2021年3月19日
大阪産業創造館
(公益財団法人大阪産業局)


外国人起業家が大阪で活躍!!
「外国人起業促進支援窓口」を活用したエジプト人起業家インタビュー動画公開
https://www.youtube.com/watch?v=N64UJl7HpHQ

大阪市の中小企業支援拠点 大阪産業創造館では、
外国人起業家の受入拡大と起業促進を目的に、2019年5月から
「外国人起業促進支援窓口」を開設しておりますが、
当窓口を利用したエジプト人起業家のインタビュー動画を公開しました。

 https://www.youtube.com/watch?v=N64UJl7HpHQ


外国人が企業経営を行う際には、在留資格「経営・管理」(注1)が必要ですが、
大阪市が経済産業省「外国人起業活動促進事業(以後、スタートアップビザ)」の
外国人起業促進実施団体に認定されているため(注2)、
在留資格「経営・管理」に必要な要件が揃っていなくても、所定の審査・手続きを経ることで、
大阪市内で最長1年間起業準備活動を行える在留資格「特定活動」が取得できます。

大阪産業創造館では、この事業の相談窓口を開設すると共に、
起業準備活動計画書の作成支援など、外国人起業家をサポートしています。

今回の動画で紹介している、株式会社OLD CAIRO 代表取締役 AHMED(アハメド)氏も
スタートアップビザを活用し、起業された一人。
カイロ大学でビジネスを学ぶと共に日本語を勉強し、2020年に飲食店を立ち上げるために来日。
2020年11月に経営管理ビザを取得し、本格的に事業を開始しました。

 株式会社OLD CAIRO http://oldcairocafe.com/
  ※表示まで少し時間がかかる場合があります。


アハメド氏は、スタートアップビザのメリットとして、
「住居の確保や銀行口座の開設などができたこと」
「専門家のサポートにより税務などの制度が理解できたこと」などを
挙げています。


近年、日本で起業する外国人は増加しており、
大阪産業創造館の「外国人起業促進支援窓口」においても、
2020年度、約50件近い問い合わせがありました。
うち、半数以上は、国外に住む方からの問い合わせで、
コロナ禍により来日は難しいものの、情報収集や起業準備を行っている様子が伺われます。


多くの外国人起業家が、大阪に住む人々の人柄や留学生の多さ、
東京に比べたオフィス賃料の安さなど、大阪で起業するメリットを指摘しています。
大阪産業創造館では、事業の周知と共に、引き続き外国人起業家をサポートしてまいります。


(注1)
外国人起業家が在留資格「経営・管理」の認定を受けるためには、
通常、事務所の開設に加え、常勤職員を2名以上雇用するか、
資本金の額または出資の総額が500万円以上必要であるなどの要件があります。

(注2)
大阪市/外国人起業活動促進事業について
https://www.city.osaka.lg.jp/keizaisenryaku/page/0000465883.html

【参照URL】
 外国人起業促進支援窓口
 https://www.sansokan.jp/startupvisa/

 大阪市のスタートアップビザの制度について
 https://www.youtube.com/watch?v=HUWFVZ1F7jg&t=0s

 Bplatz press(2019年4月発行)大阪で起業した外国人社長
 http://bplatz.sansokan.jp/archives/category/201904/



【本件・取材に関する問い合わせ先】
大阪産業創造館 外国人起業促進支援窓口
■担当 石嶺・曽川 TEL:06-6264-9933