2008年1月25日
                            大阪産業創造館
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       疲労研究の第一人者が研究成果を発表!
       「癒し・抗疲労ビジネス創出セミナー
   ~アンチ・ファティーグのモノ・コトづくりを目指して~」を開催
   http://www.sansokan.jp/events/eve_detail.san?H_A_NO=08266
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大阪市の中小企業支援拠点「大阪産業創造館」は、健康・予防医療分野に
おける新たなビジネスチャンスを創出するため、2008年3月14日(金)に
ホテルモントレ大阪で「癒し・抗疲労ビジネス創出セミナー ~アンチ・
ファティーグのモノ・コトづくりを目指して~」を開催します。

約6割の人が疲労感を自覚し、半年以上続く慢性的な疲労も約4割の人が
感じているといわれている現代において、こころとからだの健康度の低下が
企業における生産性の低下など深刻な社会問題となっています。

このような背景の中、文部科学省「21世紀COEプログラム」(*1)に採択
された「疲労克服研究教育拠点の形成」のリーダーである大阪市立大学大学院の
渡辺恭良教授(*2)により、ある程度客観的に疲労の度合いを測定することが
可能になってきたことで、疲労回復や癒しの効果データを用いた新しいもの
づくり、ビジネスが芽生えようとしています。

このセミナーでは、渡辺恭良教授をはじめとする疲労研究各分野の第一人者に
よる疲労のメカニズム、評価方法に関する最新の研究成果をはじめ、企業による
商品開発に関する取組みを紹介します。またタレントの向井亜紀さんをお招き
して、ご自身の疲労の解消方法などを語っていただきます。

大阪市及び大阪産業創造館では、今後とも健康・予防医療産業分野における
関連企業のビジネスチャンスの拡大に努めてまいります。

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    【開催概要】癒し・抗疲労ビジネス創出セミナー
   ~アンチ・ファティーグのモノ・コトづくりを目指して~
  http://www.sansokan.jp/events/eve_detail.san?H_A_NO=08266
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開催日時:2008年3月14日(金) 13:00~17:00
開催場所:ホテルモントレ大阪 7階「アマリエ・パルフィ」
    (大阪市北区梅田3-3-45)
定  員:500名(参加費1,000円)

セミナープログラム
◆基調講演
  ・「21世紀COEプログラムの最新成果と抗疲労研究の今後」
   (内容)21世紀COEプログラム「疲労克服研究教育拠点の形成」
       では世界に先駆け、「疲労の医学・科学」研究を行なってきた。
       疲労回復、予防戦略など最新の研究成果を照会するとともに、
       抗疲労研究に期待できる可能性について講演を行なう。
   (講演者)大阪市立大学大学院 教授
        独立行政法人理化学研究所分子イメージング研究プログラム 
        プログラムディレクター 渡辺 恭良氏
◆講演
  ・「疲労に陥るメカニズムとその対処法~大阪一受けたい授業」
   (内容)最近の疫学調査によると、約1/3の人々が半年以上続く
       慢性的な疲労を感じており、その半数近くは日常生活、
       社会生活に支障をきたし経済損失も著しい。本講演では、
       日本における疲労の実態と慢性疲労に陥るメカニズム、その
       対処法について紹介する。
   (講演者)大阪市立大学大学院 客員教授 
        関西福祉科学大学 教授 倉恒 弘彦氏
  
  ・「抗疲労製品とその有効性評価法」
   (内容)抗疲労製品の開発企業および研究者に対し、肉体疲労時の疲労
       回復や疲労を起こしにくくする効果の具体的な検証方法を提案
       すると同時に、これまで普及している抗疲労製品のエビデンス
       (科学的根拠)について紹介する。
   (講演者)大阪市立大学大学院 教授 梶本 修身氏
  
◆ゲスト講演
  ・「私の疲労回復」
        タレント 向井 亜紀氏

◆パネルディスカッション ~癒し、抗疲労商品開発における最新の取組み~
   (内容)今後様々な分野に応用できると考えられる「抗疲労」分野に
       おいて企業の事例を紹介し、今後の可能性について議論する。
   (参加企業)積水ハウス株式会社、サントリー株式会社
   (モデレーター)渡辺 恭良氏 

※講演者、参加企業については変更されることがあります。

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*1「21世紀COEプログラム」http://www.jsps.go.jp/j-21coe/
「大学の構造改革の方針」(2001年6月)に基づき、平成14年度から文部科学省の
研究拠点形成費等補助金として始まった事業。第三者機関(21世紀COEプログラム
委員会)の審査・評価を経て、世界最高水準の研究教育および、世界をリードする
創造的な人材育成を図るための拠点と認められた大学に対して重点的な支援を行う
ことで、国際競争力のある個性輝く大学づくりを推進することを目的としている。

*2 2004年度に渡辺恭良教授をリーダーとして申請したプログラム「疲労
克服研究教育拠点の形成」が採択された。
http://www.jsps.go.jp/j-21coe/03_saitaku/ichiran_1601.htm
http://www.med.osaka-cu.ac.jp/21coe/kenkyu.html

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■本件に関するお問合せ先
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大阪産業創造館 新産業創造推進室 健康・予防医療プロジェクト
電話06-6264-9929 FAX06-6264-9899
担当:竹嶋、西前、高山
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