【大阪市立大学「オープンラボラトリー」】画像認識と処理技術|イベント・セミナー申込画面|大阪産業創造館

中小企業の経営者・起業家の皆様を支援する機関。大阪産業創造館(サンソウカン)

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【大阪市立大学「オープンラボラトリー」】
画像認識と処理技術

No.10487

開催日時 2010年4月5日(月) 13:30-18:30
開催日時補足 2010年4月5日(月)
13:30〜17:00(※17:00〜18:30 交流会)
開催場所 大阪産業創造館6階 会議室AB
定員 90名
 満席になり次第、締め切ります
料金 無料 
※交流懇親会参加の場合は2,000円必要
お支払方法 当日受付にてお支払い
お問合せ先 大阪産業創造館イベント・セミナー事務局
〒541-0053 大阪市中央区本町1-4-5
大阪産業創造館13階
TEL: 06-6264-9911 FAX: 06-6264-9899 E-MAIL: ope@sansokan.jp
受付時間:月〜金 10:00〜18:00 (祝日除く)

もしくは

大阪市立大学新産業創生研究センター
〒558-8585大阪市住吉区杉本3-3-138(インキュベータ内)
TEL: 06-6605-3468 FAX: 06-6605-3552
E-MAIL: sangaku-ocu@ado.osaka-cu.ac.jp
http://www.osaka-cu.ac.jp/cooperation/rcii/index.html

オープンラボラトリー
概要

産学官連携を目指す“出前”研究室

 大阪市立大学大学院工学研究科は、産業界、社会との活発な交流を通して、大学における基礎研究のさらなる発展を期するとともに、有機的な「産」・「学」・「官」のパートナーシップを築き、萌芽的、挑戦的な応用研究の開拓によって、大阪市を中心とする地域に密着した新しい産業の創生と育成、都市大阪の再生に積極的な役割を果たすことをめざして、「都市・環境」、「新エネルギー」、「ナノ領域マテリアル・バイオ」、「IT活用」などの重点研究部門についての最新の研究成果、これまで培ってきた基礎研究の成果を、“出前”研究室という形で広く社会に発信します。

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テーマ

メインテーマ(第42〜43回):
『画像処理と表示』

人間の脳は非常に多くの資源を視覚情報の処理に費やしています。
コンピュータが人間と同様に画像に含まれている外界に関する情報を自在に獲得・処理することができ、また、人間にとって見やすく理解しやすいように画像を表示することができるようになれば、コンピュータの能力は飛躍的に向上し、応用範囲が拡大します。

今回、『画像処理と表示』をメインテーマとして、2回のオープン・ラボラトリーを企画しました。

カメラで撮影した画像を基に、様々な情報を獲得して利用する方法について紹介するとともに、次世代の映像技術として3次元ディスプレイの新しい原理や3次元画像の処理と表示技術について出前します。

第42回テーマ:
『画像認識と処理技術』

カメラで撮影した画像を基に、様々な情報を獲得して利用する方法とロボットや医療、その他への応用について紹介します。

具体的には、周囲の画像を基にロボットがすばやく自分の位置や運動状態を把握する方法、手術を支援するための画像処理技術、視覚的注意や動き知覚のメカニズムとその応用技術について紹介します。

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発表内容

■13:30〜13:35
開会挨拶
産学官連携推進委員会  大島昭彦


■13:35〜14:45
『ロボットの画像と信号および医用画像の処理』
電子情報系専攻講師 中島重義

ロボットが動作するためには、時間内に素早く行動することが大切です。そのためには、出てきた画像を素早く処理する必要があります。画像を処理したうえで、その画像をもとに、自分がどこにいるかを知るのが自己位置同定(じこいちどうてい)です。このために、自分がいそうな場所の仮定をいくつもこしらえて、その中からありそうな場所の仮定を残してそうでないものを消していくモンテカルロ法と言うものがあり、それを紹介します。またロボットの視野は狭く、前に進もうとしているのに、何かに衝突して動かない時があります。それを体内の加速度計から知る方法も紹介します。
また、医療用画像について、いろいろな医療画像の中で、手術室で患者さんの骨の映像を撮るX線を使ったフルオロスコピーと言う機械と、体の断面を撮るCT(コンピュータトモグラフィー)があります。この二つ画像を合わせる技術について紹介します。

■14:45〜15:00 ディスカッション  大島昭彦

■15:00〜15:15 休憩(15分間)

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発表内容

■15:15〜16:25
『動き知覚や視覚的注意の機構とロボットビジョンや表示方法への応用』
電子情報系専攻教授 鳥生 隆

生物の視覚系の進化において、静止物を解析する機能よりも動きの知覚機能が先に形成されたと言われています。変化を素早く把握することが生きていくために重要であったからだと思われます。また、重要な対象を素早く把握するために、生物は特に処理するべき部分に注意を集中する機能を発達させてきました。生物は、あまり重要でない部分を無視することができ、それによって、重要な部分についての解析をすばやく実行することができます。
本講演では、最初に動きの知覚に関するモデル、特に、動きの情報から外界の3次元情報を獲得する機構について紹介します。ここでは、このような視覚機能が経験を通じて形成される仕組みについても述べます。次に、視覚的注意のモデルを紹介しますが、ここでも、視覚経験が注意機構の形成に与える影響について検討します。また、このようなモデルのロボットビジョンや表示方法への応用についても紹介します。

■16:25〜16:40 ディスカッション  大島昭彦

■16:40〜16:55
新産業創生研究センターの活動紹介
同センター コーディネーター 渡辺敏郎


■16:55〜17:00
総括・次回テーマについて・閉会挨拶
産学官連携推進委員会  大島昭彦


■17:00〜18:30
交流懇親会(大阪産業創造館16階レストラン)

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過去のオープンラボ
ラトリーのテーマ

大阪市立大学大学院工学研究科「オープン・ラボラトリー」の過去の開催内容などの詳細は こちら をご覧ください。


【最近のオープンラボラトリーの発表テーマ(開催済)】

(11)『明日を拓くロボットテクノロジー』
第25回:未踏工学分野-ミクロ・ロボティクス
第26回:ロボット用視覚システムの開発と3次元ディスプレイの実現
第27回:安全なロボットを実現する材料

(12)『より良い生活を支えるマテリアルの開拓』
第28回:環境に優しいマテリアル創製テクノロジー
第29回:エネルギーとバイオにおける次世代機能性材料
第30回:マテリアルの物性と計測の最前線

(13)『ナノ構造金属材料研究の最新報告』
第31回:ナノ構造金属材料研究の最新報告

(14)『都市環境新生に関するコア技術』
第32回:環境との調和のとれた都市内橋梁を目指して
第33回:都市環境のシミュレーションと計画

(15)『都市のライフライン(老朽下水道管路)の更生』
第34回:都市のライフライン(老朽下水道管路)の更生

(16)『医療と製薬への工学的アプローチ』
第35回:医薬を進歩させるバイオ工学
第36回:医療と製薬への工学的アプローチ

(17)『エネルギー貯蔵・変換技術の研究最前線』
-脱化石燃料社会を目指して-

第37回:インサーション材料からなる12V“非鉛系”蓄電池
第38回:燃料電池の開発および各種燃料電池を用いたマイクロ・コージェネレーションシステム

(18)『材料の"知的機能"とその応用』
第39回:環境浄化と材料
第40回:複合材料
第41回:欠陥を見つける・調べる・利用する

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【重要なお知らせ】

【重要なお知らせ】新型インフルエンザに伴うイベントの開催について

詳細はこちら をご覧ください。

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【重要なお知らせ】

大阪産業創造館5階「喫煙室」閉鎖について

詳細はこちら をご覧ください。

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ご注意

※交流会に参加される方は必ず下記にチェックをしてください
※お申込みいただくお客様の情報は、共催の大阪市立大学担当者及び発表者にも共有させていただきますので、ご了承の上お申込みください

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注意事項

※注意事項※

    ●お申込はお一人様につき一件のみ承っています。
    お連れ様がいらっしゃる場合は別途ユーザー登録の上、お申込をお願いいたします。下記アンケート回答欄に、お連れ様の出席希望をお書きになれらましても、申込受付はいたしかねます。ご了承ください。
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    ●報道関係者などの事前承認を受けた方を除き、当館が主催するセミナー・イベントの無断録音・撮影は禁止されています。

キャンセルについて

  • セミナーなどお席に限りがある催事について、ご欠席される場合は必ず前日までにキャンセル処理をしていただきますようお願いいたします。

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