著書論文は、医学健康科学以外にも、一般向け著書として『BOOCSダイエット』(朝日文庫)、『我慢するのはおやめなさい』など多数。
■有元裕美子(ありもとゆみこ)氏
(三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株) 研究開発第1部 副主任研究員)
健康産業やサービス産業振興などを専門とし、代替医療・医療・福祉分野の政策提言・調査・コンサルティングやセミナー講師を多数実施。代替医療には、自ら体調を崩した際に様々な療法を体験、有用性を実感。地域・病院・企業・個人レベルの普及を推進する。
健康産業や医療経済などを専門とし、代替医療・医療・福祉分野の政策提言・調査・コンサルティングやセミナー講師を多数実施。
官庁や民間企業等の受託を中心に、健康・医療関連分野の調査・コンサルティングに従事。国委託案件のプロジェクト・マネージメントも手がける。
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