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【産学連携テックミーティング】
JSTの特選特許を活用し、ビジネスを加速させる!〜関西で生まれた技術やさかい〜

No.26853

対象 技術を求めるベンチャー、中小企業、スタートアップ
開催日時 2018年10月29日(月) 13:30-17:00
開催場所 大阪イノベーションハブ
定員 50名
 満席になり次第、締め切ります
料金 無料 
お問合せ先 Osaka Innovation Hub(大阪イノベーションハブ)
〒530-0011
大阪市北区大深町3番1号 グランフロント大阪
ナレッジキャピタルタワーC 7階
TEL:06-6359-3004 E-MAIL:ohclub@innovation-osaka.jp
(月‐金 10:00〜18:00 ※祝日、年末年始除く)

国立研究開発法人科学技術振興機構(JST) 知的財産マネジメント推進部とのコラボレーション企画で、JSTの数多くの特許から、目利き人材による特選特許6シーズを抽出し、各特許について研究者により、技術の概略と活用事例、優位性等を発表いただき、ベンチャー企業や中小企業との技術提携を図ります。
その後、ポスターセッションでの集団相談会を行います。

(個別相談会も申込時に承ります)

スケジュール

13:30-13:35 開会挨拶

 大阪市経済戦略局  馬越 宏輔イノベーション担当部長

 科学技術振興機構 知的財産マネジメント推進部 原口 亮治部長


13:35-13:55 ミニ講演
  「JST知財活動及び活用方法について」
 科学技術振興機構 知的財産マネジメント推進部 千野 昌彦氏

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14:00-14:15 特許技術の発表 1
 「瞳位置検出によるレンズアレイ型HMDの画質改善」
 奈良先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科 情報科学領域 加藤 博一教授


14:20-14:35 特許技術の発表 2
 「感覚融合技術で達人の技を学ぶ!」
 大阪大学 大学院情報科学研究科 バイオ情報工学専攻 安藤 英由樹准教授




14:40-14:55 特許技術の発表 3
   「角膜イメージング法によるアイトラッキング・画像解析」
 京都大学 大学院情報学研究科 知能情報学専攻 中澤 篤志准教授




15:00-15:15 特許技術の発表 4
  「高強度光にも適用可能な位相・偏光の分布を
                     自由に変換する透過型液晶空間フィルタ」
 兵庫県立大学 大学院工学研究科 機械工学専攻 吉木 啓介助教




15:20-15:35 特許技術の発表 5
  「注入同期マグネトロンを用いたマイクロ波通信装置」
 京都大学 大学院工学研究科 電子工学専攻 楊 波氏(博士課程1年)

15:40-15:55 特許技術の発表 6
 「ビーム方向が周波数に依存しない漏れ波ビーム走査アンテナ」
 京都工芸繊維大学 電気電子工学系 上田 哲也教授



15:55-16:00 「大阪イノベーションハブの取組とポスターセッションについて」


16:00-17:00 ポスターセッション & 集団相談会

特許技術1 
瞳位置検出によるレンズアレイ型HMDの画質改善

発明の名称:ディスプレイ装置
発明者:加藤博一、太田淳、浦岡行治
出願人:国立大学法人奈良先端科学技術大学院大学
出願番号:特願2017-164341


研究室URL:http://imd.naist.jp/ja/

■新技術の概要
薄型広視野角のヘッドマウントディスプレイ(HMD)を実現するために、ライトフィールドディスプレイ技術(LFD)に着目した。LFDとは、基本的には究極の3次元画像の実現を目的にディスプレイからの光線を制御するアイデアである。マイクロレンズアレイを用いることで、これを薄型広視野角のHMDに応用できる。しかし、瞳孔の位置や大きさが変化することで不要な光線が瞳内に入射され、映像にノイズが生じる。本技術は、検出された瞳位置情報を用いてLFDからの光線を動的に制御することで、高画質映像を実現する。
■従来技術・競合技術との比較
従来のHMDには、デバイスのサイズ、重さ、視野角、画質など複数の性能指標をすべて満足するものがなく、例えば、視野角を優先するとサイズや重さが問題となるなどトレードオフが生じていた。
提案技術は、これらトレードオフを解消しすべての性能要件を満たす高性能なHMDの実現に必須の技術である。
■新技術の特徴
・広視野角(90°以上)で薄型(1cm以下)のヘッドマウントディスプレイを実現できる。
・広視野角に伴う視線の移動に対応できる。
・デバイス装着時の調整を省略できる。
■想定される用途
・日常利用の可能なヘッドマウントディスプレイの実現
・適応領域の広い拡張現実感作業支援システムの実現
・長時間利用可能なバーチャルリアリティシステムの実現

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特許技術2 感覚融合技術で達人の技を学ぶ!

発明の名称:動きガイド提示方法、そのシステム及び動きガイド提示装置
発明者:前田太郎、安藤英由樹、飯塚博幸、米村朋子、近藤大祐、横坂拓巳
出願人:国立研究開発法人科学技術振興機構
出願番号:特願2014-512502
特許番号:特許第5921674号


発明の名称:動き学習支援装置及び動き学習支援方法
発明者:前田太郎、安藤英由樹、飯塚博幸、小濱和貴、近藤大祐
出願人:国立研究開発法人科学技術振興機構
出願番号:特願2015-554412
特許番号:特許第6162259号



研究室URL:http://www-hiel.ist.osaka-u.ac.jp


■新技術の概要
ICT技術と感覚融合誘導手法を用いた、適切な教育者の介入を促す効果的な術式トレーニングシステム及び動きの支援システム開発である。具体的な応用例として、内視鏡外科手術の現場において、手術のための技術トレーニングシステムとして記録された熟練者の作業映像に、練習者の作業映像を合成させた状況で、練習者は熟練者の作業を追従してトレーニングを行うことで、スキルが伝わり、短期間で技術の習得ができるようになる。
■従来技術・競合技術との比較
一人称視点による熟練者の動きを重ね合わせることで、従来困難であった複雑な動作であってもスキルを伝達することができる。特に、適切に合成比率や画像の切り替えのタイミングを適切にコントロールすることで、引っ張られたかのような錯覚を生み、従来、独自の癖がついてしまうような作業でも、熟練者の連続的で滑らかな動きを習得できるようになる。
■新技術の特徴
・スキル伝達
・スキル学習
■想定される用途
・内視鏡外科手術,ロボット支援手術
・技術支援

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特許技術3 角膜イメージング法によるアイトラッキング・画像解析

発明の名称:注視点検出装置、注視点検出方法、個人パラメータ算出装置、個人パラメータ算出方法、プログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
発明者:中澤篤志、ニチュケクリスティアン
出願人:国立研究開発法人科学技術振興機構
出願番号:特願2013-548525
特許番号:第5467303号


研究室URL:http://www.ii.ist.i.kyoto-u.ac.jp


■新技術の概要
目の表面に反射する画像(角膜表面反射画像)を使って注視対象物を推定する。従来法と異なり、キャリブレーションが必要でない点、前方カメラが必要でない点などが特徴である。反射画像を撮影するためのカメラおよびソフトウェア・注視点を推定する手法などを特許として取得している。
■従来技術・競合技術との比較
従来のアイトラッキングでは赤外光などが必要であったが、本技術ではそれが不要である。また、目の映像のみから何を見ているかを推定できるため、周りの人への負担感が減少する。
■新技術の特徴
・角膜表面反射を使った注視点推定技術
・角膜表面反射とシーン画像の位置合わせ技術
・角膜表面反射からのシーンの超解像技術
■想定される用途
・インタフェース
・ゲームデバイス
・プライバシー

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特許技術4 高強度光にも適用可能な位相・偏光の分布を自由に変換する透過型液晶空間フィルタ

発明の名称:偏光制御装置および偏光制御方法
発明者:吉木啓介、 橋本守
出願人:公立大学法人兵庫県立大学
出願番号:特願2016-230675
公開番号:特開2018-087885


研究室URL:http://www.eng.u-hyogo.ac.jp/outline/faculty/yoshiki/yoshiki/index.html


■新技術の概要
複屈折型液晶セルを3枚重ねることにより、電圧制御だけでジョーンズベクトルで記述できる全ての偏光・位相をエンコード出来る液晶空間フィルタを開発した。透過型であるため、新規/既設を問わず、あらゆる光学機器の光路中に挿入して使用できる。個別生産から大量生産まで対応可能であり、共同研究や、成果有体物としての素子供給も可能である。
■従来技術・競合技術との比較
反射型のLCOSと異なり、透過型の本素子は導入・メンテナンスが容易である。また、高強度光照射下でも水冷等の強制冷却が不要である。また、透過型の類似製品はラジアル偏光等の代表的な軸対称ビームに特化した製品であるのに対し、本素子はほぼ無限の自由度の特殊偏光を作り出すことができる。UV、可視、近赤外の波長に対応し、100 Wの高強度レーザーでも使用可能である。
■新技術の特徴
・偏光の偏光方向,楕円率,位相を自由に変更可能
・100 W以上の高出力レーザーにも使用可能
・波長可変に対応した透過型液晶
■想定される用途
・光計測(顕微鏡、カメラシステム、LIDAR)
・光加工(レーザープロセッシング)
・光操作(光ピンセット、荷電粒子加速)

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特許技術5 注入同期マグネトロンを用いたマイクロ波通信装置

発明の名称:マイクロ波送信装置
発明者:楊波、三谷友彦、篠原真毅
出願人:国立大学法人京都大学
出願番号:特願2017-205001


研究室URL:http://space.rish.kyoto-u.ac.jp/shinohara-lab/index.php


■新技術の概要
低コストでかつ高速の情報送信が可能な、マグネトロンを用いたマイクロ波増幅送信装置の発明である。周波数変調手段によって音声データや画像データなどの情報を載せた電磁波をマグネトロンに注入同期し、情報を載せた電磁波をマグネトロンの発振する電磁波に引き込んで、情報を載せたマイクロ波の強度をさらに増幅することができる。
■従来技術・競合技術との比較
従来のマグネトロンはマイクロ波加熱分野とレーダー分野に応用されている。従来のマイクロ波送信装置は半導体増幅器や進行波管などで構成されているが、本発明ではそれらの代わりにマグネトロンを用いることにより、低コスト、高出力のマイクロ波送信装置が実現できる。小型、高出力、低価格が特徴で、ラジオ、テレビの放送、衛星通信、ワイヤレステレビなどへの応用が期待できる。
■新技術の特徴
・低コストで百W級マイクロ波送信可能
・軽量、小型化が可能
・装置の構造がシンプルで、量産しやすい
■想定される用途
・遠距離情報通信
・ワイヤレステレビ、ワイヤレスディスプレイ
・ラジオ、テレビ放送

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特許技術6 ビーム方向が周波数に依存しない漏れ波ビーム走査アンテナ

発明の名称:伝送線路マイクロ波装置
発明者:上田 哲也
出願人:国立研究開発法人科学技術振興機構
出願番号:特願2009-503994
公開番号:WO2008/111460
特許番号:特許第5234667号


発明の名称:非可逆伝送線路装置
発明者:上田 哲也、岸本 紘幸
出願人:国立研究開発法人科学技術振興機構
出願番号:特願2013-501149
公開番号:WO2012/115245
特許番号:特許第5877193号


発明の名称:漏れ波アンテナ装置
発明者:上田 哲也、堀川 健、岸本 紘幸、山本 慎太郎
出願人:国立研究開発法人科学技術振興機構
出願番号:特願2011-528706
公開番号:WO2011/024575
特許番号:特許第5655256号


発明の名称:マイクロ波共振器
発明者:上田 哲也、拜田 剛輝、山本 慎太郎
出願人:国立研究開発法人科学技術振興機構
出願番号:特願2012-526551
公開番号:WO2012/014984
特許番号:特許第5747418号


発明の名称:非相反伝送線路装置
発明者:上田 哲也、ポロフニュク アンドレイ、大堂 達也
出願人:国立研究開発法人科学技術振興機構
出願番号:特願2015-504253
公開番号:WO2014/136621
特許番号:特許第6224073号


発明の名称:非相反伝送線路装置
発明者:上田 哲也、ポロフニュク アンドレイ
出願人:国立研究開発法人科学技術振興機構
出願番号:特願2016-505267
公開番号:WO2015/129757


研究室URL:https://www.hyokadb.jim.kit.ac.jp/profile/ja.b3ba40709f764a8b320e6d3c65e2190d.html

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■新技術の概要
漏れ波アンテナを構成する線路として、表と裏で屈折率の符号が反転する電磁人工媒質の一つである非相反メタマテリアを採用することにより、小型で高効率となるだけでなく、周波数変動によりビーム方向が変化してしまうビームスクイントを低減することができる。
■従来技術・競合技術との比較
本発明のビーム走査アンテナは、構成が単純な漏れ波アンテナの一つであるが、非相反メタマテリアルの共振構造を採用することにより、従来の漏れ波アンテナに比べて高効率で、かつ周波数変動によりビーム方向がふらつくビームスクイントの問題を解消する技術も併せ持つ。
■新技術の特徴
・ビーム走査漏れ波アンテナのビームスクイント低減技術
・小型漏れ波アンテナの高効率化
・主偏波方向、ビーム方向を独立に制御可能とする技術
■想定される用途
・マイクロ波・ミリ波帯のビーム走査アンテナ
・電波を利用したセンシング

主催

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国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)

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