テクニカルセミナーとは?
テクニカルセミナーシリーズは製造業と関わりの深い技術分野にスポットを当て、その技術の基礎的な内容と動向、応用事例などを解説するセミナーです。
概要
現代のめっき技術
めっきは、金属・合金の薄膜をコーティングする技術として高い信頼性と低い加工コストを併せ持っていることから広い産業分野における基盤技術になっています。では、様々な用途がある中で、材質・仕様・工程などはいかに選定されているのでしょうか?
本講義では、まず、現代のめっき技術の最前線を紹介します。
新しい動き
一方、RoHS指令に端を発する環境規制の高まりに対応する為、いわゆる鉛フリーはんだめっきが一般的になるなどの変化が起こっています。また、半導体集積回路の微細化による電子機器の小型化に対応する為、めっき配線技術が発展しています。
本講義の後半では、これらの最先端めっき技術を概観することにより、めっきの新しい用途展開について考えます。
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本セミナーのポイント
最先端技術につながる現代のめっき技術を分かりやすく解説します。
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内容
◆現代のめっき技術
・装飾めっき: めっき技術の基礎
・防食めっき(亜鉛めっき): 犠牲防食の考え方、六価クロムフリーの動き
・工業用めっき: 硬質クロムめっきと無電解ニッケルめっき
◆新しい動き
・エレクトロニクス実装とプリント基板製造におけるめっき技術:
RoHS指令への対応、鉛フリーはんだめっき、高分子基板のメタライズ、多層基板の層間接続のためのビアフィルめっき
・MEMSと半導体集積回路におけるめっき技術
・めっき類似のウェットプロセスによる機能膜創製と次世代太陽電池
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講師プロフィール
藤原 裕(ふじわら ゆたか)
大阪市立工業研究所 電子材料研究部 研究フェロー
奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学研究科 客員教授
大阪市立工業研究所において36年間めっき技術の研究に従事。
平成20年〜25年 電子材料研究部長、現在 研究フェロー、平成25年より奈良先端科学技術大学院大学 客員教授を兼務。
装飾用合金めっき、鉛フリーはんだ対応ナノ粒子複合めっき、新しい無電解めっき触媒などを開発。
大阪めっき技術高等訓練校の講師、運営委員として技術者の教育に従事。
表面技術協会関西支部 支部長(平成22〜23年)、電気鍍金研究会 会長(平成25〜現在)として、関西でのめっき技術・表面処理技術の産学官連携開発の場の醸成に従事。
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ご注意
【お客様の情報について】
お申込みいただくお客様の情報は、大阪市立工業研究所と共有させていただき、同研究所関連の催事情報をダイレクトメールでお知らせいたしますので、ご了承の上お申込み下さい。
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(お申込みはお一人ずつ必要です。1社を代表してのお申込みは、申込者のみの受付となりますのでご注意ください。超過申込み分については、ご入場頂けない事がございます。あらかじめご了承ください。)
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