先進国企業の「チャイナ・プラスワン」戦略のなか、安価で豊富な労働力や地理的優位性で、世界の製造拠点として経済成長を続けてきたベトナム。2019年以降は貿易摩擦による中国からの生産移管の動きも捉え、世界からさらに多くの大型投資を呼び込んできました。コロナ禍以降も外需主導型で成長してきたベトナム経済ですが、米国向け輸出の依存度が高いことから、「トランプ2.0」において米国の通商政策の影響を受けやすいことに加え、ベトナム国内の高付加価値マーケットが発展途上であること、人件費の上昇、特にベトナムで事業展開する日本企業にとっては円安に推移する為替変動など事業環境の変化から、進出企業の中には、ベトナムでの事業展開を見直す動きも見られます。このような事業環境の課題に対応するには、現地企業とのパートナーシップの構築も戦略のひとつとなります。
本セミナーでは、第1部で、ベトナム製造業の事業環境の現状と課題について押さえつつ、自社にとって最適な現地企業とのパートナーシップの形態、また今後ベトナム製造業で成功の鍵となる分野について、事例を交えながら解説します。また第2部では、現地中堅電子部品メーカーで、日本企業と連携、日本の経営管理手法を採用しながら優れた品質を実現してきた Hanel PT社のチャン トゥー チャン社長より、同社の日本企業との協業経験と、協業先に求めるポイントについて、ローカル企業の立場から忌憚のないご意見をお話頂きます。
ベトナム製造業の現状や、海外ビジネスパートナー戦略にご関心おありの皆様は、是非ご参加ください!
■セミナーの最後には、皆様から事前に頂いたご質問にもでできる限りご回答させて頂きます。
事前質問の受付は、11月14日(金)までとなります。どしどしお寄せください!(質問内容については、下記の注意をご参照下さい。)