ナニワ経済の動き
大阪産業創造館

経済調査室 公益財団法人大阪市都市型産業振興センター

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毎月の経済指標の動き

経済情勢の変化を俯瞰するために、需要、供給及び雇用・所得の3つのセクターに分け、極力、大阪市の最新指標を用いて総合的に分析・考察しています。

大阪市経済の動向(2017年8月公表データより)

全体としては・・・

景気は、緩やかな回復基調が持続

需要面は総じて堅調。一般消費は、販売や家計消費はいずれも高水準、域外需要は、輸出は高水準 が持続、インバウンド関連は絶好調。供給面は総じて堅調。商業系では卸売業はまちまち、小売業と サービス業系は堅調で高水準、工業系は持ち直しを再開。資金需要に一服感。雇用状況は総じて 堅調、雇用環境は、求人需要が旺盛で、求人倍率の上昇傾向が持続し、逼迫状態は一層深刻化。

分野別では・・・

需要(支出)の動向 供給(生産)の動向 雇用・所得の動向

需要(支出)の動向

A.顕在需要

【 一般消費 】(すべて7月)
  • 大型小売店販売額は、スーパーは横ばい、百貨店も実額では横ばいで、 ともに高水準。
  • ドラッグストア販売額は2ヵ月連続で増加し最高水準を連続更新。
  • 消費者物価指数は僅かに反転上昇。
  • 家計消費支出は前年同月を上回る水準で横ばい。
  • マンション売買㎡単価は、新築は上昇し最高水準を6ヵ月ぶりに更新、中古は連続上昇で高水準。
  • 一般消費は総じて堅調。
【 輸出等の外需 】
  • 輸出額(7月)は、大阪港、関空ともに減少し、合計は小幅減少となるも高水準が持続。
  • 阪神高速大型車通行台数(7月)と外国人入国者数(7月)はともに増加し、最高値を連続更新。
  • 延べ宿泊者数(6月)は外国人が絶好調で高水準。
  • 域外需要は総じて堅調で高水準。
【 政府支出 】
  • 雇用保険受給者数(6月)は横ばい圏ながら、2008年以降の最低水準を僅かに更新。

B.潜在需要(すべて7月)

  • 人口、世帯数はともに増加し、増加傾向が持続。
  • 地下鉄・ニュートラム乗車人員は6ヵ月ぶりに反転減少となるも高水準を維持。
  • 着工新設住宅戸数は小幅減で、低めの水準で推移。
  • 日経平均株価は高水準で横ばい。国内総生産は過去最高を連続更新。
  • 潜在需要は引き続き堅調。

※ 下の図の各指標にカーソルを置いてクリックすると詳細のグラフをご確認いただけます。

New : 今年度新たに採用した指標

供給(生産)の動向

顕在需要

[民間支出]
1から5は域内需要(一般消費)。6と7は域外需要。
  1. (市内消費)1.大型小売店販売額[スーパー]
  2. 2.大型小売店販売額[百貨店]
  3. 3.消費者物価指数(総合)
  4. 4.家計消費支出
  5. (市内消費)5.マンション売買市況
  6. 5. タクシー実車率※大阪地区
  7. 6. 輸出額※大阪港、関空
  8. 7.外国人入国者数 ※大阪港、関空
  9. 8.阪神高速大型車通行台数※阪神圏
[政府支出]
  1. 10.雇用保険受給者数(色逆)

潜在需要

  1. 1.月間人口動態、月間世帯動態
  2. (来訪者)2.地下鉄・ニュートラム乗車人員
  3. 3.着工新設住宅戸数
  4. (需要環境)4.国内総生産※実質
  5. (需要環境)4.国内総生産※実質

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供給(生産)の動向

A.稼動水準

【 商業系 】(すべて7月)
  • 輸入額は、大阪港の増加を、関空の反動減が打ち消して合計は反転減少。
  • 中央卸売市場取扱高は、青果、水産物ともに反転減少し最低水準。
  • 大阪府の卸売業景気DIは連続上昇し最高水準。
  • 卸売業系はまちまち、小売業系は高水準で推移、商業系は総じて堅調。
【 サービス業系 】(すべて7月)
  • 大阪府のサービス業景気DIは3ヵ月連続の上昇で最高水準を回復。
  • 全国の企業向けサービス価格指数は高水準で横ばい。
  • 貸ビル利用稼働面積は、既存ビルの閉鎖と大型解約により、13ヵ月ぶりに減少。
  • サービス業系は総じて堅調で高水準。
【 工業系 】
  • 全国の企業物価指数(7月)は高水準で5ヵ月連続の横ばい。
  • 大阪府の工業指数(6月)は、生産、出荷ともに反転上昇、緩やかな持ち直し基調に再帰、在庫は上昇基調から反転下降、在庫率は2012年以降の最低水準に下降。
  • 工業系は緩やかな持ち直しを再開。
【 総合 】(すべて7月)
  • 企業倒産件数は2ヵ月連続で減少するも、やや高めの水準。
  • 銀行貸出残高は連続の減少で水準を下げる。
  • 保証承諾額も連続減少で低水準。
  • 総合は、資金需要に一服感。

B.建物・設備(すべて7月)

  • 貸ビル貸室面積は既存ビルの閉鎖が連続し減少、空室率は低水準で横ばい、賃料は7ヵ月連続上昇。
  • 産業用建築物着工床面積は17年の最低水準で横ばい。
  • 全国の機械受注額は製造業、非製造業ともに増加、合計は5ヵ月ぶりの反転増加。
  • 建物・設備(大阪市)はキャパ不足の懸念。

※ 下の図の各指標にカーソルを置いてクリックすると詳細のグラフをご確認いただけます。

: 本発表時に最新資料が未公表のため、前月号と同じ内容で掲載しています。

供給(生産)の動向

稼動水準

[商業系]
  1. 1. 輸入額※大阪港、関空
  2. 2.卸売業販売額指数※全国
  3. 3.中央卸売市場取扱高
[サービス業系]
  1. 4.貸ビル利用稼動面積
  2. 5.企業向けサービス価格指数※全国
  3. 6.第3次産業指数[対事業所サービス業]※全国
[工業系]
  1. 7. ホテル客室稼働率
  2. 8.企業物価指数※全国
  3. (生産活動)9.鉱工業生産指数※大阪府
[総合]
  1. 10.工業用ガス消費量※大阪府
  2. 11.企業倒産件数(色逆)
  3. (資金需要)12.銀行貸出残高

建物・設備

  1. 1.貸ビル貸室面積
  2. 2.貸ビル空室率(色逆)
  3. 3.産業用建築物着工床面積※大阪市
  4. 4.機械受注額※全国

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雇用・所得の動向

A.雇用状況(すべて6月)

  • 大阪府の常用雇用指数は2ヵ月連続で上昇し、最高水準を更新。所定外労働、定期給与ともに、季節的な動きもあって反転上昇。
  • 雇用状況は総じて堅調。

B.雇用環境(すべて7月)

  • 近畿の完全失業率は小幅上昇するも低水準。
  • 一般職業紹介状況は、求人数は順調に増加、求職者数は微増に留まり、求人倍率は5ヵ月連続で上昇。
  • 雇用環境は逼迫状態が一層深刻化。

※ 下の図の各指標にカーソルを置いてクリックすると詳細のグラフをご確認いただけます。

雇用・所得の動向

雇用状況

  1. 1.常用雇用指数※大阪府
  2. 2.所定外労働時間※大阪府
  3. 3.定期給与※大阪府

雇用環境

  1. 1.完全失業率(色逆)※近畿
  2. 2.一般職業紹介状況 有効求人数、有効求職者数(色逆)、有効求人倍率

凡例・図の見方 利用上の注意 出典・用語解説

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