事例2 確たる後継指名を得ていない不安と相続問題|事業承継 無料相談サービスご相談事例|事業承継 無料相談サービス|【公的機関】事業承継なんでも相談所|大阪の中小企業支援機関。 大阪産業創造館(サンソウカン)

中小企業の経営者・起業家の皆様を支援する機関。大阪産業創造館(サンソウカン)

中小企業限定

事業承継 無料相談サービスご相談事例

経営者・後継者の方の状況をお伺いしながら、必要な準備へのアドバイス、また行動のためのサポートを行っていきます。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Clip to Evernote
事例 2

確たる後継指名を得ていない不安と相続問題

今回の事例は【後継者】からのご相談です。

相談の内容

後継者候補の悩み相談であった。現社長は相談者の母親の兄弟で独身かつ子どもはいない。創業者の父親から事業を譲り受けたのが兄弟で唯一事業に関わっていた現社長である。
そろそろ承継の時期になり、甥の相談者を後継含みで入社させていたが、明確な後継者指名をしていないことから、相談者が不安に思っている。
社長はもう一人の姉妹と同居しており、その人には子どもが二人いることも、不安材料である。どのようにふるまったらよいのか、という相談であった。

コンシェルジュの眼

事業承継課題の着眼点

事業が成熟産業に属しており、決して明るい将来ではないので、相談者が承継したいと思う事業とすることが最も大事な事。そのために事業を前向きに展開する取り組みを行うことで、社長からの信頼度が増し、後継候補者の地位が確立する。

事業用不動産の多くが社長の個人資産であり、株式も社長が100%保有している状況はかなりの問題を含んでいる。社長の相続人は姉妹であり、将来は相談者の従兄弟もその地位を持つ可能性があることを踏まえた対策が必要。

具体的アドバイス

後継者に指名されるか否かは残念ながら相談者には決定権がなく、社長の考え次第である。であるなら、事業の伸長に取り組んでいき、社長が後継者として認めざるを得ない状況を作るべきである。

そこで、大阪産業創造館で行っている「ビジネスチャンス倍増プロジェクト(技術マッチング)」を利用して、取引先の拡大を目指したらどうか。また、セミナーなどにも積極的に参加して、経営について学んでほしい。

相続に関していても、現状では相談者の立場はかなり不安定である。が、後継者として社長に認知されたら、遺言といった手段でもって、株式を始め事業用資産の相続が事業継続の妨げにならないような対策をとることが可能となるので、今後の推移を見ながら対策を講じていくことにする。

具体的行動

早速「ビジネスチャンス倍増プロジェクト」を利用し、同プロジェクトのナビゲーターのサポートの下、新しい取引先開拓に取り組み、実績も数件生まれた。この取り組みで自社の強みを第三者的に見ることができ、今後の方向性も違った角度での取り組む可能性も探ることができた。

大阪産業創造館が行う経営者向けのセミナーにも積極的に参加し、経営者としての資質向上にも努力するようになった。

こうした結果、担当したナビゲーターから相談者を後継者にする旨の発言があったとのことを聞き、とりあえずの課題はクリアできた。
引き続き、事業用資産の相続に関して、対策を講じていくこととしている。

関連する記事(連載「事例に学ぶ事業承継」より)

事業承継課題の着眼点

この相談内容を考えるにあたって参考となる事例をご紹介しています。

まずは、「事業承継 無料相談サービス」で、お気軽にお問合せください。

写真

事業承継に必要な準備へのアドバイス、また行動のためのサポートを行っていきます。経営者・後継者どちらのお立場の方でも、お気軽にご相談下さい。

事業承継 無料相談サービスの詳細はこちら

これまでのご相談事例

後継者事例1 高齢の親の保有分と分散した株式の処理対策
高齢で要介護状態の親が保有している株式について、親の介護を姉妹が行っていることもあり、将来の取り扱いが不安である。また、同族間で株式が分散しており、...ご相談事例の続きを読む
後継者事例2 確たる後継指名を得ていない不安と相続問題
後継者候補の悩み相談。現社長は相談者の母親の兄弟で独身かつ子供はいない。創業者の父親から事業を譲り受けたのが兄弟で唯一事業に関わっていた現社長である。...ご相談事例の続きを読む
経営者事例3 息子に承継させるについての事業の将来性と経営権
兄から経営を譲られた60歳代社長の後継候補である子息同席での相談。子息は3年前に入社した30歳代前半。本業は成熟産業に属し将来の見通しは、...ご相談事例の続きを読む
後継者事例4 本音を語らない経営者は後継予定者を不安にさせる
相談者は社長(経営者)の一人息子で後継予定で数年前に入社した30歳台半ば。現状は社長が実権を握っており、事業承継について特段の話がないので、...ご相談事例の続きを読む
経営者事例5 社員を後継者に指名するについて
相談者は50歳代後半の創業社長。社長には女の子どもが2人。いずれも既に結婚しているとともに、将来に亘って関わっていきたいという職業を持っているので、...ご相談事例の続きを読む
後継者事例6 突然の承継に備えての相談
会社の役員として実質経営を取り仕切っている後継予定者の相談。父である社長が高齢かつ病気がちで、突然社長を引き継がねばならないことも起こりうる状況になる。...ご相談事例の続きを読む
後継者事例7 高額になった自社株対策の悩み
相談者は既に社長を父親から譲り受けていた。しかし相談者の持株は10数%と低く、過半は父親が引き続き保有しており、その他役員である叔父とその息子(社員)が...ご相談事例の続きを読む

大阪産業創造館 事業承継なんでも相談所事務局

06-6264-9939
(月~金 10:00~17:30※祝日除く)