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開業時や会社設立時には消費税がかからないって本当ですか?

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  • 開業時や会社設立時には消費税がかからないって本当ですか?

    開業時や会社設立時には消費税がかからないって聞いたことがありますが、具体的にどういったことですか?

    原則として、開業時や会社設立時は2年間、消費税の納税義務が免除されます。


    消費税は、すべての法人や個人事業主に納税義務がある税金ではありません。原則的には、「基準期間」における「課税売上高」が1,000万円を超えた場合に初めて消費税の納税義務が生じます。
    ここで出てくる「基準期間」っていうのは、2年前を指しています。つまり、消費税を課税するかどうかの判断は、「2年前」の「課税売上高等」で判定することになるわけです。したがって、開業時や会社設立後2年間は、「基準期間」自体が存在しないため、消費税が課税されない「免税事業者」ということになります(ただし、法人の場合は資本金1000万円未満の場合のみ)。
    例えば、設立初年度に1000万円を超える売上があっても、1年目、2年目は基準期間自体が存在しませんので、原則として最初の2年間は免税、3年目から課税事業者となります。ちなみに、この消費税のしくみを利用すると、例えば、最初の2年間「個人事業主」として免税、3年目直前に個人事業を「廃業」して会社を設立することで、最大4年間免税事業者でいられることも可能です。
    もちろん、設立時に限らず、「基準期間」の「課税売上高」が1000万円を超えない限り、原則として消費税の納付はずっと免税されます。
    ただし、上記は、あくまで「原則として」と書きました。なぜでしょう?
    実は・・最近改正が行われて例外が設けられたんです。
    個人事業者の場合は1月1日から6月30日までの半年間の課税売上高又は給料が1000万円を超えた場合には、次の年、つまり2年目から消費税が課税される改正がありました。また、法人の場合も同様の改正が行われています。法人の場合はさまざまなパターンがありますが、イメージは個人事業主と同じく、事業年度期首から半年間の課税売上等が1000万円を超える場合に、2年目から消費税が課税されることになります(詳しくは国税庁のHPをご確認ください)。消費税は、金額も小さくないので必ず確認しましょう!

    本記事の内容は投稿時点(平成26年7月21日)での税法、会計基準その他の法令に基づき記載しています。また、読者が理解しやすいように厳密ではない解説をしている部分があります。
    本記事に基づく情報により実務を行う場合には、専門家に相談の上行うか、十分に内容を検討の上実行してください。
    本情報の利用により損害が発生することがあっても、筆者は一切責任を負いかねますのでご了承下さい。

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