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ハローワークや求人媒体、職種等で強い・弱いの傾向はありますか

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  • ハローワークや求人媒体、職種等で強い・弱いの傾向はありますか

    求人を出そうと考えています。CMなどを見ていると求人サイトや求人サービスが多すぎて、どこがいいのか迷ってしまいます。なにか傾向や特徴はありますか?どんなところに注意しておけばよいですか?

    「自社の基準」で最適な選定を。そして、もう一つ大切なことも。


    「どんな媒体に求人広告を出せば効果(応募)があるか?」
    求人・採用のご相談でよくお寄せ頂くご質問です。

    厚生労働省ホームページに、その傾向を読み解くデータが公表されています。
    「ハローワーク・民間職業事業者・求人メディア」の3区分
    「職種別求人数」上位10職種(2018年度)は以下の通りです




    【図表出典】厚生労働省 労働市場における雇用仲介の在り方に関する研究会
    「第1回 (資料4)労働市場における雇用仲介の現状について」

    各々の上位職種を比較してみると
    ■介護サービスの職業
     職業紹介機能を有するハローワークや民間職業紹介事業者が中心
    ■販売・飲食・接客の職業、一般事務の職業
     コストの高い民間職業紹介よりもハローワークや求人メディアが多い
    ■医療・社会福祉・技術者などの専門的職業
     相対的に民間職業紹介事業者での求人が多い
    など媒体毎の特性や、求人を出す企業側の事情も垣間見える結果となっています。

    ご存知の通り、ハローワークを除く求人媒体は"原則有料"。
    昨今は多様化・細分化が進みカオスな状況にあります。

    ・どの業界・職種に強いか
    ・料金体系やコストパフォーマンスはどうか
    ・自社にフィットしたサービスの内容か
    など、事前に「自社の選定基準」を設けてリサーチ・比較し
    「最適な媒体」を選定しておきたいところです。

    そして、媒体の選定以上に大切なことは「掲載求人の内容」です。
    他社求人との競合が不可避の求人募集では、どんなに最適な媒体を選んだとしても、
    「他社求人でも多用している陳腐な求人コピー」では、その広告効果は見込めません。

    「自社が求める人材に、どんな情報を伝えれば、応募という行動を起こすか」
    その本質は、広告・マーケティングのそれとなんら変わるところはありません。

    「求人とは、集客。求人票も、広告。」です。
    求人票も求人情報も書き方次第でその印象はガラリと変わります。
    媒体の選定以上に、しっかりと吟味してみてください。

回答した専門家
人事、組織

野間 信行

今や人材確保は、経営の最重要課題。「求人から相談できる社労士」が御社の採用活...

■お金をかけて募集しても・・ ■どこに求人をだせば・・ ■なにをどうアピールすれば・・
「求人とは集客、求人票も広告」です。「どこに出すか?」よりも「だれに・なにを・どう伝えるか?」
”応募がある求人”その考え方の本質は、広告・広報のそれとなんら変わるところはありません。
2012年開業以来、求人票一筋。求人票診断から具体的な書き方の助言まで。
”求人票コピーライター”が全方位でサ...

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