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韓国注目株のバイオベンチャー企業、大阪へ進出決定!
http://www.bioleaders.com/
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韓国バイオ分野の第一線で活躍する21人の研究者が21世紀のバイオビジネスを先導するために出資、設立したベンチャー企業株式会社バイオリーダースが大阪に進出することとなった。
近日中に大阪市のインキュベーション施設、大阪産業創造館内の「創業準備オフィス」に入居し諸準備を経て8月には「島屋ビジネスインキュベータ」へ入居する予定。(大阪市内での法人登記は9月初旬となる見込。)

バイオリーダースは、21世紀のバイオ研究の根幹になる微生物のゲノム技術を活用した産業用タンパク質の開発と生産、環境親和型の機能性アミノ酸の高分子素材の開発を専門とするベンチャー企業。創業間もない2000年8月に韓国政府が主催する精密振興技術大会で国務総理賞を受賞するなど、技術の優秀さには折り紙がつけられている。同社の成文喜(ソンムンヒ)社長は京都大学で博士号を取得しており、大阪を中心とした関西の研究者、開発者との親交も深い。 一方、ベンチャー企業の総合的支援機関である大阪産業創造館ではアジアの優秀なベンチャー企業と日本企業との商談会である「アジアベンチャーマーケット」を開催するほか、14Fの創業準備オフィスにアジアベンチャー企業枠を設けるなど、大阪市とも連携して積極的に優秀なアジアベンチャー企業の誘致を進めている。このように大阪でのベンチャー企業受け入れ態勢の整備が進む中、関西のビジネス動向に明るい成社長が、バイオ産業の集積地である大阪への進出を決めた。現在、 韓国政府ではベンチャー企業の海外進出を奨励しており、ITベンチャーについては、日本への進出も活発であったが、バイオベンチャーについては、海外進出先はほとんどが米国で、日本への進出は極めて少ない。  
こうした中でバイオリーダースの動向は韓国でも大変注目されており、今後、これをきっかけにバイオベンチャーの分野でも大阪進出の動きが進むことが予想される。