創業後、まず取り組みたいＭＥＯ対策

ＭＥＯのために、まずはビジネスオーナー登録を行いましょう。

　ＭＥＯとはMap Engine Optimizationの略で、主にスマートフォンの地図アプリで検索の上位表示されるための様々な取組み・対策のことをいいます。一般消費者向けの店舗型ビジネスでは、自店の周知と誘客において重要性が高まっています。
　スマートフォンの地図アプリで、例えば、「ラーメン」、「美容室」など行きたいサービスを検索すると、自分のいる場所の近くにある店舗がスポットとして表示されます。また、店舗リストも表示され各店舗の情報が一覧表示されます。ここに自店の情報が表示されて、写真や雰囲気などお店の魅力を伝えることが出来れば、新規客の獲得に繋がることはいうまでもありません。
　店舗情報の表示や検索結果を上位にするためのＭＥＯの基本を説明します。

①検索サイトでのビジネス登録や口コミ情報サイトへの登録
　地図情報サイトでの自社の情報登録を行います。必要な情報は、店舗名、住所、電話番号、業種です。同様にグルメ情報サイトや口コミ情報サイトなどにも自社の情報を登録します。複数の情報サイトでの登録を行うことがインターネット上での情報の価値、優位性を高めます。

②情報の整備、写真掲載、口コミへの対応
　各サイトの基本情報を登録した後は、サービスやメニューの写真、詳しい営業時間など、情報の整備を定期的に行います。
　サイトに寄せられた口コミへの返信を丁寧に行うこともMEO対策になります。来店のお礼やクレームへの対応など、真摯に対応することで顧客との関係性強化につながることに加えて、交流がたくさん行われていることがMEOの検索順位を上げる効果があります。

③WEB上の知名度向上
　通常のSEO対策と同様に、WEB上での知名度を向上させることがMEOでの検索順位に影響します。自社ホームページやSNSの充実やリンク、更新や閲覧数など、地道なWEB上の対策を行うことが、地図アプリでの最適化に繋がります。