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経営相談室 利用者の声

起業プログラム&デスク「立志庵」利用者インタビュー

フードビジネス&デザイン 旬芸 http://shungei.com/shungei/
代表・フードデザインプロデューサー 衣巻 茂子氏(平成20年度4期生)

「料理人の思いだけでは対応しきれない部分をフォローしたいです」。
会社DATA 創業/2009年7月 資本金/150万円


料理をより美味しく魅惑的に演出する将来は「食育」にも貢献していきたい
習い事として始めたテーブルコーディネートは、講師が務められるほどになっていた。その腕を買われ、料理の広告撮影に立ち会ったときのこと。カメラマンが、写真の見映えを良くするために、料理にかかるソースの変更を要求すると、料理人が「そんな料理はない」と突っぱねる…という場面があった。「私が間に入れば、双方を納得させられる提案ができるのに」と思ったことが今のビジネスの原点となっている。その後、勤めていた会社の閉鎖を機に起業への思いが強まり、起業プログラム&デスク「立志庵」を利用。「財務・会計などの基本知識を学ぶことができ、同じ志を持った仲間ができました」と語る。将来は食育活動にも貢献していきたいと意欲的だ。

■創業までの道
1993年/テーブルコーディネートを学ぶ
会社に勤めながら、カルチャースクールなどで講師を務めるまでに。
2001年10月/SOHOを始める
デザイン会社でデザイナーをしながら、自宅でもさまざまな業種の広告、販促の仕事を始める。
2008年5月/勤めていた本業のデザイン会社が閉鎖
本業とSOHOの二足のわらじ生活を終えて、心機一転、起業を志す。
2009年1月/起業プログラム&デスク「立志庵」に入居
起業までの活動拠点としてスペースを利用できるだけでなく、起業のアドバイス、勉強会、ワークショップなどのサポートを受け、儲ける体制・知識を学ぶ。
2009年7月/「フードビジネス&デザイン 旬芸」創業
前職の経験や、フードコーディネートの知識を武器に、販促やデザイン、栄養管理などのサービスを手がける。

広告宣伝費 25万円
現在の顧客は、紹介やリピートが多いため、広告宣伝は行っていない。ホームページへ掲載する料理写真の撮影費のみ。
資金調達 開業資金/150万円
開業にあたって用意した資金150万円のほとんどが運転資金。すべて自己資金で、融資は受けていない。設備投資などに、大きな資金はかけなかった。
家賃 4万9000円/月
ほかに礼金が10万円。オフィスの条件は、第一に大阪市内であること。そして、来客が訪れやすい環境のオフィスビルを求め、北区・中央区を自ら歩いて探した。
設備費 0円
パソコンや家具などは、全てSOHO時代から使っていたものか、知人らから譲り受けたもの。食器などの備品は、将来的には揃えていきたいが、現在はレンタルで。

ご不明な点がありましたら、お電話・メールにてお気軽にお問い合せくださいませ。

〒541-0053 大阪市中央区本町1-4-5 大阪産業創造館2F TEL:06-6264-9820

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