2006年3月1日
  大阪産業創造館・ロボットラボラトリー
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        大阪市の支援による産学連携での
                次世代ロボット開発の提携について
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 大阪市及び大阪市の次世代ロボット産業創出拠点・ロボットラボラトリーの
仲介により、国立大学法人大阪大学大学院工学研究科(以下大阪大学)と
シチズン時計株式会社(以下シチズン)は研究者育成用小型プラットフォーム
ロボットの開発に関して、包括的な産学連携を行うことになりました。
 これに伴い、「提携調印式」及び「記者発表」を平成18年3月6日(月)
午後2時~、ロボットラボラトリーで行います。

 開発されるロボットは、2006年度のロボカップ世界大会から新しく設立
される「ロボカップ・シチズンエコビーリーグ」で、研究者育成用のプラット
フォームロボットとして使用されます。また、シチズンはこのリーグの
冠スポンサーとしてリーグ運営を支援する予定です。加えて、大阪大学大学院
工学研究科ではシチズンが講師を派遣し、知能・機能創成工学専攻の
創成工学演習を実施するなどの連携を図っていきます。このように大阪大学と
シチズンは、大阪を拠点に、今後、次世代ロボットの技術開発や人材育成事業を
連携して行う予定です。

 この連携事業は、昨年7月に開催されたロボカップ大阪世界大会をきっかけに
同大会のオフィシャルタイマーであるシチズンと大阪大学を大阪市が仲介する
ことにより始まり、ロボットラボラトリーが開発パートナーとしてヴイストン社
等を紹介するなどして、現在に至っています。大阪市では今後もこの産学連携
事業を支援し、大阪を国際的ロボット開発拠点にすることに向けての先進事例に
していきたく考えます。

 以上について、下記のとおり覚書の締結・記者発表を行いますので、
報道関係の皆様にはご出席の程、お願い申し上げます。

               記

1.日時 平成18年3月6日(月)午後2時~午後2時30分

2.場所 ロボットラボラトリー
      (大阪市北区梅田1-1-3-1600大阪駅前第3ビル16F)

3.次第 2時     提携調印式
      2時 3分  3者による記者発表・ロボット披露
      2時20分  質疑応答
      2時30分  終了

4.出席者 大阪市長(ロボカップ大阪大会開催委員会会長)  關 淳一
        大阪大学大学院工学研究科教授
       (ロボカップ国際委員会プレジデント)          浅田 稔
       シチズン時計株式会社 代表取締役社長       梅原 誠
       ロボットラボラトリー リーダー              石黒 周
       ヴイストン株式会社 代表取締役社長         大和信夫

【本件に関する問合せ先】--------------------------------------------
大阪市経済局 産業振興部 都市産業課(担当:寺原)
     電話06-6208-8935 FAX06-6202‐6966
ロボットラボラトリー(担当:高木)
     電話06-6347-7877 e-mail: takagi@sansokan.jp
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※このプレスリリースは、大阪市も同日同時、同内容で行っています。

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