約6割の人が疲労感を自覚し、そのうちの半分以上の人が半年以上続く慢性的な
疲労を感じているといわれています。こころとからだの健康度の低下は、
生活習慣病、循環器系疾患、感染症など様々な病気の要因となったり、企業に
おける生産性に悪影響を与えるなど深刻な社会問題となっており、癒し・
抗疲労に関する商品ニーズは年々高まっています。

このような中、文部科学省「２１世紀ＣＯＥプログラム」(＊)に採択された
「疲労克服研究教育拠点の形成」のリーダーである大阪市立大学大学院の
渡辺恭良教授らの研究により、疲労度の指標とされる体内物質が特定され、
客観的評価法が確立されました。疲労回復や抗疲労に関する商品・サービスの
効果検証が可能となったことで、商品開発の可能性に多くの企業が注目して
いることから、このたびの研究会の発足にいたりました。

研究会では、疲労のメカニズムから測定・分析の方法などを学び、受講者が
実際に疲労度の測定を体験したり、エビデンス構築のための実証実験の
設計をするなど実践的な内容を盛り込み、各社の商品開発、科学的根拠の
取得に向けたサポートを積極的に行います。

大阪産業創造館では、今後とも健康・予防医療産業分野における具体的な
商品・サービス開発に向けたサポートを行うことで、関連企業のビジネス
チャンス拡大に努めてまいります。

*21世紀COEプログラム
「大学の構造改革の方針」(平成13年6月)に基づき、平成14年度から文部科学
省の研究拠点形成費等補助金として始まった事業。第三者機関（21世紀COEプ
ログラム委員会）の審査・評価を経て、世界最高水準の研究教育および、世界
をリードする創造的な人材育成を図るための拠点と認められた大学に対して
重点的な支援を行うことで、国際競争力のある個性輝く大学づくりを推進する
ことを目的としている。

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癒し・抗疲労ビジネス開発研究会　概要
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開催期間：2008年6月27日（金）～2008年11月19日（水）
　　　　　（月1回　全6回）　15：00～17：00
定　　員：30社（1社2名参加可）
　　　　　＊大阪市内に本社または事業所をおく企業を優先。
費　　用：60,000円（税込）（内訳：参加費50,000円、交流会費（3回）10,000円）
対　　象：エビデンスのある、癒し・抗疲労商品・サービスの開発をめざす
　　　　　企業の方で、原則として全日程に参加できる方
募集締切：6月3日（火）必着
申込方法：・参加申込書　／　参加申込みアンケート　一通
　　　　　・会社案内　一式　　を事務局まで郵送
　　　　　参加申込書は下記よりダウンロードできます
　　　　　http://www.sansokan.jp/healthcare/

カリキュラム：下記URLを参照　
　　　　　　　http://www.sansokan.jp/events/eve_detail.san?H_A_NO=08586
座　　長：
渡辺恭良 氏
大阪市立大学大学院医学研究科　システム神経科学　教授
独立行政法人理化学研究所分子イメージング研究プログラム　
プログラムディレクター

申込み書類送付先：
〒541-0053　大阪市中央区本町1-4-5　大阪産業創造館13階
癒し・抗疲労ビジネス開発研究会事務局あて
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【本件に関するお問合せ】----------------------------------------------

大阪産業創造館　新産業創造推進室
癒し・抗疲労ビジネス開発研究会　事務局

担当：西前・竹嶋　TEL)06-6264-9929
e-mail: kenkou@sansokan.jp
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