今までいただいたご質問の中で多かった質問とその回答例です。
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飲食店を経営していますが、今はまだQSCがありません。どのようにすればQSCの取り組みがスタート出来ますか?
ミーティングして、QSC項目をリストアップしてみましょう。
QSCとは、Q:クオリティー(品質)、S:サービス(サービス)、C:クリンリネス(清潔さ)という意味です。特に飲食店に於いては重要なキーワードです。QSCは、飲食店以外に於いても、お客様に商品・サービスを提供する事業に於いては、大切なポイントです。
Q:クオリティーとは、品質の高い素材を使い、一定の調理法で調理した商品を提供するという事です。常に安定した品質の料理を提供する事がポイントです。
S:サービスとは、お客様のご来店から、お帰りまでの時間を快適に過ごして頂ける為の「気遣い」や「おもてなし」を提供するというものです。
C:クリンリネスとは、調理の衛生状態はもちろんの事、店舗内外の清潔感、スタッフの清潔感を常に維持できている状態の事をいいます。
すべてお客様の満足度につながるモノですね。QSCは自店舗のレベルにあった取り組みからスタートしてゆく事が大切です。出来ない目標を掲げて取り組んでも意味がありません。現状の店舗レベルに合わせて取り組み内容をレベルアップしてゆく事が大切なのです。
まず、現状でできる取り組みを店舗ミーティングで各10項目リストアップしましょう。そしてその中から重要と思われる各5項目に絞り込みます。項目例としては、クオリティーなら、「アツアツの料理を提供する為に、お皿も一定の温度で温めて提供する。」サービスなら、「お帰りの際は、店舗の外までお見送りする。」クレンリネスなら、「トイレの清掃担当を日替わりにして、相互チェックする。」などです。
大切なのは出来る事から始めて、レベルアップしてゆくという事です。QSCの達成度合いは、店舗側のスタッフの自己評価とお客様によるアンケート評価等を実施して把握して下さい。QSCは今日から始めて、即効果が出ます。早速取り組んで店舗のレベルアップをしてください。頑張って下さい。