2011年12月6日
                           大阪産業創造館
なにわあきんど塾同友会

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       神戸復興のシンボル「ルミナリエ」を東北三陸へ
「希望の光を灯そう」、阪神大震災を経験した関西の経営者らが応援
http://www.facebook.com/#!/sanriku.illumination

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関西の若手経営者の交流会「なにわあきんど塾同友会」(※)(宇野雄三会長、
大阪市)が支援する、東日本大震災の鎮魂と復興の願いを込め明かりを灯す
プロジェクト「三陸イルミネーション」が、23日16時30分の点灯をもって一斉に
スタートします。会場は陸前高田市や大船渡市などの12市町村。
全国から寄付金やLED電球を募り、小学校や仮設住宅周辺、商店街など
各地域の中心的な場所で来年3月11日まで実施します。

震災から9ヶ月。今も、津波の被害が大きかった町は日没後は真っ暗で、
子どもたちは懐中電灯を頼りに学校から帰宅しているのが現状です。
日没も早まる寒い冬を迎え、電灯もない暗い街では、人々の気持ちも
暗くなってしまうと感じた飲食業経営の鈴木操さんをはじめとする
岩手県内の会社経営者たちが、阪神・淡路大震災の復興のシンボル
「神戸ルミナリエ」のようなイルミネーションで町に明かりを灯そうと、
実行委員会を発足させました。

この思いに共鳴したのが、阪神・淡路大震災を経験し、大阪市内で鋼材卸業を
営む小林正和氏。震災が起こった1995年の12月に鎮魂と復興のシンボルとして
開催された神戸ルミナリエの光を見て、奮起した経験を持つ同氏は、
現地を訪れた際に「今、被災地の人々に必要なのは希望の光だ」と
プロジェクトに参画。

さらに小林氏の思いに共鳴したのが、関西の若手経営者約420人の交流会
「なにわあきんど塾同友会」。同友会には阪神・淡路大震災を経験した
経営者も多く、関西での資金や資材集めに全面協力しています。

23日の点灯には、あきんど塾同友会からも10数人が関西から駆けつけ、
イルミネーションの設営などを現地の人々と一緒に行う予定です。

今回のイベントを契機に、三陸海岸を通る国道45号線をイルミネーションで
つなぐ長期的な計画が持ち上がっています。同友会の宇野会長は
「産業の復興も町の復興も、人々の笑顔と元気から。関西の産業界としても
継続的に東北の復興を応援していきたい」と語っています。

 

(※)なにわあきんど塾同友会
大阪産業創造館が実施する若手経営者、後継者のためのビジネススクール
「なにわあきんど塾」(1986年開設 http://www.sansokan.jp/akindo/ )
の卒業生による任意団体

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【実施概要】

日時:12月23日(金)~2012年3月11日(日)

   ※23日の点灯時刻は16時30分

場所:高田第一中学校、高田小学校、米崎小学校など陸前高田市内数箇所

主催:三陸イルミネーション実行委員会

協力:なにわあきんど塾同友会

協賛金受付:企業協賛金(1社1万円から)、個人募金(1口1000円)

振込先:岩手銀行本店営業部 普通口座2148760
「三陸イルミネーション実行委員会」。LED電球も募集中。
いずれも12月18日必着。

お問合せ:実行委員会 019-622-4305

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【本件に関するお問い合わせ】

■株式会社コンサス(あきんど塾同友会) 担当 土井  
06-6531-5034(携帯 090-1892-7397)

■有限会社ニコー電気 担当 鈴木 019-635-0145

■大阪産業創造館 広報担当 山野 06-6264-9915

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