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旧大阪都市経済調査会事務局通信

№09 新年のごあいさつ
新年、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

今年の正月のお天気は予報されていたほどには荒れはしませんでしたが、市況に関しての幕開けはのっけから急激な円高・ドル安、株安に見舞われており、こうした事態を予想したアナリスト/エコノミストは果たして、いたのでしょうか?サプライズが起こりそうな一年となりそうな予感がします。

市況とは異なり、予定通りに事が運ぶであろうものに鉄道新線の開通があります。大阪市域を通る新線として、今年はJRのおおさか東線(3/15部分開業予定。9.2km)と京阪中之島線(秋開業予定。2.9km)があります。おおさか東線で部分開業する区間は放出~久宝寺間であり、路線の大半は東大阪市内を縦断しますが、JR大和路線の加美駅の近くに設置される新加美駅は平野区内となります。また、京阪中之島線は4つの駅が設置されます。

さて、皆さんは大阪市内にいくつの鉄軌道駅があるかご存知ですか?当会でカウントしたところ、今時点で232の駅があります(注)ので、上記の新線駅を加えると237となります。大阪市の面積(222.3㎢ )で割った駅密度は1.04(年内に1.07)駅/㎢ となります。東京23区はどうかと言いますと、現時点で575駅、今年中に設置予定の駅を加えると592駅となります。駅数は大阪市の2.5倍ですが、駅密度に換算すると0.93(年内に0.95)駅/㎢ に過ぎません。すなわち、大阪市の方が密度にすると1割以上も駅が多く、1km四方のブロックを想定すると、平均的には四隅の全て以上に駅があることになり、数百m歩けばどこかの駅に着くのであります。ちなみに大阪の駅密度は横浜市の約3倍、名古屋市の約2倍にも達するのです。大阪市が日本で最も駅密度が濃い都市であることを改めて認識すると、この特徴を活かした都市づくりや産業活性化策があるのではと考えさせられる新年となりました。

(注)フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より、鉄道駅名を抽出。ただし、鉄道会社が異なる同一駅名は別カウントとした。なお、JR3社は同一社扱い。
 
平成20年1月8日
文責:徳田 裕平(事務局長)
 
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