2017年3月23日
大阪産業創造館
家業でベンチャー？！大学生が「ベンチャー型事業承継」を学ぶ
「ガチンコ後継者ゼミ」関西大・関学大で開講
http://bplatz.sansokan.jp/archives/5878
大阪市の中小企業支援機関「大阪産業創造館」は、関西大学（吹田市）・
関西学院大学（西宮市）と連携して、後継者が家業の経営資源を活用して
新しいビジネスを起こす「ベンチャー型事業承継」を学ぶ講義を4月に開講します。
講師には、業態転換、新規事業など、家業の経営資源をベースに新たな
ビジネスに挑戦している若手経営者が登壇。講義の後半では学生自身の
家業を題材に新しいビジネスのアイデアを考えます。
本講義は、業種や規模もさまざまな中小零細企業の子どもが、
現役後継ぎ社長や同じ境遇の仲間たちと家業を継ぐ人生について
ディスカッションしたり、課題を通して家業や親と向き合ったりしながら
家業が持つ可能性を改めて認識してもらうことが目的です。
毎年、涙あり、笑いありの現場となっています。
お家騒動などネガティブな報道がクローズアップされることが多い同族経営ですが、
近年、国内外の研究者の調査によると自社の強みを活かした手堅い多角化や
長期的な視点で経営判断を重ねる同族継承の経済合理性が証明されています。
しかしながら、2016年の帝国データバンクの調査によると、国内企業の66.1％が
「後継者不在」と回答。前回の調査より0.7pt上昇しています。（※）
この2月には、近畿経済産業局のベンチャー政策でも事業承継が取り込まれ、
「ベンチャー型事業承継」というテーマが発表されました。
「従来の家業承継がもつ受け身のイメージを変える流れは追い風。親と同じことを
するのが事業承継だと思い込んでいる若者の意識を変えたい」と担当者は語っています。
大阪産業創造館でも、若い世代が「ベンチャー型事業承継」を学ぶ機会を創出する
ことで、中小企業の後継者問題の解決に向けて尽力してまいります。
※（出典）帝国データバンク
◇後継者問題に関する企業の実態調査（2016年）（2016/2/29）
「国内企業66.1％が後継者不在」
https://www.tdb.co.jp/report/watching/press/p160204.html
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【実施概要】
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講義名：～今ある経営資源で生み出すイノベーション～ベンチャー型事業承継講座
対象：全学部、全学科 2年生以上（2単位）
カリキュラムの詳細：
http://bplatz.sansokan.jp/archives/5878
講師陣の一例：
http://bplatz.sansokan.jp/archives/category/201702
＜関西大学＞
期間：H29年4/6～7/20 5/4を除く毎週木曜4限 14:40～16:10
場所：関西大学 千里山キャンパス 教室未定
＜関西学院大学＞
期間：H29年4/13～7/13 毎週木曜2限 11:10～12:40
場所：関西学院大学西宮上ケ原キャンパス 教室未定
【本件・取材に関する問い合わせ先】
■大阪産業創造館 チーフプロデューサー 山野千枝
TEL:06-6264-9915 / 090-4302-4567
■関西大学 商学部 教授 荒木孝治/ 広報課 寺崎翔吾
TEL:06-6368-0201
■関西学院 専門職大学院教授 定藤繁樹/ 広報室 増子かほる
TEL:0798-54-6017
本件は、関西大学でも同日同時刻、同様の内容で発表しています。
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このメールは、大阪産業創造館などを運営する公益財団法人大阪市都市型
産業振興センターがお世話になっている報道関係者の方々にお届けする
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