【大阪市立大学「オープンラボラトリー」】バイオインターフェース先端マテリアル|イベント・セミナー申込画面|大阪産業創造館

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【大阪市立大学「オープンラボラトリー」】
バイオインターフェース先端マテリアル

No.13618

開催日時 2012年7月23日(月) 13:30-17:00
開催日時補足 2012年7月23日(月)
13:30〜17:00(※17:00〜18:30 交流会)
開催場所 大阪産業創造館6階 会議室AB
定員 90名
 満席になり次第、締め切ります
料金 無料 
※交流懇親会参加の場合は2,000円必要
お支払方法 当日受付にてお支払い
お問合せ先 大阪産業創造館イベント・セミナー事務局
〒541-0053 大阪市中央区本町1-4-5
大阪産業創造館13階
TEL: 06-6264-9911 FAX: 06-6264-9899 E-MAIL: ope@sansokan.jp
受付時間:月〜金 10:00〜18:00 (祝日除く)

もしくは

大阪市立大学新産業創生研究センター
〒558-8585大阪市住吉区杉本3-3-138(インキュベータ内)
TEL: 06-6605-3468 FAX: 06-6605-3552
E-MAIL: sangaku-ocu@ado.osaka-cu.ac.jp
http://www.osaka-cu.ac.jp/cooperation/rcii/

オープンラボラトリー
概要

産学官連携を目指す“出前”研究室

大阪市立大学大学院工学研究科は、産業界、社会との活発な交流を通して、大学における基礎研究のさらなる発展を期するとともに、有機的な「産」・「学」・「官」のパートナーシップを築き、萌芽的、挑戦的な応用研究の開拓によって、大阪市を中心とする地域に密着した新しい産業の創生と育成、都市大阪の再生に積極的な役割を果たすことをめざして、「都市・環境」、「新エネルギー」、「ナノ領域マテリアル・バイオ」、「IT活用」などの重点研究部門についての最新の研究成果、これまで培ってきた基礎研究の成果を、“出前”研究室という形で広く社会に発信します。

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テーマ

メインテーマ
『工学研究科 プロジェクト研究』

2010年5月に大阪市立大学大学院工学研究科では4専攻を横断する6つのプロジェクト研究が立ち上がりました。第49回以降のオープンラボラトリーでは、この工学研究科の新しい6つのプロジェクト研究の内容を順次ご紹介します。

第51回テーマ:
「バイオインターフェース先端マテリアル」

環境や社会の大きな変化に伴い、現代人は様々な病気に直面しています。また、国民の1/4が高齢者という超高齢化社会に於いて、老化に伴う多様な症状に対応することも、世界に先駆けて高齢化社会に入った我が国の国際的な責務と言えましょう。工学研究科では、細胞、分子レベルでの生体機能に関わる材料研究を踏まえ、新規プロジェクト「バイオインターフェース先端マテリアル」を立ち上げ、医学研究科と連携し、最先端の研究を行っています。脳外科用新規止血剤、酵母細胞による免疫作用の解明、抗体酵素複合体の開発などの多くの成果を挙げています。またガン治療剤、薬剤徐放システム、骨治療剤や、大阪に多い肝疾患などへの対応についても検討しています。第51回では、その中から本学の医工連携による代表的な3つの研究成果について紹介いたします。

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発表内容

■13:30〜13:40
開会挨拶
産学官連携推進委員会委員長 大島昭彦


本日のテーマについて
機械物理系専攻教授 横川善之


■13:40〜14:25
『メディカルマテリアルとしてのβ-1,3-グルカン』
化学生物系専攻教授 長崎 健

β-1、3-グルカンは免疫賦活作用をはじめ多くの生理活性を有し、免疫担当細胞の細胞膜に発現しているdectin-1に特異的に結合します。また、三重螺旋超分子構造を形成し、螺旋内部の疎水性空孔に種々の難水溶性化合物を包接することが可能な天然高分子です。ここでは、薬剤候補となりうる難水溶性有用物質(抗がん剤・免疫抑制剤・光増感剤など)に対する簡便かつ効率的な水溶性製剤化について、また、免疫細胞を標的とするDDSへの応用などβ-1、3-グルカンのメディカルマテリアルとしての有用性について紹介します。


■14:25〜14:35   質疑・討論            大島昭彦

■14:35〜14:45 休憩(10分間)

■14:45〜15:30
『健康素材としての酵母の新たな活用法』
化学生物系専攻教授 東 雅之

紀元前4000年頃にはパンやビールを通じて人と酵母の関わりが始まっていた。現在もなお「細胞」を理解する為に酵母は最先端分野で活躍している。ここでは、酵母の細胞表層と免疫活性に関する話題を提供する。我々は、酵母を健康素材として活用するために、各種遺伝子欠損酵母を用いて、強い免疫賦活力を持つ酵母の開発を進めている。発表では、免疫担当細胞であるマクロファージの活性化と酵母の細胞表層構造の関係について検討した最近の成果を紹介する。


■15:30〜15:40  質疑・討論             大島昭彦

■15:40〜15:50 休憩(10分間)

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■15:50〜16:35
『高性能化siRNA/microRNAの開発』
化学生物系専攻准教授 立花 亮

特定のタンパク質の翻訳を特異的に抑制することができるsiRNA/microRNAは次世代の核酸医薬品として注目されている。我々は21塩基長程度の二本鎖RNAであるsiRNA/microRNAの構造を変化させることによって、従来型より高い活性のsiRNA/microRNAを開発した。さらに、RNA/DNAのヘテロ二本鎖でも二本鎖RNAの従来型に匹敵する活性を付与することができた。これら一連の研究を紹介し、安定で、安価に作製できるsiRNA/microRNAを提案する。


■16:35〜16:45   質疑・総合討論          大島昭彦

■16:45〜16:55 
産学連携推進本部の活動紹介
新産業創生研究センターコーディネーター 渡辺敏郎


■16:55〜17:00
総括・次回テーマについて・閉会挨拶
産学官連携推進委員会委員長 大島昭彦


■17:00〜18:30
交流懇親会

過去のオープンラボ
ラトリーのテーマ

大阪市立大学大学院工学研究科「オープン・ラボラトリー」の過去の開催内容などの詳細は こちら をご覧ください。


【最近のオープンラボラトリーの発表テーマ(開催済)】

(11)『明日を拓くロボットテクノロジー』
第25回:未踏工学分野-ミクロ・ロボティクス
第26回:ロボット用視覚システムの開発と3次元ディスプレイの実現
第27回:安全なロボットを実現する材料

(12)『より良い生活を支えるマテリアルの開拓』
第28回:環境に優しいマテリアル創製テクノロジー
第29回:エネルギーとバイオにおける次世代機能性材料
第30回:マテリアルの物性と計測の最前線

(13)『ナノ構造金属材料研究の最新報告』
第31回:ナノ構造金属材料研究の最新報告

(14)『都市環境新生に関するコア技術』
第32回:環境との調和のとれた都市内橋梁を目指して
第33回:都市環境のシミュレーションと計画

(15)『都市のライフライン(老朽下水道管路)の更生』
第34回:都市のライフライン(老朽下水道管路)の更生

(16)『医療と製薬への工学的アプローチ』
第35回:医薬を進歩させるバイオ工学
第36回:医療と製薬への工学的アプローチ

(17)『エネルギー貯蔵・変換技術の研究最前線』
-脱化石燃料社会を目指して-

第37回:インサーション材料からなる12V“非鉛系”蓄電池
第38回:燃料電池の開発および各種燃料電池を用いたマイクロ・コージェネレーションシステム

(18)『材料の"知的機能"とその応用』
第39回:環境浄化と材料
第40回:複合材料
第41回:欠陥を見つける・調べる・利用する

(19)『画像処理と表示』
第42回:画像認識と処理技術
第43回:3次元画像表示技術

(20)『大阪市立大学 複合先端研究』
第44回:大阪平野の地盤・地下水環境
第45回:地下水の浄化と有効利用
第46回:空から降ってくる光と熱を大都市・大阪にどう活かす?
第47回:海と陸から見る臨海都市・大阪の生態系評価と環境対策
第48回:Solar to Fuels(太陽光からの燃料生成)拠点形成

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(21)『工学研究科 プロジェクト研究』
第49回:オキサイド・マテリアルの新展開
第50回:ヒューマンインターフェースとロボティクスによる人間機能の拡張
第49〜54回「オープン・ラボラトリー」メインテーマ『工学研究科プロジェクト研究』

第52回テーマ:「都市における未利用エネルギーの活用技術」

2012年11月13日(火) 13:30〜17:00
大阪産業創造館6階 会議室A・B 定員 90名

大量の化石燃料の使用によって引き起こされる地球温暖化を抑制して、持続可能な低炭素社会に移行するために、温室効果ガスの排出量を抑制することが強く求められています。また、昨年の東日本大震災により、日本では原子力発電所に頼ることが困難な状況となったことから、バイオマスなどの再生可能エネルギーや下水熱などの未利用エネルギーの有効活用がますます期待されています。工学研究科では、ごみ焼却で得られる熱エネルギーの有効活用や、下水や木材などのバイオマスからの再生可能エネルギー創出技術、ごみ処理と下水処理の連携によるエネルギーの有効利用、下水管路における熱利用などについて研究を進めています。第52回では、その中から代表的な4つの研究成果について紹介いたします。

注意事項

※注意事項※

    ●お申込はお一人様につき一件のみ承っています。
    お連れ様がいらっしゃる場合は別途ユーザー登録の上、お申込をお願いいたします。下記アンケート回答欄に、お連れ様の出席希望をお書きになれらましても、申込受付はいたしかねます。ご了承ください。
    ●報道関係者などの事前承認を受けた方を除き、当館が主催するセミナー・イベントの無断録音・撮影は禁止されています。
    ●お申込みいただくお客様の情報は、共催の大阪市立大学担当者及び発表者にも共有させていただきますので、ご了承の上お申込みください

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