「中期経営計画作成」のためにコンサル出前一丁パックを利用 長く続いた事業でも時代の流れとともに経営の変革が必要になります。こちらの会社は、事業承継を機に、全く新しい分野にチャレンジされました。そのため、社内の方向性を一つにするための「中期経営計画」の作成に取り組まれ、オーダーメイドのコンサル出前一丁を利用されました。 コンサル出前一丁を頼んだ経緯 当社は1970年代から続いている印刷会社ですが、多くの同業者と同様、需要の低迷に直面していました。そこで2004年にWEB上で簡易印刷の注文を受ける「挨拶状ドットコム」をスタートさせたところ、大変な好評をいただき、業務システム構築や人員の増加をするまでになりました。 それまでも社内をまとめるための経営理念づくりなどは行っていたのですが、さらに事業を発展させるためには「中期経営計画」の作成が必要であると感じていました。 産創館の事業やイベントには何回か参加していたのですが、スタッフコンサルタントの方に相談すると、コンサル出前一丁という制度を紹介してくれました。 コンサルタントを選ぶ基準 ホームページに記載されている得意分野や経歴をじっくりと読ませていただき、わが社に合いそうな先生に決めました。 三者面談をして感じたこと 私は計画とは単に「数値計画」のことだと考えていたのですが、初回の三者面談(相談者・コンサルタント・経営相談室のスタッフコンサルタント三者での打ち合わせ)の際に、コンサルタントの方から、計画を立てるためには、人、モノ、金、すべての体系と考え方をまとめることが必要だと教えられました。まさに目から鱗です。 この先生に頼んでよかったなと思いました。 コンサル出前一丁の実施 申し込んだのは、オーダーメイドのコンサル出前一丁です。会社全体のことなので、どれぐらい時間がかかるか分からなかったのですが、コンサルタントの方にはなるべく短期間にしていただけるようにお願いしました。 会社に来ていただいてお話を伺い、次回までに取り組む課題をいただくというスタイルです。宿題がいっぱいあって大変でしたよ(笑) でも、コンサルタントの方が取り組んだことをビジュアルにうまくまとめていただけるので、計画づくりが進んでいるという実感を持つことができました。 6回(3ヶ月程度)で終了しました。 コンサル出前一丁終了後の成果 経営理念と事業計画の双方を明確にすることができました。 私自身、経営で迷うことがなくなり、指針に従って社員に指導をすることができるようになりました。 従業員も自分の役割というものを意識して、自分で考えて行動することができるようになったと思います。 これからコンサル出前一丁を利用する方へのアドバイス とにかく利用してみることです。 大阪市の補助で、このようなサービスが受けられることを感謝しております。 当社も、まだまだ課題がありますので、これからもコンサル出前一丁を利用させていただきたいと思います。 株式会社 にっこう社 http://www.aisatsujo.com/ 代表取締役 徳丸博之 WEB上で簡単に挨拶状や年賀状の印刷が申し込むことができる「挨拶状ドットコム」を運営。デザインや用紙の選定も自在に行うことがきできると好評。印刷の注文から投函までを一気通貫で行うサービスも好評で、ますますの発展が見込まれる。 |