平成17年4月に着任して以来、1年が経過しました。これまでは、民間シンクタンクの研究員として行政からの委託調査研究業務と組織マネジメントが主たるミッションでしたが、調査会では、調査研究以外に様々な初めての事柄に関わることとなり、これまでとは違う意味で充実した1年間を過ごすことができました。
まずは、調査会という会員組織体を運営すること自体が初めての経験であり、日々の会計処理にもとづく決算書作成、会計監査、予算策定、理事メンバーの新任・再任、総会運営などを通じて、組織体運営の一連の流れを体得することができました。企業経営の複雑さには及びませんが、細心の注意が多方面で求められ、思った以上に時間と手間のかかるものであることを学習しました。年度途中からでしたが、パソコン会計とネットバンキングの導入を図り、効率化の推進に努めましたが、これ以上の効率化は難しそうです。
つぎに、講演会等の会員向けイベントについても、これまで講師として発表したことは何度もありましたが、主催者側の立場で企画・運営することはありませんでした。イベントのテーマや講師の選択、事前の情報収集、出演交渉、日程調整、会場確保、事前準備、集客、当日の運営、事後の講演録作成に至るまでを幾度か経験し、主催者側の苦労を体験しました。今年は神戸空港の開港もありましたので、数年ぶりに見学会を実施しましたが、講演会とは異なる出席者層がご参加いただき、イベントの多様化の必要性を感じました。今後とも時宜にかなったテーマで会員様に喜んでいただけるイベントを企画していくよう務めます。
調査に関しては、単にレポートにまとめるだけではなく、調査事業を通じて、大阪市の行政施策や大阪産業創造館での中小企業支援事業に直接的・間接的に反映しやすい体制となっていますので、これまで民間シンクタンクではできにくかったことが可能となり、やりがいを実感しています。
最後に、年度替りということで、会員様の企業・団体でも多くの人事異動があろうと存じますが、当調査会においても、経理等の事務全般や当ホームページの開設・更新などを担っていただいた寺田亜紀さんが退職され、替わりに村上賀代子さんが事務局に加わっていただくことになりました。会員の皆様へのご連絡は今後、村上さんから差し上げることになりますので、よろしくお願いします。
この1年間を振り返ると、以上のように様々な出来事があり、新たな人生経験を積むことができて、人間の幅が広がったように思います。2年目も事務局メンバーともども色々と努力していく所存ですので、今後ともよろしくお願いいたします。
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