【大阪市立大学「オープンラボラトリー」】都市防災教育 -地域に根ざした災害リスク学習の取り組みとICTの利活用-|イベント・セミナー申込画面|大阪産業創造館

中小企業の経営者・起業家の皆様を支援する機関。大阪産業創造館(サンソウカン)

イベントカレンダー > イベントNo.[22325]

このイベントは終了いたしました。

当ページに掲載している情報は、開催当時のものとなり、現在とは内容が異なる場合がございます。ご了承ください。

【大阪市立大学「オープンラボラトリー」】
都市防災教育 -地域に根ざした災害リスク学習の取り組みとICTの利活用-

No.22325

開催日時 2017年2月6日(月) 13:30-17:00
開催日時補足 2017年2月6日(月)13:30-17:00(※17:00-18:30 交流会)
開催場所 大阪産業創造館6F 会議室AB
定員 90名
 満席になり次第、締め切ります
料金 無料 
※交流懇親会参加の場合は2,000円必要
お支払方法 当日受付にてお支払い
※ユーザー登録1件につき1名様しか参加できません。お連れ様は別途ユーザー登録と申込が必要です。
お問合せ先 大阪産業創造館イベント・セミナー事務局
〒541-0053 大阪市中央区本町1-4-5
大阪産業創造館13階
TEL:06-6264-9911 FAX:06-6264-9899 E-MAIL:ope@sansokan.jp
受付時間:月‐金 10:00‐17:30 (祝日除く)
交通機関:大阪市営地下鉄「堺筋本町駅」下車
「中央線」1号・2号出口「堺筋線」12号出口 各徒歩約5分

もしくは

大阪市立大学新産業創生研究センター
〒558-8585大阪市住吉区杉本3-3-138
TEL: 06-6605-3550 FAX: 06-6605-2058
E-MAIL: sangaku-ocu@ado.osaka-cu.ac.jp
http://www.osaka-cu.ac.jp/ja/research
主催:大阪市立大学大学院工学研究科/大阪市立大学新産業創生研究センター/大阪産業創造館(公益財団法人大阪市都市型産業振興センター)

オープンラボラトリーとは?

産学官連携を目指す“出前”研究室
大阪市立大学大学院工学研究科は、産業界、社会との活発な交流を通して、大学における基礎研究のさらなる発展を期するとともに、有機的な「産」・「学」・「官」のパートナーシップを築き、萌芽的、挑戦的な応用研究の開拓によって、大阪市を中心とする地域に密着した新しい産業の創生と育成、都市大阪の再生に積極的な役割を果たすことをめざして、「都市・環境」、「新エネルギー」、「ナノ領域マテリアル・バイオ」、「IT活用」などの重点研究部門についての最新の研究成果、これまで培ってきた基礎研究の成果を、“出前”研究室という形で広く社会に発信します。

ページの先頭へ戻る

今回のテーマ

メインテーマ: 「大阪市立大学の「いのちを守る都市づくり」」
2015年3月1日に大阪市立大学は,全学的組織として「都市防災教育研究センター」を設立しました。第69回以降では,その取り組みについてご紹介します。


第69回テーマ:「都市防災教育」
2015年3月1日に設立された「都市防災教育研究センター(CERD)」では,東日本大震災の教訓を活かして災害死ゼロを目指した「いのちを守る都市づくり」のために,地域住民が自ら災害リスクを学習するためのツール開発、防災まち歩きや災害対応訓練プログラムの開発,防災環境改善の実践,災害時の医療,避難生活における健康管理,避難に必要な体力の増進プログラムの開発などに取り組んでいます。
第69回オープン・ラボラトリーでは,災害リスク学習のプログラムの考え方や教材,さらには,プログラムの実践とその効果について出前講義します。

ページの先頭へ戻る

プログラム

■13:30-13:35
開会挨拶・本日のテーマについて
産学官連携推進委員会委員長 大島昭彦



■13:35-13:40
「都市防災教育研究センターの取り組み -防災教育-」
工学研究科 教授 重松孝昌

都市防災教育研究センター(CERD)が取り組んでいる教育・研究活動の概要を紹介します。


■13:40-14:15
「災害リスク学習のあり方とその構成」
理学研究科 教授 三田村宗樹

災害時の自助・共助の重要性が指摘され、地域での主体的な取り組みが進められることが期待されています。地域での防災力向上にとって、その地域で生じえる自然災害や想定される被害を住民自らが認識することは、防災意識を高める第一歩でもあります。しかし,単に災害リスクを提示するだけは、マイナスイメージが強く、その後の活動につながりません。本講演では、災害リスク学習はどうあるべきか、現在行っている大阪市立大学でのコミュニティ防災教室の構成などを紹介します。


■14:15-14:20 質疑・討論  大島昭彦


■14:20-14:55
「災害リスク学習の教材開発」
創造都市研究科 准教授 吉田大介

CERDが行っている防災教育では、ICTを活用した地域の災害情報を学べる体験型の学習に力を入れています。例えば、防災まち歩きやアクティブラーニング型の災害訓練があげられます。この訓練向けに、スマートデバイス端末のカメラ表示画面上に仮想的な災害情報や施設の解説等を表示し、災害時の状況に近い体験ができるAR(拡張現実)アプリを開発しました。同様の防災教育を行う他地域でも活用されることを期待し、開発したアプリを含む教材について紹介します。

■14:55-15:00 質疑・討論  大島昭彦


■15:00-15:15 休憩(15分間)

ページの先頭へ戻る

■15:15-15:50
「コミュニティ防災教室における災害リスク学習」
生活科学研究科 講師 生田英輔

CERDでは、防災システムの社会実装の試みとして、地域住民を対象としたコミュニティ防災教室を展開しています。本教室では、災害リスク、災害対応、環境改善の3科目の教育プログラムを開発し、実践的な教育を行っています。コミュニティ防災教室において最も基盤となる災害リスク学習は、個人と地域の多様な災害脆弱性を把握し、災害対応力の向上につなげていくためのファーストステップになります。災害リスク学習の実践とそこから見える課題を紹介します。


■15:50-15:55 質疑・討論  大島昭彦


■15:55-16:30
「防災教育の効果の評価」
文学研究科 准教授 佐伯大輔

CERDでは、開発した教育プログラムの実践を通して、学習者が、災害についての知識、災害時に適切に対応するための技能、災害に備えるための環境改善についての知識・技能を習得できることを目指しています。学習の前後で、災害に関する知識や災害対応の技能を測定し、両者の結果を比較することで、教育プログラムの学習効果を評価する方法について紹介します。


■16:30-16:40 質疑・総合討論  大島昭彦


■16:40-16:50 産学官連携推進本部の活動紹介
新産業創生研究センターコーディネーター 渡辺敏郎



■16:50-17:00 総括・次回テーマについて・閉会挨拶
産学官連携推進委員会委員長 大島昭彦



■17:00-18:30 交流懇親会

最近のオープンラボラトリーの発表テーマ(開催済)

大阪市立大学大学院工学研究科「オープン・ラボラトリー」の過去の開催内容などの詳細は こちら をご覧ください。

(11)『明日を拓くロボットテクノロジー』
第25回:未踏工学分野-ミクロ・ロボティクス
第26回:ロボット用視覚システムの開発と3次元ディスプレイの実現
第27回:安全なロボットを実現する材料

(12)『より良い生活を支えるマテリアルの開拓』
第28回:環境に優しいマテリアル創製テクノロジー
第29回:エネルギーとバイオにおける次世代機能性材料
第30回:マテリアルの物性と計測の最前線

(13)『ナノ構造金属材料研究の最新報告』
第31回:ナノ構造金属材料研究の最新報告

(14)『都市環境新生に関するコア技術』
第32回:環境との調和のとれた都市内橋梁を目指して
第33回:都市環境のシミュレーションと計画

(15)『都市のライフライン(老朽下水道管路)の更生』
第34回:都市のライフライン(老朽下水道管路)の更生

(16)『医療と製薬への工学的アプローチ』
第35回:医薬を進歩させるバイオ工学
第36回:医療と製薬への工学的アプローチ

(17)『エネルギー貯蔵・変換技術の研究最前線』
-脱化石燃料社会を目指して-

第37回:インサーション材料からなる12V“非鉛系”蓄電池
第38回:燃料電池の開発および各種燃料電池を用いたマイクロ・コージェネレーションシステム

(18)『材料の"知的機能"とその応用』
第39回:環境浄化と材料
第40回:複合材料
第41回:欠陥を見つける・調べる・利用する

(19)『画像処理と表示』
第42回:画像認識と処理技術
第43回:3次元画像表示技術

(20)『大阪市立大学 複合先端研究』
第44回:大阪平野の地盤・地下水環境
第45回:地下水の浄化と有効利用
第46回:空から降ってくる光と熱を大都市・大阪にどう活かす?
第47回:海と陸から見る臨海都市・大阪の生態系評価と環境対策
第48回:Solar to Fuels(太陽光からの燃料生成)拠点形成

ページの先頭へ戻る

(21)『工学研究科 プロジェクト研究』
第49回:オキサイド・マテリアルの新展開
第50回:ヒューマンインターフェースとロボティクスによる人間機能の拡張
第51回:バイオインターフェース先端マテリアル
第52回:都市における未利用エネルギーの活用技術
第53回:水辺の環境再生と資源の有効活用のための物質の回収・追跡技術
第54回:インフラ構造物の健全度診断・長寿命化技術
第55回:自然水系の活用
第56回:人工水系の活用
第57回:複雑材料の計測と加工
第58回:スマートプロセス技術が拓く材料イノベーション
第59回:複雑熱流体を操る技術
第60回:都市問題とスマートエネルギー
第61回:医薬をめざすバイオ技術の進歩
第62回:材料化学の最先端
第63回:省エネルギーと快適性
第64回:あらためて建築物の安全性を考える
第65回:エネルギー創出への総合的な取り組み
第66回:大気圧プラズマを用いたプロティン・セルテクノロジの新展開
第67回:表面ナノ制御・接合技術が拓く材料・プロセスイノベーション
第68回:ロボットテクノロジーを応用した安全・安心な街づくりおよび移動支援システム

次回テーマ

第69-71回「オープン・ラボラトリー」メインテーマ
『大阪市立大学「いのちを守る都市づくり」』


第70回テーマ:「災害時のいのちを守る術」
2017年4月21日(金) 13:30-17:00
大阪産業創造館6F 会議室AB 定員 90名


大きな災害が発生した際には、避難生活を余儀なくされます。避難生活では、食糧や飲料、医療品・医薬品の制約などがあるために、この避難生活を送っている間に体調を崩し、生命の存続に関わるような状況に陥ることもあります。また、身近な人を伴って限られた時間で避難所に到達するためには、それなりの体力も求められます。
 第70回では、「災害時のいのちを守る術」として、災害直後の避難生活に関わる研究成果を出前します。

ページの先頭へ戻る

お客様の情報について

お申込みいただくお客様の情報は、共催の大阪市立大学と共有させていただきますので、ご了承の上、お申込みください。

ページの先頭へ戻る

注意事項

※注意事項※

    ●お申込はお一人様につき一件のみ承っています。
    お連れ様がいらっしゃる場合は別途ユーザー登録の上、お申込をお願いいたします。下記アンケート回答欄に、お連れ様の出席希望をお書きになれらましても、申込受付はいたしかねます。ご了承ください。
    ●報道関係者などの事前承認を受けた方を除き、当館が主催するセミナー・イベントの無断録音・撮影は禁止されています。
    ●お申込みいただくお客様の情報は、共催の大阪市立大学担当者及び発表者にも共有させていただきますので、ご了承の上お申込みください

キャンセルについて

  • セミナーなどお席に限りがある催事について、ご欠席される場合は必ず前日までにキャンセル処理をしていただきますようお願いいたします。

個人情報の取り扱いについて

  • 諸般の事情により、このセミナー(イベント)をやむを得ず変更又は中止する場合がありますので、あらかじめご了承ください。
  • 中止や開催方法を変更する場合は、WEBサイトへの掲示およびお申込いただいた皆さまにはメールにてご連絡いたしますので、ご確認をお願いいたします。
  • 他のお客様の迷惑になると事務局が判断した場合は、ご参加いただけない、またはご退室いただく場合があります。
  • 申込状況や会場の都合により、受入定員を変更することがあります。
  • 本イベントへの参加、出展者並びに参加者の責に帰す本イベント会場内での事故、出展事業者の説明内容・事業内容・経営状況、出展事業者の商品・技術・サービス及び出展事業者との商談・取引・契約などについて、公益財団法人大阪産業局は何ら保証等するものではなく、これら及びこれらに基づいて生じたいかなるトラブル・損害についても、一切責任を負いません。