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「健康・予防医療リーディングプロジェクトに係る
産学連携による新商品開発事業」の採択決定について
http://www.sansokan.jp/healthcare/
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大阪市及び大阪産業創造館では、健康・予防医療産業の振興に資するため、
「健康・予防医療リーディングプロジェクトに係る産学連携による
新商品開発事業」の公募をを2006年5月10日(水)から5月31日(水)まで
実施しました。
公募の結果、13件の応募があり、寄せられた提案について、
専門家等による審査会を経て、下記の4件を採択することとしました。
大阪市は、下記の産学連携コンソーシアムが行う新商品の研究開発に
要する経費に対し助成を行います。
今後は、本コンソーシアムにおいて、保健機能食品、健康機器・健康
サービスの各分野について、科学的根拠に基づく新商品開発への
取り組みが進められます。
記
1.採択件数
保健機能食品分野:2件、健康機器・健康サービス分野:2件 計4件
2.採択内容
(1)保健機能食品分野
1. 提案プロジェクト名
○オリゴ糖10%UPまるしげげんきっす産学連携プロジェクト
<提案者(コンソーシアム構成者)>
・まるしげ上田株式会社
・サントリー株式会社
・大阪市立大学医学部付属病院 医薬品・食品効能評価センター
<提案内容>
厚生労働省が定めた新基準通りに一日必要量のキシロオリゴ糖を20ml
摂取でき、おなかの調子を良好に保つ効果がある調味酢を開発、規格
基準型特定保健用食品の許可取得をめざす。
2.提案プロジェクト名
○ トクホ取得でいかるがBB-12ヨーグルトを大阪市から近畿一円に
<提案者(コンソーシアム構成者)>
・株式会社いかるが牛乳
・日本流通産業株式会社
・大阪市立大学医学部 薬効安全性学
<提案内容>
BB-12株(ビフィズス菌)を含むお腹の調子を整える効果のある
プレーンヨーグルトを開発し、特定保健用食品の許可取得を目指すと
ともに、近畿一円の消費者をターゲットに低価格での商品化を図る。
(2)健康機器・健康サービス分野
1.提案プロジェクト名
○疲労の定量化と疲労回復効果の測定システム
<提案者(コンソーシアム構成者)>
・株式会社疲労科学研究所
・BIOCOM.TECHNOLOGIES,INC
・株式会社アセットアルファ
・大阪市立大学大学院医学研究科COEプログラム
<提案内容>
心拍変動解析を利用し、簡便かつ科学的な方法で疲労の定量化と
疲労回復効果の測定システムを開発、臨床試験にてその効果を検証し、
実用化をめざす。
2.提案プロジェクト名
○全身血管マッサージシステムによる疲労回復「メディカルルーム」
<提案者(コンソーシアム構成者)>
・株式会社フジ医療器
・株式会社フジウェル西日本
・大光薬品株式会社
・大阪市立大学大学院医学研究科 分子病態学
<提案内容>
従来の「低温サウナ」が持つ身体を暖める効果に加え呼吸器・循環器・
自律神経系に負担が少なく、また光や香り等の付加機能を持った
「メディカルルーム」を開発し、疲労回復や肥満防止、要介護者発生抑制に
寄与することを目指す。
3.審査会
(1)保健機能食品分野
1. 日時
2006年6月12日(月) 15時~18時
2. 審査員
・平山 佳伸 (大阪市立大学医学研究科教授)
・清水 俊雄 (名古屋文理大学健康生活学部教授)
・卯津羅 泰生(株式会社ベンチャーラボ関西支社研究企画室主任研究員)
・林 弘征 (有限会社BSホールディングス代表取締役)
・奥野 隆司 (大阪市経済局企業支援担当部長)
(2)健康・機器サービス分野
1. 日時
2006年6月14日(水)13時~19時
2. 審査員
・井上 正康 (大阪市立大学大学院医学研究科教授)
・岡田 邦夫 (大阪ガス株式会社健康開発センター統括産業医)
・卯津羅 泰生(株式会社ベンチャーラボ関西支社研究企画室主任研究員)
・林 弘征 (有限会社BSホールディングス代表取締役)
・奥野 隆司 (大阪市経済局企業支援担当部長)
【本件に関する問合せ先】-------------------------------------
大阪産業創造館(財団法人大阪市都市型産業振興センター)
〒541-0053 大阪市中央区本町1-4-5 大阪産業創造館13階
新産業創造推進室 担当:竹嶋、西前、浅井
TEL)06-6264-9851 FAX)06-6264-9899
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