ナニワ経済の動き
大阪産業創造館

経済調査室 公益財団法人 大阪市都市型産業振興センター

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毎月の経済指標の動き

経済情勢の変化を俯瞰するために、需要、供給及び雇用・所得の3つのセクターに分け、極力、大阪市の最新指標を用いて総合的に分析・考察しています。

大阪市経済の動向(2017年10月公表データより)

全体としては・・・

景気は、一部で弱含むも、幅広い分野で拡大

需要面は総じて堅調。一般消費は、家計消費が弱いが販売は順調、域外需要は、輸出、インバウンド関連全てが最高水準。供給面は総じて堅調。商業系では、卸売業は回復基調、小売業とサービス業系は順調で最高水準、工業系は弱含みとなるも緩やかな持ち直し基調が持続。雇用状況は総じて堅調、雇用環境は、求人、求職ともに増加、求人倍率も僅かに上昇し最高水準。逼迫状態はさらに深刻化。

分野別では・・・

需要(支出)の動向 供給(生産)の動向 雇用・所得の動向

需要(支出)の動向

A.顕在需要

【 一般消費 】(すべて9月)
  • 大型小売店販売額は、スーパーは5ヵ月ぶりに増加し高水準、百貨店は大幅増で消費増税後の最高水準。
  • ドラッグストア販売額は増加して過去最高水準を更新。
  • 消費者物価指数は横ばい。
  • 家計消費支出は減少し低水準。
  • マンション売買㎡単価は、新築は3ヵ月連続で上昇し、近年の最高水準を連続更新、中古は横ばい。
  • 一般消費は家計消費が弱い以外は総じて堅調。
【 輸出等の外需 】
  • 輸出額(9月)は、関空の増加が寄与し、合計は最高水準。
  • 阪神高速大型車通行台数(9月)は5ヵ月連続で最高値を連続更新。
  • 外国人入国者数(9月)は小幅増に転じ、延べ宿泊者数(8月)も増加し、ともに過去最高。
  • 域外需要は総じて順調で4指標そろって過去最高を更新。
【 政府支出 】
  • 雇用保険受給者数(8月)は横ばい圏ながら微減、最低水準を3ヵ月連続で更新。

B.潜在需要(すべて8月)

  • 人口、世帯数ともに小幅に増加、増加傾向が持続。
  • 地下鉄・ニュートラム乗車人員は小幅減少に転ずるも極めて高い水準。
  • 着工新設住宅戸数は減少に転じ、前年同月と同水準。
  • 日経平均株価は高水準で横ばい。
  • 国内総生産は小幅に減少。
  • 潜在需要は総じて引き続き堅調。

※ 下の図の各指標にカーソルを置いてクリックすると詳細のグラフをご確認いただけます。

New : 今年度新たに採用した指標

供給(生産)の動向

顕在需要

[民間支出]
1から5は域内需要(一般消費)。6と7は域外需要。
  1. (市内消費)1.大型小売店販売額[スーパー]
  2. 2.大型小売店販売額[百貨店]
  3. 3.消費者物価指数(総合)
  4. 4.家計消費支出
  5. (市内消費)5.マンション売買市況
  6. 5. タクシー実車率※大阪地区
  7. 6. 輸出額※大阪港、関空
  8. 7.外国人入国者数 ※大阪港、関空
  9. 8.阪神高速大型車通行台数※阪神圏
[政府支出]
  1. 10.雇用保険受給者数(色逆)

潜在需要

  1. 1.月間人口動態、月間世帯動態
  2. (来訪者)2.地下鉄・ニュートラム乗車人員
  3. 3.着工新設住宅戸数
  4. (需要環境)4.国内総生産※実質
  5. (需要環境)4.国内総生産※実質

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供給(生産)の動向

A.稼動水準

【 商業系 】(すべて9月)
  • 輸入額は、大阪港が4ヵ月連続で小幅に増加するも、関空が減少に転じて、合計は高水準で横ばい。
  • 中央卸売市場取扱高は最低水準から反転増加。
  • 大阪府の卸売業景気DIは連続上昇し最高水準。
  • 卸売業系は回復基調、小売業系は拡大の動き、商業系は総じて堅調。
【 サービス業系 】(すべて9月)
  • 大阪府のサービス業景気DIは大幅に上昇し最高値を更新。
  • 全国の企業向けサービス価格指数は連続上昇で最高水準を連続更新。
  • 貸ビル利用稼働面積は小幅に増加して最高値を更新。
  • サービス業系は総じて順調、3指標ともに最高水準。
【 工業系 】
  • 全国の企業物価指数(9月)は高水準で7ヵ月連続の横ばい。
  • 大阪府の工業指数(7月)は、生産、出荷ともに小幅に下降、在庫が2ヵ月連続で上昇、在庫率は前月の急上昇による高めの水準で横ばい。
  • 工業系は弱含みとなるも緩やかな持ち直し基調が持続。
【 総合 】(すべて9月)
  • 企業倒産件数は減少に転じ、低めの水準。
  • 銀行貸出残高は反転減少するも高水準。
  • 保証承諾額は2ヵ月連続で増加。
  • 総合は、資金需要に薄明かり。

B.建物・設備(すべて9月)

  • 貸ビル貸室面積は新築ビルが6ヵ月ぶりに竣工し、小幅に増加、空室率は小幅に下降し、近年の最低水準、賃料は連続上昇し高水準。
  • 産業用建築物着工床面積は減少して低水準。
  • 全国の機械受注額は製造業、非製造業ともに減少。
  • 建物・設備は、貸ビルで供給不足状態が続くも、足元では勢いを欠く。

※ 下の図の各指標にカーソルを置いてクリックすると詳細のグラフをご確認いただけます。

: 本発表時に最新資料が未公表のため、前月号と同じ内容で掲載しています。

供給(生産)の動向

稼動水準

[商業系]
  1. 1. 輸入額※大阪港、関空
  2. 2.卸売業販売額指数※全国
  3. 3.中央卸売市場取扱高
[サービス業系]
  1. 4.貸ビル利用稼動面積
  2. 5.企業向けサービス価格指数※全国
  3. 6.第3次産業指数[対事業所サービス業]※全国
[工業系]
  1. 7. ホテル客室稼働率
  2. 8.企業物価指数※全国
  3. (生産活動)9.鉱工業生産指数※大阪府
[総合]
  1. 10.工業用ガス消費量※大阪府
  2. 11.企業倒産件数(色逆)
  3. (資金需要)12.銀行貸出残高

建物・設備

  1. 1.貸ビル貸室面積
  2. 2.貸ビル空室率(色逆)
  3. 3.産業用建築物着工床面積※大阪市
  4. 4.機械受注額※全国

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雇用・所得の動向

A.雇用状況(すべて8月)

  • 大阪府の常用雇用指数は横ばい圏ながらも最高水準を連続更新。所定外労働は大幅に下降、定期給与は小幅に下降。
  • 雇用状況は季節柄、総じて踊り場の様相。

B.雇用環境(すべて9月)

  • 近畿の完全失業率は反転上昇するも低めの水準。
  • 一般職業紹介状況は、求人数、求職者数ともに増加。有効求人倍率も僅かに上昇し最高水準。
  • 雇用環境は、逼迫状態が深刻化。

※ 下の図の各指標にカーソルを置いてクリックすると詳細のグラフをご確認いただけます。

雇用・所得の動向

雇用状況

  1. 1.常用雇用指数※大阪府
  2. 2.所定外労働時間※大阪府
  3. 3.定期給与※大阪府

雇用環境

  1. 1.完全失業率(色逆)※近畿
  2. 2.一般職業紹介状況 有効求人数、有効求職者数(色逆)、有効求人倍率

凡例・図の見方 利用上の注意 出典・用語解説

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